くるくるおにぎり日記

日本で唯一市販された
ロータリーエンジン搭載オートバイ
スズキRE5!
走っていじって楽しみま~す!

古民家 RE5再生プロジェクト 引き渡し可能に

2024-04-14 00:08:10 | スズキ RE5 
前回、予備キャブで始動に至ったのでここはオリジナルキャブを再度清掃して取り付けます
エンジンは掛かったものの、冷却水が回ってないんちゃう疑惑が ( ゚Д゚; )タラー
下側のホース(帰り)がなかなか温かくならない


エンジンは無事に始動




冷却水を抜きます
ラジエターの下側のドレンプラグ(樹脂製)とエンジン(ハウジング)下側のドレンプラグを外せば
勢い良く辺りに冷却水が巻き散らかします




冷却水ポンプカバーを外すとサーモスタットが取り付けてあるので取り外し
空缶などを利用してお湯を入れ動作チェックをします
結果は問題なし
たまに水温センサー横のバイパス水路が詰まってしまう事があります
こまめにチェックしなければ重大な案件に繋がってしまいます


取り付けは上下に注意が必要で、小さな穴が空いている方が上になります




エンジンも安定してきたので、エアクリーナー周辺部品を組み付けてゆきます
ただ、アイドリングが高めなので(調整しきれない)ひょっとすると二次エアーを吸いこんでいるかもしれない
次回はそのあたりを詰めなきゃ

翌週




古民家に向かう前にインテークのガスケットを切り出しておきました




キャブとインテークマニフォールドの間にはいる樹脂マニフォールド
打ち傷が目立つので耐水ペーパーをガラス板に貼りつけて研磨しましたが
深い傷は取りきれない σ(-ε-` )ウーン
まっ、繋がる傷ではないのでこのまま使います


冷却水リザーバータンクに繋がるホースから漏れがあったので汎用のホースで代用


タンクを取り付けて




くすんだメッキ部も磨くと見違えるよう ☆彡

翌月


オイル消費量のチェックをしています
計測できるスポイトにポンプへ繋がるホースを取り付けます
アイドリングは2,000回転、オイルポンプは全開で6分間に5~5.5cc消費していれば c(^∀^*)ォヶ




オリジナルキャブレターに問題が見つかったのは、予備のキャブレターと見比べている時
PA(パイロットスクリュー)の突き出しが変だと
明らかに開き過ぎで混合比は濃くなっている
マニュアルには、個体ごとに工場出荷時に適正に調整がしてあるので触るなと書いている
触ってしまうと莫大な時間と労力を消費するとさえ書いている (。ノω<。)ァチャ-ー
ちなみに我家の2台のREはほぼ同じ開きになっていたので、古民家REも同じように調整した
点火時期は、前期型で上死点後10°、後期型で上死点前5°
古民家REは後期型REの点火時期より更に早めにして調子が良いので
オーナーには都度報告しておく


調べ物はパソコンデータでサクサクと


3月も中旬を過ぎたのに吹雪ですよ

翌月

桜が満開の中、最終の作業
まずはエンジン始動の確認、チョークを引かずに2~3回クランキングさせ
チョークを引きセル2回目で始動!アイドリングも安定しているが少しガスが濃い感じ
気候の変化かもしれない(前回よか20℃近い差がある)
少し開き気味のPSを他車REと同じ開きにすると良い感じ
で今回は点かないニュートラルランプとギヤポジション表示の修理


スプロケの下にアナログなスイッチがあるんだけどオイルヘドロで大変な事に ∑(゚◇゚; )ゲゲッ


パーツクリーナーで掃除すると配線が見えてきたけど、+線がハンダ部分で千切れてたので(短絡)
ハンダ付けで修復
更に、ばらして各ギヤポジションの接点も研磨しておきます
以前、メインスイッチの接点不良でスーッと止まった時にメチャ焦った
で、2速が表示されないけど走っている内に復活するかも  知らんけど (*ノ∀`*)エヘッ

古民家 RE5再生プロジェクト

DUCATI 350VENTO オイルポンプ復活

2024-04-02 22:44:32 | DUCATI VENTO 350
社外品のオイルポンプAssyの道が断たれ、さてどうしようか eBayではいくつか出物があるものの
日本へ輸送できるか微妙らしく画像を見てもまったく同一なのは一点だけでしかも高価 (´ε`; )ウーン
ちょっと冒険するには二の足を踏んでしまう
仕方ない、自分で修理する事にする


で、出来上がったのがこれ
折れた部分はtig溶接と旋盤、フライス盤で仕上げは油砥石で
ギヤ部分と接合させ、スプリングピンで留めています(色々と手は入れました)




