癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

7回目の四国遍路の講演

2006年01月28日 | 日常生活・つぶやき
 本日、昨年の4月以来7回目の依頼となる四国遍路がらみの講演会を終えた。今回は渡島社会科教育研究会の先生方の冬季研修会である。最初は、我が家の菩提寺である高野寺の神山教会の月例会、その後、自分のお世話になっている町内会、カウンセラーの資格を持つ方々のサークルの研修会、ホスピス専門病院の研修会、渡島管内の教職員の退職準備セミナー、そして、はこしんコミニュティカレッジ(市民大学)・・・。

 2004.12.23の北海道新聞の全道版の生活面に見開き2ページで掲載されたことや町内会での講演会が北海道新聞や函館新聞で取り上げられたこともあるが、次々と講演依頼が舞い込んだ。自分の体験が少しでも役立つなら、また、自分がいただいた感動を少しでも伝えることができれば・・・と快く引き受けてきた。

 2回目からは、HPにアップしてある写真の中からテーマ毎に選出してパワーポイントで構成したプレンゼンテーションを使って、イメージ豊かに話すことに心がけた。お陰で、そのたび毎に自分の感動や感激が蘇ってきて、何度もそれを新たにすることができた。

 それにしても、改めて四国遍路に対する関心の強さを実感した。現在廃れてきている精神文化への憧れや回帰なのであろうか?・・・主催者の予想を上回る参加者の数や聴く態度と反応のよさなどに、ついこちらも一体感に酔いながら気持ちよく話すことができた。そのときどきの対象に合わせて多少ニュアンスは変えたりもしたが、一貫して演題は「人生即遍路~40日間心の旅~」として、1200年間も脈々と息づいている遍路文化と一期一会の出会いでいただいたお接待の「心」を伝えたつもりである。自分で書くのもおこがましいが、「感動しました!」という声が非常に多かったのもうれしかった。 

さて、これからすぐ寝て、明日の早朝4時に発って、北広島市で開催される「北海道スキーマラソン(30km)」で~す。 

今度は右肘の肘頭滑液包炎・・・祟られた右腕?

2006年01月24日 | 日常生活・つぶやき
昨日の昼食時に、何気なしにテーブルに肘をついたら、水の入ったビニール袋の上に肘をついたような違和感が・・・、びっくりして触ってみると肘頭に水?が溜まっているようなプヨプヨ感が・・・見ると直径5cmほどの半球状に膨らんでいる・・・ガ~~ン!しかし、痛みもなく、肘を動かしても支障も違和感もない。

早速、右肩の腱板損傷と靱帯損傷の治療ついでに整骨院で診ていただいたら、「肘頭滑液包炎です。肘の曲げ伸ばしを激しくする人が罹ることの多い症状です。」とのこと。思い当たるのは、先週ほぼ毎日練習していて、前日の記録会でより激しく負担を掛けたクロカンスキーのストックワークである。

「気になるなら外科か整形で水を抜いてもらってもいいですが、安静にしていなければすぐまた溜まります。痛くないのであれば、クロカンの大会が終わるまで気にしないで・・・」とのことで、冷却して圧迫包帯を巻いてもらった。痛みがないのであれば、包帯を外してクロカンの練習をしても良いとのことである。

これから5週連続のクロカンレースである。これ以上腫れたり痛くならないのであれば、気にしないで大会が終わったら抜いてもらうことにする。それにして、昨年5月の右肩の腱板損傷とこの1月上旬の右肩関節の靱帯損傷・・・まだ完治してなくて痛みや動きへの制限はあるが、クロカンにそれほど支障がないと喜んでいたのに、知らず知らずの内に庇って肘に多くの負担をかけていたのかも知れない。一箇所痛めれば、あちこちに影響が出るものである・・・右腕に加齢カルマが・・・?

