教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

5月最初の教室 雨に濡れる花々

2023年05月09日 | 教室風景

朝のうちは激しく雨が降っていました。
シュレーゲルアオガエルが見たくて早く家を出たのですが渋滞。
到着がすっかり遅くなり池に行く時間がありませんでした。


ウツギがいよいよ花盛り♪
青空の下この花にチョウたちが集まる所を見たい!


サルナシは満開でした。


びしょ濡れの花は透けて蝋細工のよう。。


水を吸ったキクラゲもぷるっぷるで綺麗♪
駆け足散歩でしたが美しいものにたくさん出会うことができました。

5月最初の教室日でした。


10時頃には晴れて明るくなりました。小鳥たちも嬉しそうにさえずり
ウグイス、ガビチョウ、コジュケイのにぎやかな競演となりました。


午前中、Uさんの水彩画完成作品を撮影することができました。
のちほどご紹介いたしますのでお楽しみに☆

お昼には強い日射しが降り注ぎましたが
気温はあまり上がりませんでした。


見上げるばかりのシャリンバイ


シャリンバイの花に蝶がやってくるのを待ちましたが。。


甘酸っぱい香りがした方を見ると香りの主はスイカズラでした。
イチモンジチョウの幼虫、見てみたいな~。


毎年見てきたヤマハゼの雄株。
若木だと思っていたのに立派に生長していました。


雄花も咲きだしていました。
以前この花粉入りの雫を顔に浴び、かぶれるかもと焦りましたが
大丈夫でした。触れてはいけないのは木肌や葉だけなのでしょうか。

雨上がり、ヤマザクラの木の下で


一見アリのように見える小さなハナバチが地面を歩いていました。


この地面には4月24日の時点でこのような穴が多数あいており
昨年観察したウツギヒメハナバチがつくったものなのか、
アリがつくったものなのか?と注目していました。

一晩の大雨で、朝見た時は再び穴のない地面になっていましたが


掃除が終わった日暮れ時、見ると再び小さな穴が地面にあいていて
穴からはウツギヒメハナバチがあらわれました。
頭楯が淡い黄色なのでオスのようです。

穴の数は少なく、土はまだ濡れていて気温も低く、動きは鈍い。
オスはヨロヨロしながらも土を掘り穴を出たり入ったりしていました。

みるみるうちに小さな土山ができていく様を眺めながら、
昨年同じ頃、この場所で旅立つ直前の翅アリを見たことを思い出しました。


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