<お気に入りの一枚~札幌市と京極町境界稜線上(美比内山付近)からの羊蹄山(06,2,20撮影)>
アスレチックリハビリテーション(アスリハ)とは、スポーツ復帰を目的としたリハビリテーションのことを言い、それに対して、メディカルリハビリテーション(メディリハ)とは、日常生活に差し支えない状態に戻し、家庭復帰や社会復帰を目的とした一般のリハビリテーションのことを言うらしい。
普通の人は、痺れが出なくなった2/11の段階が、そのメディリハのゴールなのだが、私の場合は、それで完治というわけにはいかない。これまで続けてきたハードな登山やスキーやジョギングなどに必要な総合的な体力や運動機能を確保することと再発防止の段階まで戻すのが、私にとってのアスリハである。
先日の山行の後に出た痺れは、アスリハの失敗というか、一気にステージを上げ過ぎた結果らしい。しかし、この症状は、2~3日の調整マッサージと休養で回復することが分かっただけでも気が楽だ・・・。
そこで、昨日と今日、通院している整骨院の院長(道体協スポーツ医スタッフ、国体のアマチュアボクシング北海道チーム専属トレーナー、札幌と登別にある専門学校2校で週2日の講義、現役のトライアスリート他で忙しくて週に2~3日ほどしか在院しない)に、今後の私に適したアスリハの方法や留意点を詳しく教えていただいた。
<方法>
1,今続けているウォーキング(背中を伸ばして顎を引いて)を中心にして、2~3日後には軽いジョギングを加えていっても良い。やがて、様子を見ながらジョギングの距離を延ばしていく。
2,教えてもらった3種類の体操(肩甲骨を中心に背中から首の筋肉を鍛える)を、暫くは10回ずつワンセットで朝昼晩の3回、いずれは20回ワンセットにして続ける。
3,どんなときでも、意識的に背中を伸ばして顎を引く姿勢が保てるように(猫背にならないように)努力し、やがては意識しなくてもそれらができるようにする。(特にPCのときに注意)
4,登山は、軽登山から徐々にステージを上げていく。
<留意点>
1,体に負荷や疲れを貯め込まないこと、無理しないこと、一気にステージを上げ過ぎないないこと(ハードな運動を数日続けたら意識的に2~3日休養)。
2,体調を見ながら週に2回ほど通院し、調整マッサージを中心とした治療を受けること。
3,首に負荷の掛かるゲレンデスキーは今シーズンは休んだ方が良い。(山スキーは、滑りを楽しむレベルのものは止めて、登る道具としてのレベルで止めておいた方が良いだろう)
このアスリハには、徐々にステージを上げながら普通は2ヶ月が必要とのこと・・・軽くても運動ができるようになっただけでも満足・・・春山に間に合えばよいので、焦らないで、無理しないで、のんびりと!