今年のXCスキー大会エントリー予定

2006年01月15日 | スキー・クロカン

 最近は、例年1~2月はXCスキーがメインである。その間隙を縫ってたまにゲレンデスキーと山スキー登山を楽しむと行った具合である。

 元日にグリンピア大沼で初滑走したXCスキーは、6~7日の大滝村の常設コース、8日の自分たちで雪踏みをしてコース整備した四季の杜、11日のグリンピア大沼、12日の五稜郭公園堀周り、そして、本日の四季の杜のコース(※添付画像)・・・と、これまで7日間練習した。

 今シーズンの大会エントリーは、これまで道南地区でわずか2大会しかない貴重な「大沼国際クロカンフェスティバル」と「今金ピリカふれあい歩くスキー大会」の日程がこれまでと変わって、それぞれ「おおたき国際スキーマラソン」と「札幌国際スキーマラソン」と重なってしまったので、下記の6週連続となった。

1/22 XC-KID'Sの記録会 (30km?)(四季の杜)
1/29 北海道スキーマラソン大会 30km(北広島)
2/05 おおたき国際スキーマラソン大会 15km(大滝)
2/12 札幌国際スキーマラソン大会 50km(札幌)
2/19 恵庭クロスカントリースキー大会 30km(恵庭)※初参加
2/26 湧別原野オホーツククロカンスキー大会 85km(白滝~遠軽~上湧別)

 昨年は、平日に練習ができるようになったせいか、すべての大会でこれまでの最高の成績を収めることができた。今年も夏場の初めて100日を越えた山行日数の山パワーだけで、同じような目標を持って頑張りたいものである。「歳は取っても、目指すは最高タイム!」     

大滝村常設コースでのXCスキー

2006年01月08日 | スキー・クロカン
 1/6~7の両日、昨年の同じ頃に引き続き、1年に1回の贅沢で名水亭に泊まって、大滝村にあるXCスキーの常設コースまで遠征して練習に取り組んだ。

 総合グランドの中に整備された1周300mくらいのコースを発着点として、8km、5km、3.5km、SAJ公認5kmの4コースが、毎朝圧雪車で整備されている快適なコースである。しかも、ナイター施設まである。さらに、朝早くから暖房が入った休憩所には、ワックス台が完備されていて、給湯室もあり、コース使用料も無料である。地元の人を中心に結構賑わっていて、休憩所はちょっとしたXC愛好者のサロンの雰囲気である。

 毎年、ここで行われる「おおたき国際スキーマラソン大会」には参加しているが、すぐ後ろに鋭く聳える徳舜瞥岳のロケーションが大好きである。1日目は、幸い晴れ間が広がり、その姿を現してくれた。

 両日とも、グランド内のコースで足馴らしをし、8kmコースを中心にトータルで3周+5kmほど滑走した。幸い5月の山スキーで痛めた右肩の腱板損傷の影響はなく喜んでいたが、一日目に転倒して再び同じ右肩を強打してしまう。これまでより上の部分の関節を痛めたようである。我慢できない痛みではないが、力を入れると痛いし、腕を上げると痛い。なんとか打撲程度で治ってくれることを祈るのみである。

 2日目の帰りに、最近、HYML(北海道の山メーリングリスト)の山仲間の女性が副支配人となった壮瞥町の蟠渓温泉健康センターに入浴と表敬訪問を兼ねて寄ったが、温泉だけに留まらず、しっかりとすき焼きの夕食をご馳走になって帰路に就いた。 

1/10にこれまで通院していた整骨院で診てもらったら、鎖骨と肩関節を繋いでいる靱帯の上部が切れているとのことである。肩の出っ張りのところを触ったり、腕を上げたり、日常の何気ない動作にも、中に傷があるような鋭い痛みがある。しかし、なぜかXCのストックワークには、急な登り以外の痛みはあまり感ぜず、それほど支障がないようである・・・?

腱板損傷よりは治りも早いようで、少しホッとしているが、おとなしくしていればのことで、これからXCの練習をしていたら果たしてどうなのであろう?

「FMいるか通信vol.8(2006,1~3月)に掲載!

2006年01月02日 | 日常生活・つぶやき
 函館には1992年開局の日本初のコミュニティFM局「FMいるか」がある。函館とその近郊をカバーするFM放送である。そこで、年4回発行する『FMいるか通信』という冊子がある。このたび、その2006年1月~3月号の「人ネットワーク」というページに、私の山のことが『登山は自分を知る旅』という見出しで掲載された。11/19の九州の山旅へ出掛ける前日、自宅で2時間ほどの取材を受けていたのだが・・・。

 9/26に「岩崎元郎さんと登る新百名山・恵山」のイベントの紹介の生放送「人ネットワーク」に出演させていただいたことが縁で、このたびの1ページ掲載となったらしい。この番組は毎週月~木までの生放送であるから、3ヶ月の間の出演者は50人ほどになる。その中からたった一人選ばれての掲載であるので名誉なことである・・・?

