癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

城岱ヒルクライム~大沼湖畔ぐるっと(65.7㎞)

2020年10月31日 | MTBロングライド・ヒルクライム

城岱スカイライン最高地点(570m)から望む駒ケ岳

 去る、7月6日に同じコースを走ったが、真夏の太陽にやられて、城岱スカイラインのヒルクライムも不調で、何度も休み、展望台までの1.5kmは歩いて登っている。おまけに帰路で足が攣り、自宅までの2.5kmも歩き、6時間半も要している。いつかは、このリベンジをしようと思っていた。

 秋晴れに恵まれた本日、そのリベンジにトライ。無理せず、こまめに写真撮影しながらのんびり走った。結果、歩きたくなるようなこともなく、それほどの疲れもなく5時間で無事に帰宅できた。

 コースは、前回と同じ、自宅~函館新道の側道~城岱スカイライン~軍川~大沼湖畔を1周~大沼トンネル~大野新道~自宅の65.7km。

 土曜日なこともあり、城岱スカイラインのヒルクライムの自転車やドライブの車が非常に多かった。また、大沼湖畔は、最後の紅葉を楽しむ観光客で賑わっていた。

函館新道側道の大川IC手前から城岱スカイラインの走っている斜面とその上の展望台を望む

スカイラインから見下ろす新幹線車両基地(左手前)と新函館北斗駅(右奥)

スカイラインの登りの紅葉、右上は七飯岳山頂

城岱牧場展望台から函館市街地と函館山を見下ろす

軍川のスカイライン入口にある大信寺のイチョウの黄葉

湖畔道路から眺める大沼と駒ケ岳

最後の紅葉に彩られている湖畔道路

土曜日ゆえに賑わっている東大沼キャンプ場

キャンプ場そばの湖畔道路の正面上に見える剣ヶ峰

紅葉に彩られる大沼駒ケ岳神社

これが最後とばかり燃える感じの紅葉の湖畔道路

  大沼トンネル出口


雑ネタもろもろ

2020年10月30日 | 日常生活・つぶやき

◎妻、またまた新米10kgゲット

 2週間ほど前にもラジオの抽選で、新米の「オロロン米(ななつぼし)」5kgを当てたばかりの妻が、今度は、投稿作品の最高賞の「松」で、新米「うりゅう米(ななつぼし)10kgをゲットした・・・これほど続くと、後が怖い・・・?

 ちなみに、特A米にランクされている道産米三大銘柄は「ゆめぴりか」「ななつぼし」「ふっくりんこ」である。

 我が家では、これまで地元産の「ふっくりんこ」を食べていたが、この「ななつぼし」は、粘り気がありもちもち間が強い。おにぎりにして冷えても、粘り気が強くて美味しい。

 麺類なども、もちもち感の強いものが好きである。このうりゅう米の「ななつぼし」もそうであったら、「今度からななつぼしにしようか?」と話している。

 

◎ついに出会った、感動もののダブルマーク

 先日、やけにゆっくり走っている車の後ろに付いた。何気なく見たら、リアウィンドウに「初心者マーク」と「四つ葉マーク」がダブルで貼られている。初めて目にした感動ものである・・・思わず、信号待ちで、カメラに収めた。

 つまり、70歳以上になってから免許を取得したということである。高齢者の免許返納が多くなっている現在、70歳を超えて、どんな事情があったかは知る由もないが、心から敬意を表したい・・・路側帯に近い方を謙虚にゆっくり走るので、追い越しざまに横顔を拝見したが、70歳を超えているにしては若々しい感じの女性だった・・・思わず「頑張ってください!」と口にした。

 

◎せせらぎ温泉のマルメロ風呂

 一昨日、毛無山の帰りに、北斗市のせせらぎ温泉(350円)に寄った。毎年、この時期に実施している「マルメロ風呂」が行われていた。

 旧大野町(現北斗市)の、4歳~9歳まで住んだ我が家の庭にも、その木が1本あり、「マルメ」と呼んでいた。とても良い匂いがするので、多くの家では、玄関に置いたり、タンスに入れて虫よけにしたものである。食べたこともあったが、甘酸っぱくて渋かった記憶がある

