教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

春森に舞う蝶々たち

2020年03月20日 | 生き物

先日、個展の会期を無事終えることができました。
新型コロナウィルスの影響で出控える方が多いなか
ご来場賜りました皆様、誠にありがとうございました。
おかげさまで私にとっては実り多い素晴らしい一週間となりました。

作品展が終わった今、絵画教室はすべてお休みのため時間だけはあり
気持ちは元気!なのでずーっと行きたかった森へ数か月ぶりに出かけました。


早春の象徴、キブシの花
とにかく風が強くなかなかピントを合わせられずに見上げ続けていたら


テングチョウがやってきました。


小さなチョウにとっては飛ぶのもとどまるのも大変。
このテングチョウは突風が吹く間は地面にしがみついており
おかげで接写することができました。

早春の森で楽しみにしていたのはこの時期にしか出会えない蝶を探すこと。


さっそくミヤマセセリのオス!
カキドオシの蜜を夢中で吸っていました。
春しか会えない蝶は他にも、ツマキチョウが滑空していたように
見えましたが撮影することはできず。

この日は気温が高くてたくさんの蝶が飛びまわっていました。


クサイチゴにスジグロシロチョウ


タネツケバナにキタキチョウ


アオキの花にムラサキシジミ


ぼろぼろのヒオドシチョウは尾根道で縄張りを守っているように見えました。


サルトリイバラの新芽に産卵するルリタテハも見られました。
みな無事冬を越せたのですね。


カラムシでしょうか、この葉に一瞬とまったチョウがいました。


目を離すとどこだかわからなくなってしまうので凝視しながら近づくと


直径1mm弱、緑メノウのような産みたて卵がありました。


母蝶はアカタテハ。お母さんガンバレ☆

久しぶりに訪れた森は楽園。。早春の小さな花々も輝いていました。
続きます☆



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