田んぼ脇で大きなモクズガニに会う♪

また曇り空が戻ってきてしまいました。
貴重な快晴を楽しんだ日は田んぼ脇でいろいろな生き物に会いました。


あおあおとした田んぼの上を飛ぶのはウスバキトンボやアキアカネ。

脇の用水路で、思わず声を上げる出会いがありました。

お、大きい～！モクズガニです。
甲は5cm、脚を広げたら20cmはありそうです。


ハサミがもこもことして、毛がたくさん生えているのがわかります。
用水路は深く、カニは動かないので人には見つかりにくいかも。

こんなカニがいるなんて素晴らしい！
ここなら珍しい両生類、爬虫類が見られるかもしれないと
小さな流れをのぞいてみると


もうすぐ上陸しそうなアマガエルの幼子


とにかく多かったのはザリガニ
小さな水生昆虫もいましたが撮影することはできませんでした。

おたまじゃくしのいるところには


やっぱり！ヤマカガシの幼体がいました♪
顔を撮らせてもらおうと思ったのに動きが速い！
他にアオダイショウにシマヘビ、マムシだっているかもしれません。


栗の木の皮そっくりだったバッタ
トノサマバッタかと思いましたが背中の模様から調べると
クルマバッタモドキという名前のようです。


こちらがトノサマバッタですね。畦道でたくさん飛び交っていました。

ふと顔を上げると虫捕り網と虫籠を持った親子連れが数組。
昔と変わらぬ夏休みらしい光景に懐かしさと嬉しさを感じました。

夏らしさを味わう一日

久しぶりに気持ちよく晴れました♪


青い空に白い雲！夏らしいこの風景が見たかった～。

北東の空にもくもくと入道雲が出ていましたが
日中雨が降ることはありませんでした。

強い風が心地よく木陰は爽やか。


ヤブカラシの花にカラスアゲハや


アオスジアゲハが来ていました。


日の高いうちはこれらの蝶がぶんぶん飛び回り


午後日が傾くとクサギの花にモンキアゲハが集まっていました。


畑の上を旋回していたのはギンヤンマ


なんといってもたくさんいたのはシオカラトンボ
短い時間でこんなに多くのシオカラトンボを見たのは初めて。

子供の頃よりも田んぼ周りの生き物が増えている気がして
広大な田んぼを管理している方のご苦労と工夫を思いました。

久しぶりの日差しと蝉時雨

空が明るいのは何日ぶりでしょう。
公園に行くと猫たちがまったりくつろいでいました。


あいかわらず目ヂカラのあるミルクティーさん


垂れ目ぎみの黄トラくんは周りが気になって落ち着かないよう。
視線の先を見てみたけれど。。何がいたのだろう？

ヒグラシにアブラゼミにミンミンゼミの合唱を録ってみました。

おなじみアブラゼミ


暗い中ようやく撮影できたヒグラシ

そして、偶然目の前にとまってくれたのはツクツクボウシ！


近づいても逃げなかったので動画も撮影してみました。

ツクツクボウシは結構動きながら鳴くのですね。
ヒグラシは鳴いてから歩く、アブラゼミはとまったまま鳴く、
ことが多いように思いますがどうでしょう？

夏が戻ってきたようで嬉しくなった午後散歩でした。

猫歩き回る夕暮れ

いまだ雲が空を覆い、梅雨のようなお天気が続いていますが
道が乾いているようだったので近くの公園へ出かけました。

ふわ～っとよい香り！


ジンジャーの花が増えていました。くちなしの香りに似ています。


スズメガの仲間が吸蜜に来るのをしばらく待ちましたが今回も残念。

昆虫がほとんど見当たらず

会えたのはチェリーセージに来たトラマルハナバチ。
シオカラトンボには飛ばれてしまいました。

気温は高すぎず低すぎず。
快適なのでしょう、そぞろ歩きしている猫にたびたび会いました。


さっと茂みに逃げ込んだ美人さん
あまり見かけないコです。


この黒さんも初めて会ったかな？
ぴょんぴょん跳ねるように歩いて、まだ若者のようです。

この日もたくさんのキノコが出ていました。


白い大きめのキノコの表面。何かに齧られています。


裏面
キノコ好きさんに尋ねるとケシロハツ
ではないかと教えていただきました。


テングタケの仲間
ほかにも色々出ていました。今度は明るい時間帯に見に行こう。

もうすぐ日没時刻なのにどこにお日様があるかわからないまま。
青い空と白い雲の夏が恋しいです。

霧雨降るあぜ道を歩く

こんなにお天気のよくないお盆も珍しい。
ご近所さんの田んぼはどんな様子だろう？


霧雨をうけて静かに佇む稲穂


そろそろ太陽が出てきてくれないと困りますね。。


用水路の上には雫をたたえたナガコガネグモの大きな巣がいくつも


ジュズダマの葉の間にはあどけないアマガエル


うなだれたオシロイバナで休んでいたのはヒメジャノメ


ムクゲもびしょぬれで困っているように見えました。

すっかり日が落ちてから


送り火をたきました。
迎え火と違い炎が高く上がり蚊に刺される間もありませんでした。

このあとお楽しみが待っていました。


新潟産ベニズワイガニ♪姉のお友達が送ってくれたのです。

すっかりキッチンばさみの存在を忘れていたため包丁で切れ目を入れ
夢中になっていただきました。下ごしらえの時間を入れればたっぷり
一時間半カニと向き合うそのあいだ、母から父との思い出や
東京大空襲の話、疎開した話、祖父母や伯父伯母の話を聞いたりして
お腹も胸もいっぱい！良いひとときを過ごせました。