 マルメロは、原産地はイラン及びトルキスタン地方とされている。熟した果実は、いびつな形ながら、明るい黄色で洋ナシの形に似ており、白色っぽい軟毛に覆われている。

 北斗市のマルメロは、明治初期に旧大野町の農家の庭先に植えられたことが始まりとされている。昭和60年ころに、道内で盛んになった一村一品運動の中で、大野町青年会議が道内でも珍しい「マルメロ」をまちの特産品しようと調査研究に入った。道南工業技術センターの協力を得て、「まるめジャム」や「マルメロワイン」、「マルメロドリンク」などが開発・販売されている。加工品としては、現在、新函館北斗駅の「ほっとマルシェおがーる」で、「まるめジャム」が販売されているという。

 

◎惜しまれる閉店・・・ザ・昭和遺産「甘太郎食堂」(長万部)

 鉄道の町・長万部として栄えた当時の象徴とも言える「甘太郎食堂」が、10月24日に閉店したという。理由は、店主夫妻の高齢によるそうだ。

 初訪問以来何度かお邪魔しているが、まさに「ザ・昭和遺産食堂」とでも呼びたくなるような大衆食堂である。店構えや店内の様子や調度品、多彩且つリーズナブルでボリュームのあるメニューなどなど・・・懐かしい昭和にどっぷりと浸かれる店だった。

 30種類以上あるメニューの中で、ダントツの人気メニューが、味噌ラーメンとチャーハンである。自分が入店した時にこれ以外を食べていないし、他の客でこれ以外のものを食べている人も目にしたことがない。

 この2つは、ほかの店では絶対に味わうことのできない懐かしい味の絶品だった。大袈裟だが、人生の楽しみがひとつ減った感じである。

初訪問時の過去記事は、下記でどうぞ!

※過去記事→『すべてが昭和遺産「甘太郎食堂」(長万部)』

 

◎MAX盛り無料・・・横浜家ラーメン系おばら家

 昨夕、チラシに付いてきた「MAX盛り無料」サービス券が最後の日なので、「横浜系ラーメンおばら家」へ。

 ラーメン(700円)に味玉1個、のり3枚、チャーシュー2枚が付いてくる。正規の価格は920円である・・・お得感満点。

 ここのラーメンは、従来のラーメンと趣を異にしていて、開店以来1年を迎えるが、いつも混んでいるし、自分好みのラーメンでもある。

 さらに、この店のサービスも好印象である。昨日も食べるときに外すマスクケースを提供してくれたし、出るときには、女性店員が玄関を開けてくれて、お礼を言って、見送ってくれる。

 

◎五稜郭公園の雪吊りと菰巻き

 今日、五稜郭公園へウォーキングに出掛けたら、この時期の風物詩ともいえる、雪吊りと菰巻きが終わっていた。

 「雪吊り」とは、冬季、雪が付着することで、樹木の枝が折れないように縄で枝を保持すること。樹木の幹付近に柱を立て、柱の先端から各枝へと放射状に縄を張ることをりんご吊りといい、雪吊の代表的手法とのこと。

 「菰(こも)巻き」とは、害虫駆除法で、マツカレハの幼虫(マツケムシ)を除去する方法のひとつ。マツカレハの中齢幼虫は、冬になると、地上に降り、枯れ葉の中などで越冬する習性を持つ。このため、11月頃、マツの幹の地上2mほどの高さに、藁でできた菰を巻きつける。春先に、この菰の中で越冬したマツカレハの幼虫を菰ともども焼却し、マツカレハの駆除をする。


「北斗紅葉回廊」(八郎沼公園)

2020年10月29日 | 花・紅葉だより

 八郎沼公園内(北斗市向野)の紅葉に彩られた木々をライトアップするイベント「北斗紅葉(もみじ)回廊」(市、市観光協会主催)が23日から開催されている。11月8日まで。

 四季折々の景観が楽しめる同公園の魅力を発信しようと初めて企画。公園内はカエデやツツジ、サクラなど約2000本の樹木が植生し、沼を囲む遊歩道沿いの一部を、照明器具を載せたいかだを沼上に浮かべ照らした。

