教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

元いた森へお見送り

2020年11月15日 | 生き物

夜、玄関前に飛来していたヒメヤママユ。
だいぶ弱っていたので予想はしていましたが


あくる朝ドアをあけたら、まだいました。
かなり移動していたので動く元気はあるようです。

これから目の前の森に連れて行くからね!
と大きな袋に移動させたら危険を察知してバタバタと暴れました。


隣接する森が生まれ育った場所なのだろうと確信し
その中でもほとんど人は来ず容易に踏み込めない段差があり
木の種類が多いところを厳選。


木のコブにのせると激しく翅を震わせました。
夜になったらメスに出会えるとよいね。

ホッとしていつもの遊歩道に戻ると平日というのに驚くほど人が多い。
密を避け大回りすると芳ばしい香りがしました♪


見上げれば大きなカツラの木。
甘い香りの源はカツラの落ち葉のようです。


あの赤い葉っぱは何だろう?

真下まで行ってみると

レンズ豆のような実がぶら下がっています、
ヤマハゼのようです。

大きな葉に大きな変わった実のついている木もありました。


以前図鑑で見たことがあります。


アオギリだ!初めて実物に会えました。


風にのって遠くへ飛んでいきそうな形の実りです。
緑色だという幹は入り込めない場所だったので観察できず。。

早くもヒメヤママユの恩返し?身近にあったのに今まで見過ごしていた
木と実りに気づくことができました。





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする