癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

「ランチパスポート函館」最終日

2016年06月30日 | 食べ物

よれよれ状態にだいぶ使い込んだ感あり

 3/25から始まった97日間にわたる「ランチパスポート函館」がようやく終わった。
 この3ヶ月間振り回わされた感がないわけでもないが、いろいろな店のいろいろなメニューをすべて500円で味わうことができて楽しかった。

 一番の収穫は、お得感があり、普段だったら口にすることがなかったであろう多彩なメニューを楽しむことができたこと。あとは、これまで存在すら知らなかった多くの店へ行けたことだろう。お陰で、今後も再訪して別なメニューを食べてみたいと思う店も増えた。

 結局、今日も含めて、79軒のうち半分以上の43軒(再訪も含めて延べ49軒)を訪れたことになる。2人で49,000円。しかし、3ヶ月で割ると月16,000円、その分、いつもより日常の外食回数が減ったし、ボリュームがあると、夕食を抜いたり、簡単に済ませることもあったので、それほど贅沢をしたという感じはないし、月ごとの食費内で収まったようだ。

 ただ、並んで待つことが嫌いな自分だが、妻のペースに巻きこまれて、多いときで1時間半が2回(どちらも人数限定のホテルバイキング)、30分程度が数回あった。妻の仕事も時間的な融通が利くし、こちらはヒマだからできることだった。どの店へ行っても、圧倒的に主婦と女性が多かったし、男一人では入りずらい店もあった。

○「ランパス」43軒目(延べ49軒目)~最後の店となった「スープカリー侍」


 我が家でその日の店を決めることを「ランパス会議」という(笑)。昨日は、「最終日はどこで打ち上げにするか」が議題・・・・どうせなら「美味しくてお得感のある店」ということで、探したら、2年ほど前に食べに行って美味しく、店の対応も良かった花園町の「スープカリー侍」が残っていた。ダメもとで、昨日のうちに電話してみた。「予約は一杯だが、並んでいただければ、その順番でご案内します」とのことだった。

 遅く行って他人が食べ終わるのを待つことや、予約の人に先行されるのは嫌なので、開店時間40分前に着いたら一番先だった。持参した本を読んでいるうちに、開店時間までに30人以上が並んだ。お陰で、予約なしだったが、1番先に入れてもらえた。1度に20人くらいが入れた。見ていると、予約は少なめに取っていて、予約なしでも並んでいる人を案内していたようだ。食べ終わって出るときには、さらに20人ほどが並んでいた。



提供メニューは、「侍・小まつり」(1050円→500円)

 「野菜を食べるスープカリー」がコンセプトで、15種類ほどの野菜のカリーがメイン。それに30種類のトッピングから1種類選べるので、2人ともザンギを選んだ。スープも7種類から選べ、辛さもライスの量も選べる。さすが、札幌に4店、東京に2店展開する有名店だけに、気前も良い。スープもトロッとしていて、野菜ももザンギも美味しくて、お得感満点の大満足の打ち上げだった。

○ようやく始動
 今年一番の暑さだったが、函館マラソンから4日経って、筋肉痛もまったくなくなったので、夕方に5kmだけ走ってみた。大会でゴールしたときにはもう走りたくないと思ったが、特に疲れも痛いところもなく、6分30秒くらいのペースで走ることができた。

 ちなみに、体重だが、函館マラソン当日の朝の食事前が60.5kgだった。ゴール後温泉に入るときには58.0kgに落ちていた。その後、3日間飲み会が続いたので増えたと思ったが、今夕走る前に測ったら60.5kgだった。

 さて、これからしばらくは、当分ご無沙汰していた山が中心となる。とりあえず、7/2と7/6に札幌でスキー関係と退職組織の会議が、7/16~18の3連休は、旭川市21世紀の森の研修施設で、「HYML道北オフミ」があるので、それに合わせて2~3週間ほどは、出版に備えた道内の写真撮影中心の山旅をする計画である。
 そのために、参院選の期日前投票も済ませた。
 山も花の季節で一番良いときである。退職組織の函館支部長の役職も解けたので時間もたっぷりでき、今月中は特に予定も入ってない。のんびりと車中泊の山旅を楽しむつもりだ。

