教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

森の春

2010年03月05日 | 生き物
集団で木々を移動するエナガ。



一箇所にとどまらず常に忙しなく動いているので
なかなか撮影できなかったのが
この日は珍しく近くの枝にとまってくれました。
小さくてかわいらしい!



エナガの繁殖期はこれから。
巣作り、産卵のあと採餌などは夫婦だけでなく
仲間がヘルパーとして入ることもあるそうです。
そんな子育て支援があれば、産まれたヒナたちは
高い確率で巣立つことができるのかな?

その点、日本のカエルたちは産んだらそのまま。
(世界では数種子育てをするものがいますが)
オタマジャクシになれたら個々で餌を探し
ヘビやサギやアライグマや人間などの
外敵から身を守るすべもなく、数ヶ月かかって
大人になれるのはほんのわずか・・・
そんな隙だらけで逃げ足も遅く頼りなげなカエルが
結構たくましく生きている姿に何故か強くひかれます。

春の森で生命の営みを見つめていると



満天の星空を見上げた時の感動に似て
ちっぽけな自分が今生きていることの不思議をも感じます。






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