上から下へ滑り降りる一般のスキーと違って、XC(クロスカントリー)スキーは、自分の体で推進滑走するので、滑りが悪ければ、それだけ負荷が強くなる。そのためにはワックスが命である。
昨シーズン、雪不足の中で開催された「HBCハウス歩くスキー大会」で滑走面がガタガタになったスキーをシーズン終わりにチューンナップに出し、新しくストラクチャーを入れ直した。当然、それまで染み込んでいたワックスは剥がれてしまっている。
それでも、これまでの2回の滑走は、手抜きをして雪温に合うベースワックスを塗って滑ったが、案の定、ワックスが剥がれて、滑走面が白くなっていた。
そこで、昨日から、滑走面のベース作りに励んだ。
上段はHF(ハイフッ素)のレース用ワックス。下段は、ベースワックス。
レース用ワックスの効果を引き出すためには、ベースワックスでの滑走面のベース作りが重要である。
基本的に、XCスキーのワクシングはホットワクシングである。対応雪温の低くて柔らかなピンク→バイオレット→ブルーの順に、それぞれ3回ずつ、「①ワックスをアイロンで浸透させる ②30分以上冷す ③スクレイパーで剥がす、④ブラシで徹底的に剥がす。ブラシは、ボアブラシ~ナイロンブラシ~馬毛ブラシの順で、ワックスの白い粉が出てこなくなるまで剥がさなくてはならない」。合計3回×3種類で、9回同じ作業を繰り返すことになる。
ホットワクシングの大きなデメリットは、《時間がかかる・場所が必要・道具も必要・ワックスの種類が多いので費用が重む・技術も必要》と、はっきり言って面倒くさいことは事実である。しかし、それで良く滑り、滑走時の身体に掛る負荷が少なくなると信じてやるしかない・・・。
最近の板は、滑走面の材質が良くなっていて、このベースづくりが不要という話もある。しかし、最近の板は非常に高くなっていて(20年近く使っている現在の板の2倍以上で10万円ほど)、買い換える気がしない。
ちなみに、ゲレンデ用のスキーもBC(バックカントリー)用のスキーも、滑走面の保護や滑走性から、同じようにするのが望ましい。しかし、上から下へ滑るだけで、タイムを競うわけでもないので、液体の万能ワックスで済ませている。
◎やはり美味しい「麵屋真打」のつけそば
昨年の5月に、国道278号沿いの港町3丁目の港町交番の隣にオープンした「麵屋 真打」の初訪問以来、いつ行っても、行列ができていて、再訪する機会がなかなかなかった。
たまたま、昨夕通ってみたら、開いていたので、8ヶ月ぶりの再訪となった。前回は、つけそばのほかに味噌ラーメンもあったはずだが、今回はなくなっていて、つけそばだけになっていた。数量限定の限定つけそばもあったが、売り切れになっていた。
つけそばと言っても、日本そばではなく、ラーメンであるが、函館ではここでしか味わえない味である。
全部のせ(1090円)
全粒粉で、大好きなコシのある角太のストレート麺。魚介豚骨のウマみが詰まったつけダレが麺によく絡んで濃厚な味わいである。また、黒胡椒との相性も抜群で、最後は割りスープをいただいて、完食となる。化学調味料は一切使用していないという。
注文してから切って出すチャーシューも、つけ麺用に味を薄くした上品な感じである。
盛り付けも非常に丁寧で、ビジュアル的にも美しい。
丼ぶりが深くなっているので、見た目よりボリュームがある。