教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

10月二回目の教室 復活コシオガマ

2021年10月09日 | 教室風景

コシオガマがわずかに生えていて秋の花を楽しみにしていた一帯。
昨年夏、地際からすべての植物が刈り取られただの土手になってしまい
秋になってもコシオガマは生えてこずガッカリしていました。

ところがこの秋


コシオガマが咲いている!


今年はその一帯の手入れはされておらず草ぼうぼう。
半寄生植物で、光合成ができ単独で生きられるけれど他の植物の根から
栄養も分けてもらうというコシオガマが喜びそうな環境が復活していました。
どの植物も地下で生き延びていたのですね。
これからが見頃のようです。今年こそ種まで確認しよう♪

緊急事態宣言解除後、二回目の教室日は秋晴れの一日でした。


窓開放、マスク着用、手指消毒は相変わらずですが漠然と不安だった
3月の緊急事態宣言後に比べ気分が軽やかになった感じがします。


昨晩の地震の話題からそこの崖は大丈夫かなど防災のお話へ。
楽しく制作しながら生活の様々な情報交換もできる貴重な場です。

お昼休み、空を見上げると


きれいなうろこ雲。
セイタカアワダチソウも咲きだして秋ですね~。

セイタカアワダチソウは良い蜜が出るようで
この日もいろいろな虫が集まっていました。


翅が傷ついたコミスジ
キタテハもよく飛んでいましたがこの日は撮れず。


大きな花粉玉を足につけたミツバチたち


小さな訪問者を待ちかまえているアズチグモ


風に揺れているあれは♪


オオトリノフンダマシの卵のうです。
近くで母グモが見守っていないか探しましたがいませんでした。


夏に見かけたオオトリノフンダマシのメス。直径10mmほど。
卵のうは秋に度々見かけるものの作成シーンに遭遇したことはありません。

この日も気温が上がり汗をふきふき歩きましたが
森の動植物の冬支度は着々と進んでいるようです。


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