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斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

「政治家の定年制」から

2013-01-15 23:48:58 | 議会・議員
資料を整理しているとちょうど3年前の2010年2月28日付
道新の切り抜きが出てきました。

「夏の参院選に向け・・・比例代表候補に70歳定年制を適用
・・・高齢社会を迎え、定年制で新陳代謝を促すべきか、
お年寄りの声を代弁できる代表が必要か。」

作家で精神科医のなだ いなださん80歳と明治学院大副学長の
川上 和久さん、52歳、お二人のサンデー討論に注目しました。
なだ いなださん 「年齢より人格で評価を」
川上 和久さん  「若手の登用で国に活力」
記事を読み直してなだいなださんの意見に共感します。

「人間の年齢は暦だけではなく精神の年齢、身体の年齢があります。
人格的価値は、経験と知識を増やすことで大きくなる面があります。
政治家の評価は・・・何を成し遂げたか。73歳で西ドイツ初代首相
になったアデナウアー氏、日本では・・・尾崎行雄氏は・・・・・
95歳まで衆院議員を務めました。・・・・・
公営選挙により金のかからない選挙を実現する。政権交代を重ね、
政治機構を若返らせることこそ必要なのです。・・・未来の問題に
ついて、経験と人格に深みのある年寄りと新しい考えをもつ若者が
競って議論しましょうよ。」

この意見は政治家に限らず人間社会一般、どこでも当てはまる問題です。

世界に類を見ない速さで超高齢化する日本。
昨年日本の65歳以上の高齢者は3000万人を超えました。
団塊の世代が65歳を迎え、今後も増え続けます。
こうした超高齢化社会と共に超少子化社会こそ問題です。
女性が仕事をしながら安心して何人でも子どもを産み育てられる
環境を整える法整備が急務です。それには一番関わりのある女性が
政策決定の場、意思決定の場に出て、声を上げていくことです。
しかし現実、選挙の度に女性の議員数は減少傾向です。
この後退現象の起因は何か。今一度精査が必要です。

今年7月に参議院選挙があります。

「みどり北海道」の集まり

2013-01-15 00:22:34 | 緑の党
昨年7月29日、日本に「緑の党」が誕生しました。
党は誕生しましたが、「緑の党」からの国会議員誕生は
これからです。
今年の7月の参議院選挙に向けて候補者を擁立し、「緑の党」
の国会議員を誕生させる準備が全国で展開しています。

今日札幌で「みどり北海道」の集まりがあり、初めて参加しました。
私も含めて6人が集まり、女性と男性の比率はフィフティー・
フィフティーの3対3でした。今回は人数的に男女平等参画です。
年齢的にみるとやや高齢で比率は2対1になります。

候補者の条件は1に“若さ”、2に“知名度”、3に“お金”の
3条件が整うことが大切ですが、“若さ”で決めつけるのではなく、
男女と年代のバランスも必要ではないかと考えています。
細かく考えると切がありませんが、「緑の党」が誕生し、これから
どの様に大きく育てて行くかが重要な課題です。

まず「緑の党」の周知徹底を図っていくこと、まだまだ知られていません。

生みの苦しみはこれからもつづくと思いますが、「緑の党」が目指す
多様性のある参加民主主義に誰もが納得するよう成長させて
いかなければと考えているところです。

議員報酬の使い道

2013-01-13 23:00:31 | 議会・議員
2012年一年間の議員報酬の収支決算を終えました。
「議員報酬の使い道」を公開することに、町民の方々からは
納得して頂き、好評です。しかし議員の方々からは反対する
人が多く、議員活動レポート1号の発行に際し、この
「議員報酬の使い道」について他町村10数名の議員の方々
に見ていただきましたが、賛成はしてもらえませんでした。
公開することで「痛くもない腹を探られる」ことになり、
「良いことはないから、今後は一切出さない方がいい」と
真剣にアドバイスを受けました。

私はいつも「これは公約ですから」と答えています。
私の5つの約束の一つに「議会の情報公開を!」掲げています。
その中で「町民の声を反映する開かれた議会活動に努めます。
議員報酬の使い道を公表します。」と公約しています。
「議員報酬の使い道」から議会の様子が見えてきます。
正直、収支決算を公表することは大変な作業ですが同時に
自分自身の議会・議員活動が見えてきます。
私の知り合いの女性議員の中には報酬の使い道を公表して
いる議員を数名知っています。また全てを公表している
男性議員もいます。

