教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

秋に出会ったイソウロウ

2020年10月28日 | 生き物

雨上がりに蜘蛛の網に雫がついているのを見るのが好きです。


ジョロウグモの網は大きいものが多く目立ちます。


体は極小サイズなのに立派な網をつくっていたのはギンメッキゴミグモ
この時は風が強くてどうしても蜘蛛にはピントが合わず。


ひと月ほど前だったでしょうか、早朝の野原でこんな美しい網によく出会いました。


この網の作成者にはなかなか会えなかったのですが


この朝は中心にいたのでじっくり観察。コガネグモダマシのようです。

家にある図鑑には「コガネグモダマシは夜行性のクモで、夕方円網をはり
朝になるとたたむ。昼間は葉の裏でじっとしている」とありました。
毎日たいへんな労力ですね。


綺麗な円網に明るい体色のコガタコガネグモ♪
敏感なのであまり近づけません。


この大きな網の作成者はナガコガネグモ


近くにいた5mmほどの赤いものが気になり近づいてみると


クモだ!


図鑑を見ると、アカイソウロウグモという名前のようです。
コガネグモ、ジョロウグモ、オニグモなどの網に多く、かかった獲物を
網の主の反対側から食べるのだそう。派手な色の居候ですね。

後日再び見に行くと網がなくなっておりクモの行方はわからずじまい。
秋も深まってきて目立つのはジョロウグモの網ばかりですが
小さな居候を探す楽しみが増えました。

コメント (4)
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