 因みに、八郎沼の起こりは、弘化3年(1846年)伊予国(現愛媛県)生まれの山田致人が、明治13年(1880年)に向野の観音山で酪農を始めたことにある。乳牛頭数5頭、うち4頭は雌であったという。致人が牛に水を飲ませるために池を掘って水を貯えたもので、それが水田の用水ともなった。
   後年、中村長八郎氏が修築し、養鯉場や水田かんがい用のために造ったのがこの沼であり、長八郎の名前にちなんで「八郎沼」と名付けられたといわれている。

 

ライトアップ前

 

 

ライトアップ後


毛無山(北斗市)・ブナの黄葉

2020年10月28日 | 登山・旅行

 北斗市の毛無山(750m)は、これまでに10回登っている。2014年3月の齋藤博敏さんの捜索活動も含めればもっと多くなる。

 例年は、晩秋の11月に、「函館山楽クラブ」と「北斗市の自然に親しむ会」が登山道整備をしてくれていたが、夏以降は登山道が笹や夏草で覆われていて、悪評の高い山だった。

 しかし、今年は、7月に刈り払い整備をしてくれていたので、この時期でも歩きやすいだろうと思っていた。天気予報が良い方に外れたので、遅きに失した感はあるが、急遽、ブナの黄葉狙いで向かった。

 登山道は、お陰で、笹や夏草が被さることもなく、快適に歩くことができた・・・感謝!しかし、ブナの黄葉は、予想通りピークを過ぎていて、稜線上はすでに枯葉状態だった。

 <登り>8:25登山口~10:20山頂(1時間55分)、<下り>10:35山頂~12:15登山口(1時間40分)

 ブナ(山毛欅、橅、椈)は、北海道では道南にしか分布せず、黒松内が北限。夏の柔らかな新緑と秋の金茶色に輝く黄葉が魅力である。北海道のブナは、本州のブナよりも葉が大きいのが特色。 

今年、新しく設置された登山口標識

まだ黄葉状態のブナ

ブナの黄葉に覆われた桧沢の滝

ほどよい金茶色を呈しているブナの若木

ブナの幹に設置されている頂上標識。左後ろもブナ林。

湖面にダケカンバを映している大石の沼

駒ケ岳(上)、二股岳(下)

函館平野の北部(上)、木地挽山越しの駒ケ岳と横津岳(下)

<過去の毛無山の「山行記録一覧」のページ>へ

 


「七飯スノーパーク」ゲレンデ登山 & 「留の湯」お別れ入浴

2020年10月27日 | 登山・旅行

 ずっと以前から、機会があったら、いつも滑っている七飯スノーパークのゲレンデを夏に登ってみたいと思っていた。

 ここ数年、夏のゴンドラ運行もしていて、観光客を呼び込み、ゴンドラ山頂エリアに、4ヵ所の展望デッキが設置され、散策路も整備されている。

 スキー指導員仲間のTaさんたちがトレーニングを兼ねて、良く登り下りしていると聞いたので、ゲレンデ内の状況を尋ねてみた。刈り払いもされていて、管理道路がしっかり付いている・・・とのことだった。

 どうせ登るなら、紅葉の頃が良いだろうと思っていたら、先日、新聞に上からの眺めの写真と記事が載っていた。

 しかし、そのあとの3日間ほどの強風で、山頂付近のダケカンバを中心とした木々の紅葉が散ってしまって、タイミング的には遅かった。

 メインゲレンデ(小沼コース~白樺コース)を登り、ゴンドラ山頂付近の展望デッキ巡りをして、高速リフト山頂駅から、高速リフトのゲレンデ(チャレンジコース)を下り、さらに、下の林道コース(からまつコース)を下って周回した。

 標高差は700m、総距離は9.25km、歩数は15000歩。

 <登り> 8:50山麓駅~10:20ゴンドラ山頂駅(1時間30分)〈展望デッキ巡り〉10:20~10:50(30分) 

 <下り> 10:50高速リフト山頂駅~12:00ゴンドラ山麓駅 (1時間10分)

 駐車場からスキー場を見上げる。(朝は逆光だったので下山後撮影)

 事務所へ、許可をいただきに寄る。副支配人から、差し入れのミカンをいただいてスタート。

ゴンドラ横から小沼コースの方へ向かう。(ここも下山時に撮影)