函館山からの大雲海(朝)と海霧(午後)

2016年06月29日 | 道南の風物詩

 早く寝たら朝早く目が覚めて眠れないので、起き出して、PCで函館山ライブカメラを見たら、一面の雲海が映っていて、東の空が赤く染まっていた。
 日の出には間に合わないかもしれないが、濃い霧の中、車を走らせた。案の定、山頂に到着した時には、太陽が顔を出した直後だった。日の出ショーは太陽が顔を出す前が一番きれいなのだがしかたがない。

 しかし、今日の目的は、見渡す限り一面の大雲海だ。顔を出した太陽に染まる雲海もみごとだった。いろいろな山から雲海を眺めることは多いが、函館山からは初めての経験だった。函館山も立派な雲海テラスで、カメラ持参の人が多く訪れていた。

 薄い局所的な霧なら、太陽が昇ると消えることが多いが、今日の場合は、風もまったくなく、見渡す限りの雲海なので待っていても消えそうにもないので、帰ることにした。


頂上に着いたのは4:15、三森山の右側からすでに太陽が顔を出して、雲海を染めていた。


雲の上を歩いて駒ヶ岳まで行けそう


函館市街地の上もすっぽり雲海の下


知内山塊と千軒連峰


島のように浮かぶ千畳敷方向と下北半島


雲海の中に消えるロープウェイの索道


午後になって、外出した時に函館山の方を見たら海霧が見えたので、再び、函館山へ。
もちろん、まだ歩く元気がないので、車で・・。



函館湾以外の海の上は、すべて海霧の雲海だったが、市街地の津軽海峡側に海霧が押し寄せていた。
朝の9時ごろに晴れたので、そのころに行けばもっと幻想的な光景が見れたかもしれない。


市役所の辺りまで押し寄せていた海霧


眼下の住吉浜から立待岬も霧の中


函館港の堤防の外側にも海霧の先端部

○「ランパス」42軒目(延べ48軒目)「中華 ジャンジャン」


 「ランパス」の利用期間が明日までになり、人気店やリピートしたい店は、電話してもどこも予約が一杯で混んでいるようだ。
 並ばなくても良さそうな店を考えて、28店もあるのにわずか2店しか行っていなかったラーメンを選んでみた。
 ちょっと毛色の変わったメニューのイオン上磯店(旧ダイエー上磯店)の中にある、フタバヤグループの「中華 ジャンジャン」へ。
利用時間開始の13:30に行ったが、店内が広いこともあり、すんなりと入ることができた。



提供メニューの「あんかけもやしラーメン」

 醤油味をベースに、もやし(1袋以上?)、ひき肉、玉ねぎ、人参、しいたけなどがたっぷり入ったボリューム満点のあんかけで、食べても食べてもなくならない感じでお腹一杯になった。味も自分好みだった。

最新第3版『北海道夏山ガイド』⑤⑥を贈られる

2016年06月28日 | 登山・旅行

 このたび7回目の改訂となった最新第3版『北海道夏山ガイド』(北海道新聞社)の「⑤道南・夕張の山々」と「⑥道北・道東・増毛の山々」が、取材協力者ということで贈られてきた。

 これまでにも、著者である梅沢俊氏と菅原靖彦氏からも個人的に贈られてきたことはあるが、今回からその著者陣に新しく長谷川哲氏が加わった。
 この長谷川氏の求めに応じて、道南版の改訂の必要な山の情報を提供したり、一昨年と昨年に掛けて、遊楽部岳・三森山・台場山・桂岳・知内丸山・大千軒岳・恵山などの取材山行に同行したことによるらしい。しかも、巻末の方に「取材協力者」として氏名まで記載されていて、今回は北海道新聞出版センターから直接送られてきた。

 また、同行したこれらの山には、モデルとして自分の姿がたくさん掲載されていて、ちょっと照れくさい。


遊楽部岳のページから


台場山のページから

ようやく2人の完走祝い

2016年06月28日 | 食べ物


幕別のパパちゃりさんから送られてきたゴール前後の写真

 2人の完走祝は、例年、当日は妻が頭痛で必ず寝込むので、翌日に行うことが多かった。しかし、昨夜はこちらの別の会合があり、今夜、3日目にしてようやく実現できた。

 妻の希望で、「焼肉屋さかい」へ


 


