少し前、何も期待せず公園を歩いていたら
美しい黄緑色が目に飛び込んできて小躍りしました。
ケヤキの木にヤドリギが寄生しています!
なんと高さ2mほどのところ。
実は半透明の緑がかった黄色。
鳥がこの実を食べそのフンが落葉樹についたところで発芽。
フンとして出てきた種がべたつくのを嫌がってお尻を木肌に
こすりつけるのだとか。その様子見てみたいものです。
ヤドリギは寄生主の木から養分をもらいながらも
葉緑素を持っていて自分でも光合成できる半寄生の灌木。
何度か見かけたことはありますがいつも高いところにあって
この根元を確かめることはできませんでした。
パツパツに張った直径5㎜ほどの実。
ヒレンジャクが来ないかな~?
ほかにも嬉しい出会いがありました。
なんて美しい色なのでしょう!
柳の木にウスタビガの繭
秋の終わり、ウスタビガのメスが羽化して
自分の入っていた繭にとまってオスを待ち卵を産み付ける。
そんなシーンを思い浮かべるだけでわくわくします。
この森では
黙々と木をつつき続けるアオゲラや
歌いながら蜜を吸うメジロに会えました。
同じ場所を何度歩いても新たな驚きがあって
そんな出会いがあるとまた歩きたくなります。