途中の急斜面を登り切った地点から駒ヶ岳と大沼を眺める。

通称・松の廊下から振り返る。

松の廊下の上のゲレンデを見上げる。

PEAK CAFE 下から噴火湾を見下ろす。山頂部を雲で覆われた羊蹄山も見えている。

 PEAK CAFEの横を通り、1時間半で山頂駅に到着。

山頂エリアの展望デッキと散策路の地図

展望デッキ「見晴らしの丘」から鹿部市街地と噴火湾を見下ろす。

 

展望デッキ「紅葉の谷」から、木の葉の散ってしまった横津岳山頂斜面を見上げる。ここからの紅葉の見頃は10月15日前後らしい。

一番のお勧めスポットの「紅葉の谷」だが、時すでに遅し。来年はここが見頃のころに再トライの予定。

高速リフト山頂駅の横にある「展望の丘」から駒ヶ岳を眺める。

チャレンジコースから小沼と大沼を見下ろす。

チャレンジコースの急斜面から紅葉斜面を眺める。

からまつコースの紅葉。

 下山後、副支配人に下山報告とお礼を言い、車の中で昼食のおにぎりを食べる。その後、11/8で160年の歴史を閉じるという留の湯へお別れ入浴へ。

 

◎11/8で閉館する留の湯へ(お別れ入浴)

 七飯町東大沼の「東大沼温泉 旅館留の湯」が11月8日に閉館する。支配人の三谷忠清さん(71)、純子さん(64)夫婦の高齢化に加え、新型コロナウイルス感染拡大の影響などで来客が落ち込み、経営の見通しが立たないと判断したという。

 約160年前には湯治場として使われていたという文献が伝わる歴史のある温泉であり、自分も若いころから、長い間ずいぶんと利用させていただいた。

 この留の湯は、駒ケ岳が大噴火した1856年(安政3年)、湯治客が犠牲になったという文献が残る。経営者を変えながら湯治場として続いたとみられ、1985年に、純子さんの両親が関西に住む留の湯のオーナーから管理を任されて日帰り温泉の営業を始め、89年に温泉旅館となった。その間、何度もリニュアルされている。

 「源泉100%、24時間掛け流し」が自慢の、それぞれ異なる源泉を持つ湯殿が、「大浴場」(400円)、「安政の湯」(500円)、「露天風呂」(1時間1200円)、「新泉の湯」(貸切家族風呂・1時間2000円)と、4つもある。

 いつもは、「大浴場」へ入っているが、今回は最後なので、昔からある懐かしい、黒っぽいお湯の「安政の湯」の方へ入ろうと思ったが、掃除をした後でまだお湯が溜まっていないとのこと・・・残念。

 このあと、今年から開催されている「北斗紅葉回廊」の八郎沼へ寄る。(明日アップ予定)

 ライトアップされるまで、駐車場でこのブログのアップ作業に取り組む。


恵山・サラサドウダンの紅葉

2020年10月26日 | 花・紅葉だより

 函館近郊の紅葉の名所である恵山だが、この山の紅葉は、メインはカエデ類やナナカマドではなく、すべて、サラサドウダンである。

 このサラサドウダンだけで、赤・オレンジ・黄を演出するのである。ほかでは見られない珍しくもきれいな紅葉である。

 ここ数年、毎年、恵山支所主催の「恵山紅葉登山会」のお手伝いをしていて、毎年、それらを楽しんでいいる。しかし、今年は、せっかくコロナ対策を講じて、例年と違う計画にしたのに、昨日は、強風と悪天候で中止になってしまった。

 そこで、今日、今年の紅葉の様子はどうかと、それを見たくて、出掛けてみた。山へは登らず、火口原駐車場から椴法華コースの日本庭園まで往復した。

 今日も陽光はほとんどなく、くすんだ感じだつたが、海向山の山肌以外は、例年に遜色はなかった。

火口原駐車場から眺める海向山

奥の海向山の山肌の木の葉がここ数日の強風で飛ばされてしまった感じである。例年は、山肌全体が真っ赤になっている。

 

 