○「ランパス」41軒目(延べ47軒目)「ダイニング ウララ」
 「ランパス」もあと3日で終わるためか、予約できる人気店はほとんど満杯になっているようだ。今日も、ぜひリピートしたかった港町の「ふじい」へ電話したら、終了日まで予約で満杯とのこと。
 

 五稜郭のホテルドーミインの1階にある「ダイニング ウララ」へ。ここも一度遅い時間に行ったら完売になっていた店だった。



 

 提供メニューは「選べるパスタセット」。ナポリタンとベーコンのアンチョビ風味のどちらかを選べるので、二人ともベーコンのアンチョビ風味にした。
 これにサラダ、アイスコーヒー、アイスクリームがセットで1080円→500円。パスタは、数日前に「エスポワール」の生パスタを食べているので、自分的にはそちらの方が美味しいと思った。

一夜明けて

2016年06月27日 | 日常生活・つぶやき
 いつものごとく、昨日帰宅してから頭痛でずっと寝込んだままの妻の起きた音で目が覚めた。16時間も寝続けて復活したそうだ。自分も10時間も熟睡していた。
 ベットから出てトイレへ行こうとしたら、ふくらはぎを中心とした筋肉痛で大変だった。

 昨日のブログへの多くコメントに驚く。みなさんの祝福の言葉や気持ちがうれしかった。それだけ、心配もしていてくれたのだろう。



 新聞を見たら、すべての部で上位の選手しか載っていなくて、「70歳代男子の部」も上位20名だった。25位の自分は当然掲載されず。ちなみに、もしハーフに出ていたら、自分のこれまでのタイムなら20位以内に入っていて掲載されていたはず。来年はこれを狙おう!



 地元TVのNCVに映っていたゴール場面の写真をアップ

 10時からは、山関係の有名人でいつもお世話になっていて、ライフスポーツメンバーでもある北斗市のNa女史のご主人の葬儀へ出席。弟さんが小中学校時代の同期でよく遊びにいったし、末弟さんも一昨年まで函館市内の中学校長をしていて、何かとかかわりが強いお宅だった。しかし、つい2ヶ月前にご夫婦にお会いしたばかりだったので驚いた。

○「ランパス」再訪6軒目(延べ46軒目)「パーラーフタバヤ」

 「ランパス」も利用期間があと4日間しかなくなった。今日は、昼が遅くなったので利用時間が13:30~17:00の「パーラーフタバヤ」へ。
 みんな追い込みに入ったらしく、13:30に行っても30分ほど待たされた。

提供メニューの「メンチカツセット」780円→500円で、ドリンクも付いて、ボリュームもあり美味しかった。



 夜は、自分が実行委員長だった退職組織の6/15に開催された「設立20周年記念式典・祝賀会」の慰労会兼新旧役員顔合わせに出席した。
 さすが二次会に行く元気はなかったし、いつもは湯の川からでも歩いて帰ってくるのだが、タクシーで帰って来た。 

二人とも5時間切りでなんとか完走

2016年06月26日 | ウォーキング・ジョギング・マラソン

2分違いで、二人揃って完走

 何回も書くが、「72歳の大冒険のフル初挑戦」申し込んでから後悔もしたし、30km走に挑戦したら23kmでリタイアするし・・・それでも7分/kmで走れば、もしかしたら完走できるかも知れないという希望に救われた。ちなみに、制限時間は5時間20分だった。

 突風と雨に見舞われたレースだったが、自分は4時間56分07秒、妻は後半追い上げて4時間58分42秒だった。30kmくらいまでは7分/kmを切る快調なペースで10分ほど貯金ができたが、後半の万代こ線橋と巴大橋の往復の上り坂がきつくて、止まってふくらはぎを伸ばしたり、上りで歩いたりして、結局はトータルの平均タイムは予定通りの7分/kmだった。最後の2kmはなんとか5時間を切りたくて、歩くことなく走りきった。

