教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

7月最後の教室 梅雨明けの空

2021年07月17日 | 教室風景

青い空に白い雲、濃い緑。
ようやく真夏らしい風景が見られました。


雨続きだった頃に比べると森の生き物との出会いが多く
朝のうちは暑さが気になりませんでした。

早くも7月最後の教室日でした。


年が明けてから緊急事態宣言のためずっとお休みで
3月末にようやくスタートできた絵画教室ですが前期はこの日で終了です。
酷暑を元気に乗りきりましょう~よい夏を!と皆さん笑顔でご挨拶♪


希望する皆さんのワクチン接種が夏休み中に終了すればよいのですが。。
心軽やかに9月からの教室にご参加いただきたいです。
講師の私には未だ接種券が届いておらずしばらくは無理そうなので
今まで通り免疫力を上げるよう心がけます。

陽射しが強烈で木陰を探して歩きました。


ニイニイゼミの鳴き声は数が増えても涼しげに感じられます。

半透明で緑色の生き物が目の前を横切ったので
はじめ大きなキリギリスの類かと思いましたが


とまった姿を確かめるとヒグラシでした。
今年初めてミンミンゼミの声も聞いて夏が来たな~♪と思いました。

ぐるぐると飛びまわるモンキアゲハ、忙しなく動くアオスジアゲハを
一頭ずつ見ましたが期待していたカラスアゲハやオナガアゲハや
クロアゲハなどはまったく見かけず

何度も出会ったのは


ジャコウアゲハのメス
身体に食草の毒を蓄えて大きくなるジャコウアゲハは
他のアゲハより外敵が少ないのでしょうか、数は多めです。

薄暗いところをフワフワ飛び、産卵場所となるウマノスズクサを
探しているようでした。

試しに通路脇に生えていたオオバウマノスズクサを裏返してみると


卵が三つも!一個ずつ離れた場所に産み付けると思っていました。


7月9日に見たオオバウマノスズクサ
葉に小さな穴が開いていたので裏返すと新しい卵が一個ありました。


7月12日、同じ葉を見ると卵はなく5mmほどの幼虫がいました。
9日に見た卵から孵化したのか定かではありませんが誕生おめでとう!


7月16日、同じ葉を見ると幼虫は7mmほどに成長しジャコウアゲハらしい
姿となっていました。半透明でモチモチ♪ういろうのようです。

この森を次回歩くのは7週間後。その頃蛹が見られるのかどうか、
あちこち探すのが楽しみです。

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