我が家のサラサドウダン


中野ダム公園と笹流ダムの紅葉

2020年10月25日 | 花・紅葉だより

◎中野ダム公園

 今日は、コロナ対策を講じた恵山支所主催の「恵山紅葉登山会」のお手伝いの予定だった。しかし、悪天候予報で2日前には中止の連絡が入った。

 予報通り、雨絡みで強風の1日だった。しかし、妻が休みだったので、雨の止み間を狙って、晴天でなくてもきれいな紅葉が見られる中野ダム公園と笹流ダムへ出かけた。

 ちょうど見ごろを迎えていたが、やはり陽光があるのとないのとでは鮮やかさが違う。青空の下であれば、もっときれいだったはず・・・ちょっと残念。

 なお、駒ケ岳と横津岳に初冠雪があったようだ。平年と同じで、去年より14日早いということだ。 

◎笹流ダム


函館縄文スィーツ & カール・レーモン感謝フェア

2020年10月24日 | 食べ物

◎函館スィーツフェスタ「函館縄文スィーツ」

 「函館スイーツフェスタ」が開かれるのは5年ぶり。函館地域のスイーツ文化振興などを目的に2010(平成22)年から2015(平成27)年にかけて毎年秋に旧棒二森屋で開かれていた。しかし、棒二森屋の閉店などから2016年以降開かれていなかった。

 今年の「フェスタ」は、蔦屋書店で開催。函館や近郊の10店がブースを出し、縄文文化をテーマに各店が創作した「縄文スイーツ」の先行販売も行っている。このフェスタを通して、『北海道・北東北の縄文遺跡群』の世界文化遺産登録を目指す函館市の取り組みを多くの人に知ってもらい、機運を高めていきたいということらしい。

縄文スィーツのほかに、各店の人気スィーツや秋の新作などが出品されていた。

函館市による「縄文文化PRブース」も設けられている。

 我が家でゲットしたスィーツ

 それにしても、国宝になっている中空土偶を見るたびに大関・貴景勝を思い出すのは、自分だけだろうか?

 

◎カール・レイモン創業95周年10月の感謝フェア

 10/24(土)~28(水)までの5日間、「創業95周年10月のレイモン感謝フェア」が開催されている。

 レイモンハウス元町店・丸井今井函館店・本社工場直売店の3店舗合同のフェアである。

 特価商品やありがとう特価の商品はもちろん、福袋が登場し、レイモンハウス元町店限定企画・人気のファストフード特別提供がも行われている・・・ということで、元町店へ出かけた。

レイモンハウス元町店

店の内部

我が家で食した、特価サービスのレイモンドッグ、レイモンベーコンバーガー、チューリンガー

 ゲットしてきた、5001円(税込)の福袋の中身・・・6800円分が入っている。普段は高くてなかなか買えない。

レイモンハウス横の大三坂の紅葉

帰路で目にした明治館のツタの紅葉


「認知機能検査及び高齢者講習のお知らせ」は届いたが・・・

2020年10月23日 | 日常生活・つぶやき

 75歳以上になると、車の免許更新までに、認知機能検査を受けた上で、高齢者講習も受けなくてはならない。

 その通知はがきが届いたので、自動車学校へ予約の電話を入れてみた。1校目は、11月一杯は満杯だという。2校目に電話を入れてみたら、11月中旬には空いていたが、その頃は、山陽道歩き旅の最中の予定である。

 帰ってくる日程に合わせて、お願いしたら、「本州へ旅行された場合は、20日間を空けてからお願いします」と言われた。こんなところにまで、新型コロナの影響が出ている・・・仕方ないので、12月22日にお願いした。

 それを受講してから、改めて高齢者講習の予約をしなくてはならない。こっちも混んでいるようだ。長いところでは3ヶ月待ちのところもあるという。しかも、その高齢者講習修了証明書は誕生日の概ね1ヶ月前に届くらしい。その後、免許更新手続きとなる・・・そうなると、認知機能検査や高齢者講習を無事通過するよりも、免許更新に間に合うか、そっちの方が心配になってくる・・・間に合いそうにないときは届け出ると何とかしてもらえそうだが・・・。

 これからどんどんこの対象者が増えてくる・・・何とか、もっと効率よくできるシステムに変えることはできないのだろうか?

