10日前は黄緑色の蕾をたくさんつけていたコシオガマ。
花盛りを見逃したかもしれないと心配していましたが
間に合った♪
以前コシオガマを発見した場所は根際からの草刈り、密生を繰り返し
今は草ぼうぼうの為コシオガマの存在が確認できなかったのですが
昨年にロープで囲んでコシオガマを保護している場所がわかり
そこでの開花を楽しみにしていたのです。
優しい風情ですが半寄生植物。
葉緑体を持っていて自分で光合成ができ自力で生きていくことができるけれど
水や無機栄養分を他の植物の根から分けてもらうこともするそう。
葉緑素を持たずススキなどのイネ科に依存する寄生植物、
ナンバンギセルもまだ咲き残っていました。
10月2回目の教室日は霧雨が降ったりやんだりのすっきりしないお天気でした。
暑くもなく寒くもなく冷暖房いらず。快適な気温で気持ちよく描けますが
湿度が高いので乾き待ちの時間が多く、のんびりペース。
雨が上がった午後、Kさんが日本画作品を完成させました。
のちほどご紹介いたしますのでお楽しみに☆
森は静かでした。一か月前まで蝉時雨でにぎやかだったのに。
あちこちでこんな美しい網が見られました。
雫をたたえた蜘蛛の糸の先をたどっていくと
ビジョオニグモでしょうか、見事な網の作り手が葉の中の巣で
呼び糸に神経を集中させて獲物がかかるのを待っていました。
小さなホウジャクの仲間が狭い道を行ったりきたり。
後をついていくと
ホトトギスの花で吸蜜していました。
キマダラオオナミシャクにも会えました。
前回の出会いは梅雨の最中の6月末、その時も雨に濡れていましたっけ。
盛りを過ぎたアザミの花にマルハナバチ
シリアゲムシのオスが葉の上でじっとしていました。
終齢幼虫で越冬するということですから、そろそろ眠りにつくころ。。
森の緑色がくすみ、黄色がかってきました。