 辛いことは覚悟の上の参加だったが、フルがこんなに長くて辛いとは予想以上だった。もう、来年は絶対フルには参加しない。ハーフなら楽しんで走れる。 


開会式。さすが8000人となると凄い人数だ


スタート15分後の共愛会病院前。今年は道路を全面使っていたので、走りやすかった。


湯の川ホテル街・・・反対側からハーフの選手がおり返してくる。


函館空港手前の折り返し地点


漁火通りの強風と雨の中を走る・・ここが向かい風で大変だった。

 
途中で折り返して来た岳友・幕別町のパパチャリさんとお互いに写真の撮り合い。

 
市役所前の「かっぽれ」軍団の応援    緑の島の巴太鼓の応援


谷地頭電停からの折り返し地点・・・この坂はまだ気にならなかった。


30km地点の万代こ線橋への上り坂
ここまでは歩くこともなかったが、ついに上りで歩き、止まってふくらはぎを伸ばした。


普段練習でいつも走っている巴大橋の上りが辛かったのと、非常に長く感じた。


観光名所のレンガ倉庫群の前。ここはデコボコの石畳なので、つまずかないように気を付けた。


5~6分遅れで緑の島入口付近ですれ違った妻

  
新川沿いのエードの五勝手屋ようかん       緑の島のエードのバナナ、メロン、ミニトマト
海鮮どんぶりや冷し塩ラーメンなども用意されていたらしいが、自分たちが着いた時には、すでになくなっていた。


ようやくゴールまで戻ってきて、「これで苦しみから解放される」と感慨ひとしお。


記録証。42名の参加中25位は満足な成績だが、翌日の新聞には20位までしか載っていなかったのが残念

<5kmのラップ>
5km34'49、10km31'35、15km33'03、20km32'01、25km35'01、30km36'58、35km37'47、40km38'51 残り15'50
距離表示が5kmごとしかなく、GPS付きの時計でなかったので1kmごとのペースが掴みづらかった。
こうしてみると、前半は明らかに飛ばし過ぎだった。そのつけが後半のこ線橋や巴大橋での歩きに繋がったのかもしれない。しかし、後半は、仲間のほとんどが辛くてペースが落ちたと話していた。


夜の函館トライアスロンクラブの打ち上げ会・・・自分以外のほとんどはものすごいタイムの人ばかり。

いよいよ函館マラソン前日

2016年06月25日 | ウォーキング・ジョギング・マラソン

明日のコース図

 「72歳でフルに初挑戦」という、身の程知らずの人生最後の大冒険と思われる「函館マラソン」が明日に迫った。ここまできたらじたばたしてもしょうがない。

 とにかく7分/kmペースを維持して、5時間20分の制限時間内ギリギリでも完走することが目標だ。それでダメならそれまで・・・回収バスのお世話になるしかないと腹を括っている。
 練習では25km以上を一度も走れていない。頼みは、山パワーと先月末から連日30~40km歩き続けた中山道歩き旅パワーだ。疲労から来るふくらはぎの痛みさえ出なければ何とかいけそうな気はしているが・・・?

 最終制限ランナー4名のうち2名が知り合いだ。なんとかその2名に気を遣わせないで走りたいものだ。

 
 昨夜、開催要項と参加記念品を受け取って来た。参加記念品はランニングキャップとランニングバック。


 8000名近くいる参加者名簿の「フル男子70歳代」の参加者数を見てビックリ・・・わずか42名しかいない。しかも、一番上に名前が掲載されていた。

 ちなみに、「フル男子60歳代」は300名もいる。いかに70歳代になるとフルが大変かという証しなのだろう。ちょっと不安が増長される。なお、「ハーフ男子70歳代」は昨年とほぼ同じ80名だった。いずれにしても、フルの挑戦は「第1回記念大会」の今年で、最初で最後にするつもりだ。


二人とも、ランとXCだけの名ばかり会員の函館トライアスロンクラブのTシャツで準備した

 夜中から嵐のような風雨だったが、午後の晴れ間を利用して、軽く5kmを足慣らしのつもりで流して仕上げた。明日は、天気が落ち着いてくれることを祈るのみ。

○「ランパス」40軒目(延べ45軒目)「そば処 さんてい 柏木店」

 土日祝日が利用できない店が多い中で、明日に備えて炭水化物中心のカーボローディング食に良さそうなメニューのこの店を選んだ。創業66年を迎える函館でも有名な老舗のそば処。