  認知機能検査は、①時間の見当識 ②手がかり再生 ③時計描画の3項目らしい。①と③は大丈夫だとは思うが、点数配分の大きい②については、最近、記憶力の低下を自覚することが多いので、それが心配である。

 ネットを検索すると、その問題例や対策方法等にヒットする。歩き旅から帰ってきたあとに、それに取り組むことにしよう。


紅葉の円山(札幌)~北海道神宮境内散策

2020年10月22日 | 登山・旅行

 札幌の円山(225m)はこれまで何度か登っているが、いずれも出張の会議等の前の散策登山である。今回も昨日の講演の前に、紅葉狙いで訪れた。

 円山は、1912年(大正10年)に「円山原始林」として、国の天然記念物に指定されていて、都会にありながら深い自然を満喫することができる。 

 円山公園の有料駐車場に車を置いて、札幌自然歩道になっている「八十八ヶ所ルート」を登り、「動物園裏ルート」を下って、1時間ほどで周回した。

八十八ヶ所ルート入口

この山には、カツラの巨木が多く点在する。黄葉した葉は非常に甘い匂いを放つ。

歴史を感じるカツラの巨木の根張り

樹間の紅葉

山頂のカエデと左下の山神の碑

山頂から南の方向を眺める

動物園裏ルートとの分岐に建つ奥の院

北海道神宮境内散策

駐車場から南側の鳥居を眺める

カエデの紅葉

北海道神宮

カエデの紅葉

神宮の手水舎の後ろに立っている、札幌の礎を築いた開拓使判官・島義勇の銅像


道民カレッジでの講演~youtube配信

2020年10月21日 | イベント鑑賞・参加

今日は、昨年の今頃にすでに依頼を受けていた、道民カレッジ「ほっかいどう学」かでる講座での講演の日である。

 「ほっかいどう学」かでる講座は、札幌のかでる2・7を会場として、道民の学習ニーズや今日的な課題に焦点を当て、「ほっかいどう学」に関わる道民への学習機会の提供をとおして、新たな北海道を創造する人材の育成を目指して実施している講座である。

 自分が依頼を受けた講演の演題は、「ほっかいどう山楽紀行~健康登山と魅了する北海道の山々」とした。ところが、新型コロナの影響で、大会議室での講演ではなく、youtubeでの配信となった。

 当初は2時間の予定だったが、オンライン配信ということで1時間に短縮されてしまった。ただ、昨年、函館の蔦屋書店から依頼された講演内容とまったく同じもので間に合うので、そのときのパワーポイントでのプレゼンテーションに少し手を加えただけで、説明を短くすることにした。

 レジュメは、下記の通りである。

1、一人気ままなエクスタシー(山に対する思いをしたためた自作の詩)

2、登山に関するプロフィール

3、登山の魅力とは

4、中高年にとっての健康登山

5、一人歩きの登山の魅力とは

6、登山の装備と道具

7、北海道の山の魅力

8、山域ごとの山の風景の紹介

1~7を30分で、残りの30分で、これまで撮りためた中から70コマほどの画像を紹介という予定であった。

 

 13:00にかでる2・7の9階にある道民カレッジの事務局へ。

 仮のスタジオに機器がセットされている。機器の接続に手間取り、開始はだいぶ遅くなった。視聴者は、課長と事務局次長と女性スタッフ。この方たちがいたお陰で助かった。

 5分ほど時間オーバーしたが、何とか終えることができた。 

 なお、今日の講演は、youtubeに変換され、今夜には、下記から1ヶ月間だけ視聴することができるので、視ていただきたい。

 ◎道民カレッジのサイトから https://manabi.pref.hokkaido.jp/college/learn/qqn7eu000000220i.html

 ◎直接youtubeから     https://www.youtube.com/watch?v=ndPhcZwHoIc&feature=youtu.be


札幌までの紅葉ドライブ~岳友との飲み会

2020年10月20日 | 登山・旅行

 明日に依頼を受けていた講演と、それに日程を合わせてもらった今夜の岳友との飲み会のために、札幌へ。

 せっかくなので、紅葉が見頃を迎えているという豊平峡と定山渓に寄ってから札幌入りすることにした。

 今年見た紅葉で最もきれいだった。

◎中山峠

 