ページの雰囲気は写真で見ていただくとして、取材者の書かれた文面をここに紹介します。

●登山は自分を知る旅
「今も新しい発見や感動がある」。北海道だけでも300以上の山の単独登山を行っている坂口一弘さん。インタビューの翌日、坂口さんは「九州山巡りの旅」へ出発しました。

●登山のきっかけ
 初めての登山は中学生のころ。遠足で登った駒ヶ岳です。たしか銚子口から、水筒さえ持たずに登りました。下山してすぐに大沼の水をゴクゴク飲んだのを覚えています。大学生になって横津岳や羊蹄山を登り、山が好きになりました。教員になって20代のころは先輩に連れられて登山をしましたが、それからしばらくブランクがあったんです。
 本格的に登山を始めたのは48歳から。きっかけは血糖値が高いと指摘されたことでした。そこで、この年齢でもできる運動はないかと考えて、誰にも気兼ねすることなく自分のペースで楽しめる「一人歩き登山」を始めたわけでです。

●一人で登る意味
 「一人歩き登山」の魅力は、自分の持つ能力を知り、またそれを発揮できることです。もちろん、一人だからこその危険もありますよ。つねに事故のことは考えています。あえて一人で登山しているわけですから、もし事故に遭遇したときは、他の登山者より強く非難されるはず。だから、自分の能力と状況を冷静に分析して、「無理だ」と判断した時はすぐ戻ろうと決めています。
 誰にでも「一人歩き登山」を勧められるわけではありません。一人で歩くためには、何より精神的にタフでなくていけません。今でも登山の緊張感はなくなりませんが、その分だけ満足感・充実感も大きいわけです。

●そこに山がある
 登山と同時に行っているのが、インターネットでの情報発信です。最初は私自身が登山の情報が欲しくてネットに接続したのですが、次第に自分の登山経験や感じたことを発信したくなりまして。昨年春に退職した後は、毎日登山をしているようなものですなので、ホームページの更新も頻繁です。山で出会った登山者が、ページの読者であることもよくあります。いろんなかたちで反応があるから楽しいです。
 以前はアスリート的な登山だったのですが、最近は花を見るのが好きですね。高山植物は、どの花も小さくて可憐です。どれも平地では見ることができない、そこでしか見ることができない花でもありますし。登山をしながら、自然との一体感を楽しんでいます。
 使い古された言葉ですが、やはり「そこに山がある」から、私も山に登るのだと思います。山を登るということは、自分を知ることと同じだと考えています。山に登るたびに、今でも新しい発見や出会いや感動がかならずあります。
 動けなくなるまで、山を歩きたいですね。まだまだ道内にも登ってみたい山が残っていますから。

『FMいるか通信』や「FMいるか」のサイト
http://www.fmiruka.co.jp/iruka/

●この記事には、たくさんのコメントを期待しております。よろしく!

元旦 クロカン初滑走

2006年01月01日 | スキー・クロカン
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

今シーズンは雪が早かったが、12月中旬後半まで九州の山登りに出掛けて帰ってきて、ゲレンデでの初滑りが24,25日の指導員研修会であった。年末に私の2代前の函館スキー指導員会長が亡くなり、その葬儀委員長を仰せつかったこともあり、スキーを履いたのはそれっきりであった。

ところが、例年に比べて雪が早かったので、いつもは正月明けでなければオープンしない道南唯一の大沼グリンピアにある常設クロカンコースが年内にオープンしていた。

早速、今日の午後に初滑走をしてきた。これまでで最も早いクロカン初滑走である。気がかりなのが、昨年5月に患ってまだ完治していない右肩の鍵盤損傷である。幸い、ストックワークには特に痛みも出ずに支障はなかった。しかし、終わった後、腕を上げると痛い。帰りの温泉では、先に露天風呂に入り、タオルに雪を包んで15分ほどアイシングをした。ただ、今シーズンは、肩の故障を理由に、全然走らなかったのと、上半身の筋トレもしなかったのが、どのように影響するか知れないが、今年も山パワーで頑張ろう!