教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

I さんの日本画新作

2010年03月20日 | 教室風景
I さんがF10号の日本画作品を完成させました。



インド洋に浮かぶ島の素晴らしい海と空を
背景に3人の女学生が歩いています。
楽しそうな笑い声が聞こえてきそうですね。
海や空の、この美しい発色は何度も何度も
岩絵の具を塗り重ねた成果。描き進めるごとに
深く、強く、また爽やかさを増していきました。
粘り強く描き込んだ人物も存在感があり、
微妙に違いをつけた白衣の白色は
波のそれとはちがう空を映したような輝きを放っています。

いつも光があふれる I さんの作品。
HP「上郷の森 日本画教室」の中の
“作品集”のなかのI さんのページに今までの作品を
掲載してありますのでどうぞこちらもご覧下さい。



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3月最後の教室

2010年03月20日 | 教室風景
3月の教室最終日。
アトリエのある上郷森の家別館を
上から見下ろせば、本格的な春の始まりを実感します。



中庭のシンボルツリーであるコブシが4分咲きになり
小さな桜の花も開き始めました。コブシにアセビと
早春の花に囲まれ、小鳥たちが集まってきます。



光が降りそそぐ午前のアトリエでは
I さんが仕上げた日本画作品の
すがすがしい海風を皆さんで鑑賞しました。
次にご紹介いたしますのでお楽しみに!



午後にいらした皆さんの筆運びも心なしか軽やかです♪

今日はPENTAX istDLの電池を愚かにも
充電器にさしたまま家に忘れてきてしまったので
小鳥はあきらめ、CANON IXY110ISで足元を眺めました。



スギナがのびていました。
土筆の時期は過ぎてしまったんですね。
おいしそうな新芽がたくさん出ているこの地面は
夏になれば丈高い草むらになり入れなくなる場所、
ヤマカガシが出没する要チェックポイントなのです。



ぷ~んと毛むくじゃらのミツバチのような虫が
飛んでいました。頭からお尻まで15mmほど、
初めて見ました!ちょっとかわいい♪

調べてみたらこの虫の名前はビロードツリアブ。
花粉と蜜が主食。確かにビロードのような質感、
目と長い口吻をみればアブというのもうなずけます。
一年のうちこの成虫の姿は早春にだけ見られるもので
春を象徴する虫なのだそう。出会えてラッキーです。



ヤマアカガエルのおたまじゃくしは
またひとまわり大きくなって、皆黒っぽくなりました。

これから教室は長めの春休みに入ります。
次回は4月5日!山が華やぎを増していることでしょう。
4月の森の家も楽しみです。



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