歩けば暑く感じられた朝で久しぶりに森で蚊に刺されました。
そろそろかなと思って足元を探すとイヌセンブリが咲きだしていました。
今年は特に少ない。年々株が減っています。
早くも10月最後の教室でした。
午前中は明るい曇りで快適に描き進めることができました。
近くから見たり遠くから見たり。作品とじっくり対話します。
午後は雨が降ってきためKさんの完成作品を撮影することができず残念。
来月はカラッと晴れる日が多いとよいのですが。
野原はセイタカアワダチソウの黄色で染まっているのに花に虫がいない。
小さな蛾やアブは時々いるけれどこの時期にしては静かすぎる。。
何だか怖くなって懸命に探すとようやく休んでいる蝶に出会いました。
成虫越冬するというキタテハ。
この広い原のどこかにもっと仲間がいるのかな。
チカラシバの先端にウラナミシジミ
赤色の実が目立つガマズミに狂い咲きの白い花が少し。
ガマズミミミケフシと呼ばれる虫こぶがたくさん見られました。
ガマズミミミケフシタマバエによって寄生されているのだそうです。
よく出会ったのがタイワンリス。
早くも地面に降りて必死に食べ物を探しているように見えました。
秋もまだ中盤、雨も降っておらず虫媒花がたくさんあるというのに
飛ぶ虫がごくわずか。カマキリもクモも本当に少ない。鳥も少ない。
今年が特別というより森の生き物が年々減っているのを感じて空恐ろしくなります。