◎豊平峡ダム

 

◎定山渓

 

◎岳友との飲み会

 7月末に、札幌の岳友のsaijhoさんから、「私が所属している山岳会の代表が坂口さんにぜひとも会いたいと言っている。札幌へ出てくる機会がありましたら、お願いできませんか?」というメールをいただいていた。

 コロナの影響で、札幌は避けていたが、明日の10/21に、かでる2・7にある道民ガレッジから講演依頼を受けていたので、その前後ならということで返事をしたら、今夜ということになった。

 会場は、個室のあるすすきのの三川屋会館本店で、19時から。メンバーは、saijhoさんのほかに、会の代表のHaさん、今年の大千軒岳でお会いした小樽のO女史、初対面の道新のU記者と読売新聞のKa編集委員とのこと。

上の2点は、三川屋会館本店に飾られているsaijhoさんのお父さんの作品


健八流(松前)の二十三夜塔へのご案内

2020年10月18日 | 登山・旅行

 松前町の江良地区に河口を持つ大鴨津川上流に、珍しい名前の健八流(けんぱちながれ)(539m)という山がある。2回登っているが、その山頂手前の516ピークに「廿三夜」と彫られた月待信仰のものと思われる、慶応元年の石塔とその近くまでの昔の道の跡を見つけている。

 この「月待ち信仰」とは、江戸時代初期から末期に掛けて全国的に広まっていた民間信仰であり、「講中」仲間が特定の月齢の夜に集まり、飲食を共にし、月の出を待ち、お経を唱えながら悪霊を追い払うなどの月待ち行事を行ったものである。月待塔はその記念として造立した塔である。

 月待信仰は、地域によっていろいろあるが、二十三夜が最も盛んで、全国に広まっている。実際、本州の旧街道歩きでも、「二十三夜」と彫られた石塔をあちこちで眼にしている。

健八流登山1回目 http://sakag.web.fc2.com/kenpatii.htm

健八流登山2回目 https://blog.goo.ne.jp/sakag8/d/20191222

 8月末に、上記のページを目にしたという松前町の佐藤学芸員から、「町内にこのような月待信仰やその石塔があることは初めて知りました。現地へ行って、ぜひともそれを見たいのですが、自分のような山の素人でも行けるでしょうか?」というメールが入った。自分的にも興味もあったし、「お役に立てるのであれば、ご案内いたします」ということで、10月の案内を引き受けていた。向こうからも「それまでに、町内の二十三夜講のことについて、調べておきます」とのことだった。

 それが、今日のご案内となった。向こうの都合で、9:30に松前の道の駅で待ち合わせて、現地へ向かった。

 車の中で、佐藤学芸員から、これまでの調査結果をいろいろ詳しく聞くことができた。さすが、学芸員である。

・健八流はかつて三夜山と呼ばれていた。
・現在でも旧暦九月二十三日(今年は11月8日の予定)に二十三夜講をする集落(茂草地区)がある。朝日地区には、二十六夜講が残っている。
・しかし、茂草地区の人も朝日地区の人も、この二十三夜塔のことは知らない。
・江良地区には月待信仰の歴史はない。この石塔のことを知っている人もいない。
・松前城下には、この月待信仰の歴史は見当たらない。
◎大正7年の記録に、今日車を停めた辺りに、七番山という字名があり、6戸の集落があった。炭焼きを生業としていたようだ。その手前に江戸時代に建立の山神神社があったという記録もある。
※この集落の二十三夜講の可能性大である。この集落が江戸時代からあったと考えられる。
 
 
 <登り>10:15入山口~11:25 516ピーク(1時間10分)。周りの笹刈り・拓本作成作業50分。
 <下り>12:15 516ピーク~13:10入山口
 
 
昔のこの二十三夜講の参拝道と思われる踏み跡を辿る。
 
拓本採取作業を初めて見させていただいた。
たわしで汚れを落す→紙を貼る
霧吹きで紙を濡らす→固く絞った棒状のタオルでなぞってピッタリ張り付ける。
 
拓墨をタンポンに付けて、丁寧に上からなぞる。
 
完成→これを剥がして持ち帰って、低温でアイロンをかけるらしい。
 
この二十三夜等に刻まれた文字
廿三夜
慶應元年丑五月二十三日(旧暦)
講中拾人(10人の講中)
甚吉(多分これを作成した石工ではないかとのこと)
正五九(正月、五月、九月→講を行う月)
 
