教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

Mさんの新作水彩画

2016年10月26日 | 教室風景

Mさんは夕暮れに出会った光景を描かれました。


「夕景に富士」 水彩画 F8

日暮れどき。高台から見おろした海はすでに暗く穏やかな波音だけが
聞こえてくるようです。空は夢のような色に染まり富士をより神々しく
見せています。出会った時の感動を繊細な筆致で描きあげられました。

近づいてみました。


手前の木、海、半島、雲、そして富士。遥かに重なりあうそれぞれの
関係を表しドラマチックに演出するべくデッサンに時間をかけました。
鉛筆のグレーに優しく響き合う色。ため息の出るような優美さです。 

持ち味の清涼感に力強さが加わって変化し続けておられるMさんの
過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の中の
Mさんのページに掲載されています。ぜひこちらもご覧下さい。

コメント (2)
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10月の森の青黒い実

2016年10月26日 | 自然

今月、森で出会った青黒い実を並べてみました。


素敵な青!
何度もこの場所を通っていますが花の時期を思い出せない。。


姿で調べてみるとサワフタギなのかな?と思えました。

たしか・・
サワフタギを食べるシロホタルガの幼虫をたくさん見たことがある!
過去記事をたどると、昨年6月に岩手県の山中で出会っていました。
→みちのく初夏の旅
あの白い花がこんな美しい実になるのですね。


ヤマシャクヤク
いつ見ても鮮明です♪


葉の大きさに対して実がいやに大きかったハナイカダ


ナルコユリ
先端が折れてしまっているけれど存在感たっぷり♪


コバノクロウメモドキでしょうか。
この木は以前ミヤマカラスシジミが産卵行動をしていたのです。
つるっとした黒い実がなるはずですが、この秋は弾けたような実があって
いつもと様子が違うようでした。


同じ森にあったシロウメモドキ
この木にだけは名札がつけられていて助かりました。
来年6月の花を忘れずに見たいな。。


参考までにこちらがウメモドキ

似たような名前、姿形のものがたくさんあって混乱しますが
調べるのもまた楽し♪すぐ忘れてしまうので楽しみは延々と続きます。 


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