坂口一弘の妻の香奈子です。
皆様に、とても悲しいお知らせをしなくてはいけません。
令和3年2月10日、14時46分、坂口一弘は他界いたしました。
夫は、クロスカントリースキーの練習をすると言い10日の朝8時に家を出て、伊達市大滝区にあるクロスカントリースキーコースに向かいました。
途中で昼食を摂り、12時頃に到着したと思います。
数日前の会話で、8キロコースを3周すると言ってました。
何周目なのかは分かりませんが、コース上で倒れているところを、同じく練習に来ていたと思われる自衛隊の方に発見され、蘇生処置をしていただいたようですが、残念ながら伊達赤十字病院で死亡が確認されたようです。
その日の午後7時頃、私のスマホに警察から連絡があり、JRですぐ伊達に向かい夫と対面しました。
小さくて寒い個室に1人で冷たくなって眠っている夫の顔は穏やかで、普段の寝顔と全く同じ顔でした。
苦しそうな表情では無かったのがせめてもの救いです。
ここに泊ってもいいですか?とお願いしてもダメで、後ろ髪をひかれる想いでホテルに泊まり、全く眠れないまま朝を迎えJRで帰宅しました。
警察の話では、コース上のスキーの跡や周辺の状況から推測すると、倒れてから発見されるまでの時間は20分くらいだったと思われます。
夫は、一旦、伊達警察署に運ばれ安置して、翌日(11日)の朝に検視のため、札幌の北大病院へ運ばれました。
死因は循環器系疾患(推定)です。
検視後に北大病院から、15時に伊達警察署に戻り、そこから葬儀社の車で19時に帰宅しました。
いつもブログのアップ時間を午後4時と決めていたようで、何度も修正したり写真を入れ替えてみたり楽しそうにブログのアップをしていました。
そして、皆様のコメントとアクセス数が増えてることをとても喜んでいました。
毎日の更新が目標のようで、ネタ切れの時のために、私がキッチンに置いてあった大根菜っ葉の写真撮らせてくれとか、ぬか床とぬか漬けの写真撮っといてなどと言い、ブログネタの在庫も持っていました。
山やスキーに行けない日でも、ブログのアクセス数やランキングの順位を見たり、アウトドア派の夫でもブログのお陰で毎日が楽しそうでした。
それも皆様が毎日ブログにご訪問いただいて、時にはコメントをしてくださったことがとても励みになっていたようです。
いつも「俺は幸せもんだな~~」と言ってました。
夫に代わり御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
登山・スキー・クロカンスキーと毎日、子供のように遊んでいる夫のご機嫌な笑顔を見るのが大好きでした。
朝、いつものように家を出て「週末は天気がいいのでどこか安全な山に登って、日曜日に帰ってくる」と言ってましたが・・・・
車の所まで見送り「行ってらっしゃーい、LINEちょうだいねー」と、手を振る私に、運転席から、ほんの少しだけ微笑み左手を上げて返事をする、なんてことのない日常。
それが最後の会話でした。
今でも、明日の朝、コーヒを入れてくれるんじゃないかと思っています。
全く実感がないので、長い長い夢を見ているような気もしています。
壮大なドッキリだったらいいのにな。
来月の喜寿のお祝いもこっそり考えて、少しずつ貯金もしていたのに、「ありがとう」も「さようなら」も言えなかったことが心残りです。
しかし、常々「死ぬときは入院したりしないで、遊んでる最中にコロリと逝くピンピンコロリがいいなー」と言ってたので、本人にしてみれば良かったのかも知れませんが。
このブログは毎日更新していたようですので、1~2日更新が止まって、皆様にご心配いただいている事が気がかりでしたが、
葬儀が終了した翌日の新聞に、葬儀終了という形でお悔やみ広告を掲載する予定でした。
そのタイミングでこのブログでもお知らせをしようと思っておりました。
しかし、前の投稿のコメント欄を見て、すぐにでも皆様にお知らせをした方が良いと思いました。
皆様への訃報のお知らせが大変遅くなりましたことをお詫び申し上げます。
様々な都合で変則的ですが、13日納棺、14日出棺・通夜・告別式・取越法要(一日葬)となります。
コロナ禍ですので葬儀は家族葬で行いたいと考えているため、今回のご参列はご遠慮いただけますと幸いです。
コロナの感染状況などを考慮して、後日、お別れの会を行いたいと思います。
今のところ未定ですが、日程などが決まり次第、こちらのブログでお知らせ致します。
ありがとうございました。
※何よりも山が大好きで、本人もお気に入りのこの写真を遺影にしました。
坂口香奈子
大変な時に、丁寧にありがとうございます。
少年のように元気いっぱいだったので、毎日の更新を楽しみにしてました。
そして私のマイホーム購入のときも、坂口さんが奥様に報告したらしく、喜んでたよというコメントもくださり、人間味あふれる人でした。
函館マラソンでも偶然見かけて、少しだけ並走したのもすごい思い出です。
今頃は天国でも山を楽しんでいることでしょう。
お悔やみ申し上げます。
奥様、悲しみの中でのブログ掲載に本当に頭が下がります。
最愛の人に先立たれて辛く悲しい時、葬儀の段取りなど心身ともに大変なのに....