提供メニューは、2種類のミニ丼+4種類のそばかうどんが選べる「サービスランチ」(780円→500円」


自分が選んだ「鶏そぼろ丼+彩り天もり」

妻が選んだ「カレー丼+コロッケそば」

山の画像チェック

2016年06月24日 | 日常生活・つぶやき


 ここ数日、悪天候とマラソン前の休養に乗じて、出版準備の作業に取り組んでいる。特に急いでいるのは、掲載する山の画像のチェックだ。2ページ構成でも、3~4枚の画像は必要だ。それも画質の良いオリジナル画像でなければならない。

 実は、古いPCと外付けHDDの相次ぐ故障で、2010年以前のオリジナル画像がすべてなくなっているのが一番の障害だ。新聞に掲載したメイン画像は揃っているが、そのほかに掲載する画像がない山もあるからだ。これまでも、写真の撮り直しに行って間に合わせた山もある。

 とりあえず、今後新聞掲載する予定の山も含めて、全山チェックして、撮り直しが必要な山を7月中に登り歩くつもりだ。それでも無理な場合は、HPやブログを公開している岳友から借りることも考えなくてはならない。

○「ランパス」再訪5軒目(延べ44軒目)「カフェ エスポワール」

 ここは、戸倉町のパンの店「エスポワール」のカフェで、提供メニューは「生パスタセット」。
6/10に食べに行ったばかりだが、生パスタが美味しかったのと、パンとのセットなので、マラソンに備えたカーボローディング食にもなるのと、5種類の生パスタの別なものも食べてみたかったので、今日の11:30に予約して出掛けた。


自分の食べた「アンチョビとパプリカのクリームパスタ」

妻の食べた「ブルーチーズのクリームパスタ」

 相変わらず美味しかったし、パンも全部食べた。さらに、帰りに4種類のパンを買っておやつ代わりに食べた。 

3度目の車検

2016年06月23日 | 登山・旅行

なんの手入れもしないのに、毎年咲く花の数を増やしているクジャクサボテン。我が愛車もこうなら良いのに・・・。

 我が愛車のエクストレイル、あっという間にもう7年になり、3度目の車検に出した。数時間もしないうちに担当者が見積書を作成してやって来た。「見積もりを出したら、だいぶ高くなりそうなので・・・」とのこと。見たら総経費で34万円ほどになっていた。

 走行距離20万kmにもなっているのだから、交換しなくてはならない部品が多いのは当然で、この程度の覚悟はしていた。申し訳なさそうに、ひとつひとつ丁寧に説明をしてくれたが、「できるだけ長く乗りたいので、取り換える必要のあるものは全部お願いします」と頼んだ。

 車検だけなら、安くできるところはたくさんある。しかし、自分の場合、年間3万kmと他人の3倍ほども走るので、いつも車を買ったメーカーのディーラーでやってもらうようにしている。結果的に高く付いてもその方が安心できると思うからだ。

○「ランパス」再訪4軒目(延べ43軒目) 「創作料理ビストロパサパ」

 今日は、限定10食のすぐ向かいの店へ3月以来の再訪。利用時間は13:00~14:00。20分前に玄関から覗いたら結構並んでいる。慌てて行ったら10番と11番だった。諦めて戻ろうとしたら、整理券を配り始めた。一人オーバーだが、我々で最後にしてくれた。
 ただし、店内が狭くて全部が入れなく、2巡目になり、さらに20分ほど待たされた。



 提供メニューは、2ヶ月毎に替わる期間限定ランチプレートで、5,6月は「トマトたっぷりハッシュドビーフ」。
 正規のメニューはスープとコーヒーが付いて1000円だが、ランパス用のメニューはそれらがなくて800円→500円となっている。3月の「アジアンランチ ナシゴレン」もとても美味しかったので、メニューが替わっている今回も楽しみにしていた。
 自分は、ハヤシライスはあまり好きでないのだが、これはデミグラスソースとビーフ味が濃厚で非常に美味かった。