知り合いの議員の方から言われたことですが、、
「私はこの議員報酬を生活費に当てなければならないのです。」
議員の仕事は仕事ですから、報酬を生活費に充てることは
何ら差支えないと思います。
知りあいの女性議員は議員報酬から活動費を差し引き、残りは
「私のお小遣い」として公表しています。これを見て、
私は決して嫌な気分はしませんし、むしろ正直で気持ち良く
感じました。

私の議員報酬は赤字決算になりました。生活費は含まれて
いません。さまざまな議員活動で精一杯です。
活動すればするほど経費が掛かかってきます。
せめて【政務調査費】を議会活動の中に計上してもらいたい
と願っています。

一般質問と議会事務局の予算

2013-01-13 00:31:03 | 議会・議員
平成25年度の議会費予算総額は、51,584千円、前年度対比
137千円の減となっています。理由は議員運営経費の減額です。
その内容は旅費が199千円、備品82千円、負担金139千円の減額、
代わって委託料が227千円とあり、「一般質問等で会議時間数が
増加傾向にあるため、会議録作成業務委託料を9時間分増額計上」
とあります。

平成23年から一般質問数が急激に増え、「議会だより」の
予算が23年度の39万から24年度57万円に増額しました。
「議会だより」のページ数も増えました。一方で発行部数が
1900部と減数し、読む人があまりいないとの理由によると
聞いております。ニセコ町は2100世帯余りあります。

23年度年以前は一般質問の内容はほぼ全文が掲載されましたが、
昨年から1質問に対し概ね1ページの割り当てを目安に要約
されることになりました。事務局の職員は2名のみです。
議会が活発になればなるほど職員の仕事が増え負担が増加して
きます。静かだった議会に異変が起き始めました。

議員は町民の信託を受けて、議会人としての役割と責務を
果たしていかなければならないと思います。

私を含めて新人議員2名は質問件数も多く、必ず再質問、
再々質問をしています。
私が2011年の定例議会6月、9月、12月で行った一般質問件数は
計7件、2012年3月~12月の4回の議会で計23件、合計30件の
質問をしました。何でも質問すれば良いわけではありません、
その質問の内容が問われます。しかし町には問題が山積しており、
これで良いと言うものでは決してありません。
年4回の定例議会で町の問題について質問し、執行する町行政
の方針を質していくのが議員の使命の一つと考えています。
この機会を無駄にしたくはありません。

私の一般質問で再質問、再々質問の際中に老練な議員から、
辺りに聞こえんばかりに「長いな~・・・」という声が響きます。
このベテランの議員はこれまで1度も一般質問をしておりません。

議長の「簡潔に」の繰り返しは今回ありませんでしたが、議長は
それなりの理由がない限り、「簡潔に」と、発言を制止する行為は
慎むべきと考えます。
議長にはぜひ多くの議会を傍聴し、議長としての「役割と責務」を
遂行して頂くことを希望しています。


予算ヒアリングの公開

2013-01-11 22:17:15 | 町の行事
今日から「平成25年度予算要求」の公開ヒアリングが始まり、
午後から税務課と議会事務局の予算要求を傍聴しました。

大きな予算編成の変更と要求はなかったように思いますが、
これから予算内容の精査をしていかなければなりません。

気になった点はいくつかありましたが、その中の一つに
たばこ税が売上本数の実績から1,938千円の増収が見込まれる
ようです。
喫煙による健康被害が証明され、世界的に禁煙が呼びかけ
られているにも関わらず、たばこ税の増収は歓迎できません。

懇親会の席(公衆の場)でなんの躊躇いもなく、お構いなしに
たばこを吸う人たちがたくさんいます。
受動喫煙による被害者になりたくありませんし、また出しては
ならないと思います。
“百害あって一利なし”のたばこをどうしたら止めさせられるか
喫煙者は周囲への迷惑をもっと自覚すべきではないでしょうか。

“ニセコ町禁煙条例”制定に向けて考えていきたいものです。