泣きながら読ませて頂き今も涙が止まりません。
大根の葉栽培、以前のブログで知ってから真似していました。可愛らしい葉が出てきて....
お二人の飾らない謙虚なそして朗らかなお人柄が伝わってくるブログが大好きです。
かける言葉もございませんがどうぞご自愛くださいませ。
9年前に湧別のクロカン大会初出場した際、当時開設していた弊ブログにコメントをいただいて以来、お付き合いさせていただいておりました恵庭の佐藤と申します。
ブログや最近ではInstagramでクロカンのアドバイスを頂いたり、私が函館に行った際は北海道新幹線の撮影ポイントを案内して下さったり、本当に感謝しかありません。
慎んでお悔やみ申し上げます。
奥様、ご家族の皆様、どうぞご自愛ください。
北海道の山メーリングリストの創設者のひとりであり、その後の紆余曲折にも大人もいればヤンチャ者も居る争論の中から、人柄や職歴から導かれるのであろう順当な方向性を見守ってくれました。
山とPCではあたくしが先輩なのですが、熱心な勉強と努力であれよあれよと追い越してしまわれたのも良い思い出です。
その姿勢や言動の端々から、参考にさせてもらったり励ましとさせてもらってことも数え切れません。
そんな愚痴パパには感謝しかないのですが、近年の活動を応援して支えて下さった奥様にもお礼申し上げます。
筋がちがうとも思いますが、イキイキと飛び回る愚痴パパの姿にはやはり奥様の存在が不可欠だったと、ブログで触れるたびに感じていました。
御両名に 感謝しかありません。
いま現実だと分かりました。ご主人様には一言で伝わらないくらいお世話になりました。感謝としか言いようがありません。ありがとうございました。
不謹慎かもしれませんが、気持ちの整理が落ち着いたらこのblogで坂口さんの思い出話などブログに綴っていただければ幸いです。
ご主人のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げますとともに、心からご冥福をお祈りいたします。
奥様、ありがとう...坂口一弘さんお疲れ様でした。
言葉もありません。これで私に山に登る楽しさを教えてくれた二人の方が亡くなってしまいました。(カントリーマンさんと)
私も坂口さん同様大腸癌の経験から親近感と癌経験者でも元気に山を登れるんだを思わせて頂きコメントをさせて頂いていました。
定山渓湯の花で休憩されていると知ると、ご挨拶に伺ったこともありました。
昨日何年かぶりに定山渓湯の花に行ってきましたが、何かの知らせだったのでしょうか?
大腸の転移がみつかった時はお電話を頂きましたが、あいにく留守でメッセージを入れて頂いていましたので時々読ませて頂いています。
私の闘病中に主人がすい臓癌で亡くなった時も気づかってくださいました。感謝です。
奥様と結婚されて坂口さんの晩年も豊かになりお幸せでした。
奥様は突然で受け入れられないでしょうが、十分坂口さんにつくされました。悔いは無いはずです。
何かと忙しく坂口さんのそばにあまり居られませんね。お察し申しあげます。
坂口さん、今までありがとうございました。
呼び名は幾つかあって本当に多くの方から愛されていたんだなぁ~って。
噂に聞いていた「弾丸トーク」函館なまりを交えた止まらない早口トークを直に聞いたのは2009年の事でした。
HYMLに入会し、拙ブログを開設するきっかけも坂口さんの助言とご指導のお陰でした。あれからずっと、ずっと坂口さんの「癌春日記・ブログ」に訪問するのは、私の日課になっていました。これまでも山行記録を元に何度助けられた事か・・・。
一緒に山に登れるだけで感激でした。夫婦で本当にお世話になりました。車中泊の滞在型山行も伝授していただき、今私たちのライフワークです。
これからもまだまだご指導いただいたり、一緒に山を楽しみたかったのに・・・。
でも、奥様(香奈子)から訃報の知らせを頂き「ピンピンコロリ・・」で逝かれたご主人の最後は本望だったかもと聞き少しホッとしています。
遺影のお写真も良いですね。
心からご主人のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます。
「坂口さん、いってらっしゃい!」
いつか、どこかの山の中でお会い出来たらと思ってましたが、叶わなくなりました。
色々と山の情報を頂いたり、楽しいブログを拝見させて頂き、ありがとうこざいました。
ご冥福をお祈りします。
何が何だかんだ分からないまま不安で一杯でした
数少ない私のブログに訪問して頂きました。
ブログも生き方もお手本でした
奥様、お辛いご報告ありがとうございます
心からお悔やみ申し上げます。
私には技術的に困難な 日高の山 知床岬 残雪の利尻岳等
案内してくださりました
旅先から奥様に連絡している優しいご主人様でしたね
毎日のブログの更新も楽しみでした
感謝しかありません
心からご冥福をお祈りいたします
奥様ありがとう、坂口一弘さん天国へいってらっしやい