 さすがに、大沼プリンスホテルやLA VISTA函館ベイで料理長をしていたシェフのお店だ。このランパスまでは、すぐ向かいなのに貧乏人には入りずらくて敬遠してきたが、今度は何かのときに奮発してランチかディナーを食べてみたいと思った。

 ただ、朝食抜き生活にとってはちょっとボリューム不足で、3日後の函館マラソンのエネルギー補給のために、やはりすぐ近くのキングベークへ寄って小さめのパンを2個ずつ購入。

思わぬ当たりもの

2016年06月22日 | 食べ物

 午後に、クロネコクール宅急便が妻宛ての大きな発泡スチロールの箱を届けに来た。
 何が何だか分からないままに受け取り、差出人を見たらSTVラジオからだった。
 中身は「遠別産天然ひらめ」と書かれていた。


中を開けたら、40cmの物差しより大きなひらめだった

 妻は、ラジオを聞きながら内職の仕事をしているので、良くラジオ番組に面白い内容のメールを送り、これまでにも年に1回位は、大きな毛ガニ2杯、ワイン、ジンギスカン肉、ソーセージの詰め合わせ、はさみ漬けなどの北海道名産品をゲットしている。

 当たったのはうれしいが、問題は捌きだ。妻もこんな大きな魚は捌いたことがないし、そんな大きさの刺身包丁もない。
 そこで、釣り好きで魚捌きの得意な妻のおじさんに「半分上げるから捌いて」とお願いして持ち込んだ。


 ひらめは、やはり刺身だろうということで、刺身にしてもらって、思わぬご馳走になった。


○ランパス以外のワンコインランチ「インドカレーレストラン HOTPOT昭和店」


 たまたま今日行った「ランパス」の店が、すでに完売となっていた。そこで、思いついたのが、このランパス期間中、ワンコインランチを提供している昭和タウン向かい側の小路にある新しい「インドカレーレストラン HOTPOT昭和店」へ。
 最近函館に、ネパール人やインド人の経営するこの手の店がやたらと増えている。

 
 内容はキーマカレー、ナン、サラダ、スープで、先にスープが運ばれてきた。


いつもナンの大きさに驚くが、ここのもかなり大きい。何度食べても飽きることはない。


○調整ジョグ5km
 函館マラソンがいよいよ4日後に迫って来た。日曜日の山の疲れも抜けたと思うので、夕方、妻と一緒に5kmの調整ジョグに出た。7分/kmギリギリでゆっくり走った。あとは、土曜日に、やはり5kmを走って終わりにするつもりだ。

旧イギリス領事館のバラほか

2016年06月21日 | 花・紅葉だより

 午後から青空が広がったので、今時期、イギリス領事館のバラがきれいなはずと出掛けてみた。
 しかし、昨日の豪雨で花がすっかり傷んでしまっていた。




 







                                       

「ランパス」再訪3軒目(延べ42軒) 「ラムズイヤー」


ここ中島町の「インディアンカレー&ガーデンカフェ ラムズイヤー」は、再訪したい一番候補の店だった。料理が美味しかったのは勿論だが、店の対応や雰囲気も非常に良かったこともある。

 
 今日は、上掲の貼り紙があった。「ランチパスポート」には、「なくなり次第終了」と書かれていて、「予約も可」だった。しかし、あまりの人気に、その両方も止めて、利用時間中に来店する客にはすべて対応することにしたらしい。内容を読んでもその真摯な姿勢が感じられてうれしい。

 利用時間は11:00~14:30なので、一替わりしそうな11:30ごろに行ったら、満席で20分ほどた待たされた。


提供メニューの「ナンピザサラダ」(972円→500円)

ナンピザもサラダもボリュームもあって美味しいが、ドレッシングが特に美味しかった。
前回はなかったピザカッターが付いていて、非常に食べやすかった。
期間中にもう1回行ってみたい店である。

最難関突破?