雨のお盆

こんなに雨続きのお盆があったでしょうか。


何もかもが湿ってしまい火がつきにくく
すべてのおがらが燃えるまでも時間がかかりました。


6月から咲きだしていたミソハギ
切り戻しをして、今年も咲き続けてくれました。


棚経をあげていただく日、束ねて精霊棚へ。


精霊棚は今年も姉が綺麗にしつらえてくれました。
父の好きだった花、スイカにネクタリン、ビールにアンドーナツ。
明るく華やかです♪

ご住職が来てくださった時は雨が上がっており
楽しいお話をたくさんうかがって皆笑顔！
おかげさまで心が晴れやかになりました。


庭には父が元気だった頃と同じように
モミジアオイが綺麗に咲いていました。

違うのは野生の草が鬱蒼と生えてしまっていること。
父は腰をかばいながらきっちり草むしりをしていました。
大菊を栽培していたので薬剤散布もしていましたが今はなし。
虫が増えました。


この日、青っぽいと思って撮影したハチ。
全長10mmくらいでよく見るとお尻の部分が虹色に輝いています。
調べるとアオスジハナバチという名前。
母に見せると「綺麗～！ウチにいたの？」と喜んでいました。

まだ雨が降り続いています。このまま夏が終わってしまうのでしょうか。

華やかな森の彩り

鬱蒼とした森をぬけて尾根道に出ると
白と赤の彩りが目に飛び込んできました。


ゴンズイの木にツル植物がからまっていて
黄緑色のレース様はヤマノイモの花

白い花はセンニンソウ


赤いものは未熟なゴンズイの実でした。

足元を見れば


真っ赤なベニタケの仲間


ビロードのような質感のイグチの仲間


イグチの仲間は種類が多いのですね。
色も形も様々なキノコたちに楽しませてもらいました。


ようやくとまってくれたダイミョウセセリ


可愛らしいアマガエルにも会えました♪

蒸し暑かったのでヘビとの出会いを楽しみにしていたのですが残念。
かわりに（？）タマムシが耳元をかすめ飛んでいきました♪
大きな羽音をさせ空高く舞い上がったのが二匹。

撮影中、蚊に刺され続けてイヤになったのに
山を降りたら痒みは消え、またすぐ引き返したくなりました。

コナラの森で今年はじめてのトンボたちに会う

ずっと忙しなくしていて遠出はできなかったのですが
久々に大好きなコナラの森へ出かけました♪



夏の森では何度かマダニを連れ帰ったりしているので
長袖長靴しかも虫除けネットまで被り完全防備。
でも生き物に会いたいので虫除けスプレーはかけません。


ふわ～と草むらを飛んでいたのは


ホソミイトトンボ
まるで糸！ピントを合わせようとあれこれしていると
唯一露出している手指に蚊がたかって落ち着きません。

尾根道に出ると


コノシメトンボや


美麗なミヤマアカネに出会いました♪
近所ではなかなか会えないので嬉しい！

この森はコナラが多く

いくつか樹液の出ている木がありました。
樹液レストランにはカナブンにサトキマダラヒカゲに


クロカナブンに小さな小さなクワガタ雌雄


全長20mmくらい。コクワガタでしょうか。
ほかにヨツボシケシキスイなどもいました。

他にも楽しい出会いがありました。続きます☆

クロコノマチョウの産卵

今月に入っても夕暮ればかり歩いているのであまり人には会わず


たびたびリラックスしている猫に会えます。

水遊びする親子連れでにぎわう水辺も静か。。

ギボウシが花盛りです。

ジュズダマなどのイネ科植物群の周りに2頭のクロコノマチョウが。
葉の裏にまわりこんだのでもしやと見ると


産卵するかな？


産みました♪
あてずっぽうに撮った中の一枚に卵が一個。
この後も産卵場所を探し続けてお母さん蝶は飛びまわっていました。


クサギの花にはクロアゲハ

ミソハギの花にはコガネムシ。スジコガネかな？


ねぐらをさがしていたこのシロチョウ
スジグロシロチョウのオス、でしょうか。

いつも散歩しているうちに「なんだか暗い」と思い
時間を見ればまだ5時台。。日が短くなってきました。

涼風に吹かれて猫ものびのび♪

湿度が高く絵も洗濯物も乾かないけれど
気温が高くないのでにわかにやる気を出し
駅前にある銀行で住所変更の手続きをすることにしました。

銀行に着いたら愕然。山の日、祝日だったのですね。。
気分を変えて公園へ向かうと、駐車場にゴキゲンな猫がいました。


車の下から、愛想のいい子が出てきてくれました。


目の前でゴロン♪


ちらり。


しゃがんでいるだけの人間か～と思っているのかな。

腹筋ですか、脚をおさえましょうか？


と思ったら胸周りの毛づくろい


あ～かゆい


お顔は念入りにお手入れ

このあと霧雨が降ってきたので退散しました。
猫たちはまた車の下か軒下か、心地よい場所に移動したに
違いありません。

不注意で無駄足をふんだけれどこんな良い出会いがあり、
帰宅後も引越し直後から探し続けていた重要書類が出てきたので
総じてほっこりできた日でした。