ルリタテハに会えて心晴れ晴れとなった日は運がよく
水辺で面白いシーンに遭遇できました。
たくさん飛来していた冬鳥たちは多くが旅立ち、わずかのヒドリガモが
残るのみ。心なしかバンがのびのび泳いでいるように見えました。
白サギが水深の浅い池の方に舞い降りたのが見えましたが
コサギだとわかったので焦ることもなくそちらの方へ歩いていきました。
すると・・
なにかくわえている!
カエルだと思って拡大してみると
大きい魚!淡水魚のカジカのようです。
この池は調整池で普段の水深は浅く、ほとんど水草や石もなく
メダカなどはともかく大きな魚はいそうにないところなのです。
数年前に死んだカジカが浮いているのを見たことがありましたが
誰かが放したのでは、と勝手に思っていました。
大きい獲物をなかなか飲み込めないようで、土手におろして小休止。
歩き回りながら魚を出したり入れたり苦労していました。
そのうち
上をむいてスルリ!
細い首がカジカの形になりました。
魚はすぐお腹におさまり、いつもどおりの姿に。
なんだかスッキリした顔をして脚先で泥の中の獲物を探り始めました。
な~んにもいないと信じ込んでいた近所の小さい池に淡水魚のカジカが
棲んでいたなんて!嬉しい発見でした。
オタマジャクシ以外に池をのぞきこむ楽しみがひとつ増えました♪