2016年06月20日 | 食べ物
 朝から雨が降り続いた。「北海道には梅雨はない」と言われたのは、昔のことで、最近は本州の梅雨時には北海道も雨の日が多い。「蝦夷梅雨」という言葉もあるが、ここ10年ほど、この時期に道外からやってくる登山者が「梅雨を避けて北海道に来たが、こちらも雨の日が多く、しかも非常に寒い」と嘆く声を良く耳にする。

 そんな中、妻に言わせると「最難関をやっつけたので気が済んだ」と言う。なんてことはない、最近の日課にさえなっている感の強い「ランチパスポート」の話である。

○「ランパス」39軒目(延べ41軒目) 「喰いどころはら田」

 ここは、1300円のランチバイキングが500円になることと、10人限定というハードルの高さが難関の人気店だ。
 
自分は並んで待つのが嫌いだが、妻は「この店をやっつけないと気がすまない」と言う。実は、2年前の秋にこの店が入っているスパ&カーサ函館の無料宿泊体験に当選し、泊まったときの食事(バイキング)が、1階に入っているこの店だった。そのときに、料理がとても美味しかったのが印象的だった。道内の食材に拘っているということもあって付き合うことにした。。

 先週の土曜日に11:30に行ったらダメだったが、平日なので、同じ時間に行ってみた。4人のママ友グループが先着しているだけで、一番先に並ぶことができた。壁に寄り掛かることはできたが、1時間半の待ち時間が長い。さらに、ママ友グループのお喋りが煩くて持っていった本を集中して読むことができず、スマホをいじったり、このブログの下書きをして過ごした。

12:10には10名の定員に達して、そのあとにも数人来たが、諦めて帰っていった。


 
 3回目でようやくありつけることになった提供メニューは、曜日毎に内容が替わり、月曜日の今日は「夏の味覚祭」。火曜日の「寿司の日」が激戦日だそうだ。
 
 

 最近は、バイキングでも腹9分目で抑えることができるようになったが、今日は良く食べた。2年前も思ったが、特に和風料理の味付けが美味しい。同じランチバイキングで、やはり1時間半並んで食べたホテルロワジールの「四季」よりは、何を食べても美味しいと思う。

 お陰で、夕食も食べないで済んだ。2食分が二人で1000円で済んだことになる。

 今日で約半分の店を制覇した。残りはあと10日間。行きたい店や食べてみたいメニューの店は、ほぼ行き尽くしたので、これからは何軒行けるか知れないが、再訪したい店をチョイスするつもりだ。

780m地点で撤退・白水岳登山道偵察

2016年06月19日 | 登山・旅行

 今日のメンバー私以外の3名
5年前に解散した元熊石山歩会会長のNaさん(右)、HYMLメンバーのChiさんとwajiさん

 1月のSHOさんの送別会のときに、北海道の山メーリングリスト(HYML)メンバーから「廃道化している熊石(現八雲町)の白水岳の登山道の再開削をしたいと思うんだけど」という声が上がった。

 かつては、道南アルプスと呼ばれた熊石山系の白水岳や冷水岳の登山道は、元熊石山歩会によって開削され、維持管理が続けられてきた。しかし、メンバーの高齢化によって、5年前に解散して以来、整備はされなくなり廃道化していた。特にこれらのコースは太いネマガリダケに覆われた山で、すぐに藪になってしまう登山道だった。 

 何度か打ち合わせをして草刈り機5台を持ち込む再開削作業日を7/3に計画し、メンバーも募った。そこで、今日、自分も含めてHYMLメンバー3名がその下見に出掛けることにした。一昨日になって、元熊石山歩会会長のNaさんも、5年間で登山道がどのようになっているか見たかったということで、急きょ参加してくれることになった。

 自分は、この山には4回登っているが、最後に登ったのは、09年の秋だった。その時は、1級国道並みの登山道を3時間弱で白水岳まで登っている。しかし、wajiさんは2年前の秋に登って、ほぼ中間地点の1043.7峰(白泉岳)手前のネマガリダケ帯で踏み跡すら分からなくなって撤退しているという。

 8時に登山口だった平田内温泉熊の湯駐車場に集合。草刈り鎌や手鋸で邪魔な所を刈り払い、テープ付けをしながら登って行った。


1時間ほどの白泉の滝までは、踏み跡もしっかりしていて、刈払いは必要ない道だった。


倒木を手鋸で切るwajiさん


白泉の滝を左に見て登って行くが、この辺りから踏み跡に笹や草が覆いかぶさり始める。
所々でルートを見失うが、Naさんのお陰でなんとか進めた場面もあった。


標高700m付近の背丈をはるかに超えるネマガリダケ帯へ突入。


その先も足元の踏み跡は分かるので、なんとか掻き分けて突破


二股の滝の合流点


二股の滝の下から対岸への取り付きが崩れていて一部泥壁状になっていた。
設置ロープを見つけて、なんとか崖のような草付き斜面と踏み跡の急登を登る。
ここを草刈り機を片手に持って登るのは至難の業だ。


