カイツブリのヒナを探して森散歩

またしても夕暮れ。雨が降りそうだとあわてて車に乗り込み
少し遠くの公園へ行きました。

ここは大きな池のあるところ。

カイツブリは2羽見られましたが、繁殖期特有の鳴き声はなく
ヒナの可愛いさえずりもなく、まったく静かなものでした。
2ヶ月前に来たときは繁殖の傾向が見られカメラマンが多かった
のですが、今年は生まれたのかな～？

あきらめて暗くなりかけたクヌギ林へ急ぐと


キツネノカミソリが咲いていました。
寂しげなキツネノカミソリにはヒグラシの蝉時雨が似合います♪


タマアジサイも。素敵なハナカミキリがやって来ないかな～。

この森のクヌギは古く樹液の出ているものがちらほらあるのですが
どの木の根元も無残に掘り下げられ露出したまま、
幹にはバナナが塗りつけてあったりとマナーが悪くがっかりするので
あまりこないのですが、高い場所を見上げるとなるほど


カナブン以外にも


カブトムシが。この夏はじめて会いました。
ほかの樹液にもクワガタらしきものがいましたが
洞に入り込んでしまってうまく撮れませんでした。

カブトムシは子供の頃、網戸に毎晩のように飛来したものでしたが
今は売り買いされる生き物になってしまった。。


ヤマトシジミは寝る時間


カタツムリがいきいき活動していました。

8月なのにまるで梅雨。こんなに湿った曇りがちの夏も珍しいのでは。
緑は変わらず濃くても生き物がますます減っているように感じられて
漠然とした不安にかられます。