 石塔に使われている石は、松前城の石垣と同じ緑色凝灰岩。それも質の良いものとのこと。産出は松前本町の裏にある石切り場。
 
 台座の石は、モルタルが使われているので、上磯セメント工場ができたあとのものである。
 すなわち、慶應元年に石塔は造られてここに設置されたが、台座はのちの明治~大正年間に持ち込まれたものであろう。
 
 この場所から大鴨津川を挟んで、東の方向に大千軒岳と前千軒岳の連なりがはっきりと見えた(撮ったつもりが写っていなかった)。その方向の展望が開けているので、そちらから昇る月を眺めたものと思われる。
 

 記念撮影をして下山開始。

この山は3回目だが、いろいろな疑問が解明され、拓本採取作業も見学できて、学びの多い山だった。


大沼公園の紅葉

2020年10月18日 | 花・紅葉だより

 今年は、紅葉狙いで出掛けた大雪山系もニセコも不作な感じがした。

 では、大沼公園はどうだろうと出掛けてみたが、やはりイマイチな感じが否めない・・・。

 

ちょうど大沼ハロウィン祭りが行われていた。

 妻が、無料の詰め放題にトライし、ゲットした玉ねぎとじゃがいも(メークイン)

 


第4回郷土の歴史講座・拝聴

2020年10月17日 | イベント鑑賞・参加

 今日は、函館スキー連盟教育部と顧問を仰せつかっている函館スキー指導員会の総会と日程が重なってしまったが、函館中央図書館視聴覚ホールで開催された、函館文化会主催の第4回郷土の歴史講座「函館・空の事件簿~全日空ハイジャック事件から見えたもの~」を拝聴してきた。

 講師の相原秀起氏は、現在北海道新聞社小樽支社長だが、自分の北海道新聞(札幌圏版)へ5年間(2012年~2017年)連載させていただいた「ほっかいどう山楽紀行」の2代目の編集担当者だった。その後、函館支社報道部長に赴任して、道南版(みなみかぜ)への連載「どうなん・とうほく山楽紀行」(2017年~2019年)を企画してくださり、非常にお世話になった方である。

 なお、この事件は、オウムサリン事件の3ヶ月後の1995年 6月21日に函館空港で全日本空輸857便(ボーイング747SR-100型機)が占拠された事件である。 「函館の空の3大事件」の1つ、「函館ハイジャック事件」とも言われている。

講師の相原秀起氏とこの講演内容に関する著書

 講演の内容は、函館空の3大事件と言われる、この「函館ハイジャック事件」と、「ばんだい号墜落事故」「ソ連の最新鋭戦闘機ミグ25亡命事件」についても触れながら、取材や時代背景についてお話しいただいた。

 このハイジャック事件は、1995年6月21日、羽田発函館往きの全日空機が山形上空で1人の男にハイジャックされた事件である。犯人はオウム信者を装い、猛毒サリンやプラスチック爆弾を所持していると客室乗務員を思い込ませることに成功した。男は乗客364人を人質に取り、函館空港に着陸し、給油した後に羽田空港に戻るように要求。道警は離陸を許さず、15時間にわたる攻防戦が函館空港を舞台に繰り広げられた事件である。

 この事件は警察庁に極秘に創設していた対テロ特殊部隊SATの初陣の事件でもあった。犯人は、オウム真理教信者ではなく、53歳の元エリート銀行員だった。仕事上でのミスで、自殺を考えたが、ただ死ぬのではなく、麻原彰晃を釈放させて、機内で罪を認めさせた上で殺害し、自分も自殺し、ヒーローになるというシナリオを描いていた。

 事件は、日本史上初のハイジャック機への強行突入で、事件は無事に解決したが、解決に至るまでの、新聞やマスコミで報じられることのなかった、事件の詳しい裏話がたくさん聞けて非常に面白かった。