ケースに組み込んだらピッタシ 
動きに違和感もなし、これで何とかなるだろう




ついでにドレンプラグが傷んでいたので汎用のボルトを買って加工しました


進角ガバナーとギヤが固着していたのは案外すんなりと外れました
コツは大きめのマイナスドライバーでガバナーのカム部分にあてがいてこの原理でポロっといきます






ケースのガスケットは外す時にブチブチに千切れていたので自作です
ケースに両面テープを所々に貼り、A4コピー紙を貼りつけ鉛筆でなぞれば原本の完成
後はコピーしてガスケット紙にペーパーボンドで貼りつけて切り抜けば完成
切り抜きにはクラフトナイフ使ってます
ちなみにボルト穴はポンチで抜けば仕上がりが綺麗ですが、今回はナイフで切り抜きました


ギヤのマーク(ポンチ)を合わせ


ガスケットを取り付け


オイルポンプシャフトがギヤの切り込みに合うようにしてから嵌めこみます


ギヤのポンチと進角ガバナーの位置関係を覚えておけばすんなり取り付けられます


ポイントを付ければ、後はオイルを入れ始動に漕ぎつけられます
ところが、キックをすれど爆発の兆候が全然ない あれ?(・ω・)
ポイントギャップの調整や、まさかの進角ガバナーを180°逆に取り付けたのかと色々とやるが改善せず
火花は飛んでいるんだけどね~

ふと、ケースを取り外した時の事を思い出した
確か、中間ギヤも一緒に抜けたよなぁ
直ぐに戻したけど、ひょっとしてタイミングがずれているのか (;´・ω・)
オイル抜きました、カバーも外しました すると


あっ!やはり合ってない | 柱 |ヽ(-´ω`-。)反省


はい、今度はしっかり合わせました (。・ω・)ノ '`ィ
再びケースを取り付け、進角ガバナーを取り付け、ポイントは色々触ったので
分解前のポイントの画像を参考に合わせ直してオイルを注入
いよいよ緊張のエンジン始動 空キックを2回してからキーON
一発でエンジン始動しました ヤタ───ヽ(・∀・)ノ───!!
肝心のオイル潤滑は

DUCATI 350VENTO オイルポンプ復活


勢い良くオイルが循環してます (。・∀・。)ホッ-3
オイルプレッシャーランプも消灯してます
修理したギヤシャフトも仕事をしているようですが、耐久性はまだまだ未知数ですので
暫くは近場で様子を見る事にします
ベベルカバーを付け直し、片づけをしてから近所を流しましたが調子は上々でした

DUCATI 350VENTO オイルポンプ逝ってしまう

2024-04-01 22:50:50 | DUCATI VENTO 350
1月末の冬にしては暖かい昼下がり、ドカティをガレージから引っ張り出し走り出した
国産車に比べハイギヤードで粗さもあり良い意味でシングルらしさのあるドカの350!
さて、いつもの道の駅に向かおうと交差点を過ぎたところで異音と共に停止したスペイン娘 (。ノω<。)ァチャ-ー
何度か目のキックで息を吹き返したものの何か変 σ(-ε-` )ウーン
オイルプレッシャーランプが点きっぱなしやん あれ?(・ω・)
ガレージに戻り、オイルを足してみるもののランプは消えず




車体を傾けないと規定量のオイルを入れる事が出来ない


オイル注入口、口いっぱい並々に入れても規定量に少し届かずなんだな

センサーかとチェックするも問題なし
カバー類を外し潤滑具合を確認すると油膜は残っている
で、オイルの流れを確認できるように少々工作してエンジンを始動してみると


うん、オイルは流れてないね
もちろん始動させる前にベベルギヤ、カムシャフト、バルブ周りにオイルを注していたのは言うまでも無い
異音からひと月半が過ぎてばらしました


ヘインズのマニュアルも手に入れておきました




さて、取り掛かります
オイルは入れ替えたばかりだけど、抜いて新しく入れ直す事にします
オイルフィルター(ストレーナーかな)を抜いたところ、ガスケット片が流れ出てきました


ポイントの画像を何気に撮っていたのだけどこれが後々大いに役立つのでした

カバーはプラハンでコツコツ注意深く衝撃を加え外します すると




オイルポンプギヤシャフトが折れていました (´ε`; )ウーン




シャフトが折れた原因は、ギヤに噛み込まれた小さな金属片でした
ロックして折れたようです


進角ガバナーとギヤが固着していたのでポイントギヤが抜けてしまっていますが
これが悩みの種と後日なるのでした


マニュアルのオイルポンプの説明


ネットで見つけたドカシングルのオイルポンプAssy
だけど、さんざん個人情報(ドカの)要求されて、帰ってきた返事が「売り切れていましたすいません」って
なんだかね~
後日、サイトからドカのページ無くなっていました

さて、当てにしていただけに困ったなぁ (´・ω・`)ショボーン