二股の滝から尾根に登り切って少し進んだら、再びネマガリダケ帯へ。

 とてもそれを掻き分けて登る意欲はなくなり、ここで撤退することにした。ここまでで、すでに3時間を要していて11時を過ぎていた。wajiさんも、「2年前より前よりかなり酷い状態」とのこと。標高780m地点だった。まだ、手前ピークの白泉岳まででも標高差で260mあり、この先はずっとネマガリダケ帯で、だんだん密度も濃くなり、タケの太さも増してくると言う。
 予定している草刈り機5台でも、この状態ならせいぜい1日でできるのは白泉岳までだろう。Naさんたちの過去のもっとマシな状態での整備作業でも白水岳までは3日を要したそうだ。

 今回、白泉岳までやったとしても中途半端な感じだし、それより先の作業も含めて定期的に取り組める体制ではない。今年改訂版が発刊される『夏山ガイド』(道南版)からも削除されることは決まっている。4人で相談した結果、この登山道の再開削は諦めて、Naさんが数日前のTVで語っていたように、「自然に戻してあげるのが一番」という結論に達した。


GPSトラックログ


09年以前に登った4回の記録は、下記からどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com/siromizu09.htm

歴史講演会「箱館の海岸埋立と地蔵町居留地」

2016年06月18日 | イベント鑑賞・参加

 午後から、函館中央図書館と五稜郭タワー主催の「郷土の歴史講座」第42回函館文化発見企画の講演会「箱館の海岸埋立と地蔵町居留地~箱館の貿易港と外国人居留地~」に参加してきた。講師は、はこだて外国人居留地研究会会長・清水憲朔氏。

 函館市の港湾に面したところは、今の電車通りの海側のほとんどが埋め立て地であることは知っている。それは、江戸時代から国内貿易を巡る箱館商人の熾烈な商戦の場として埋め立てられて来たようだ。その後の開港後も、港湾整備とも相まって海岸は埋立は進んだようだ。

 外国人居留地の埋立は、開港後、外国の要請により箱館奉行の手で行われたようだ。しかし、箱館の場合は長崎などとは違って、居留地は貿易の場であって、居住の場は市内のあちこちに借地として提供し、雑居していたのが特色だった。

 講演は、江戸時代の古地図や鳥瞰図などを拡大投射して行われたので、その当時の様子は非常によくわかったが、時代が前後することもあって見ている方にとっては整理がつかない感じだった。


大町居留地<文久元年(1861年)分配>と丸数字は外国人が住んでいたところ


地蔵町居留地<元治元年(1864年)着工、慶応元年(1865年)20,474坪を整備完了>
丸数字は外国人が住んでいたところ


長崎屋の俵物蔵


現在の末広町付近の海岸風景と手前は高田屋嘉兵衛や箱館奉行所の造船所


明治に入ってからの?函館港の様子


○調整ジョグ10km
 講演会から帰った後に、巴大橋コースへ10kmの調整ジョグに出た。歩き旅から帰って走るのはこれで3度目だが、これまでで最も身体も足も軽かった。歩き旅の疲れは完全に抜けたようだ。
 8kmまでは、本番モードの7分/kmペースを維持して走り、最後の2kmはできるだけ速く走ってみた。結果は5分35秒/kmだった。

 明日はまた山の予定なので、その疲れが抜けた水曜日か木曜日に1度と土曜日に軽く走り、本番を迎えるつもりだ。

○「ランパス」38軒目(延べ40軒目)「あずまし亭」
 今日は、1330円のランチバイキングが500円になる、限定10食という一番の難関である「飲み食い処はら田」へ行ってみた。13:00からの利用時間だが、11:30に行ったらもう完売になっていた。並んでいる人の話では11:20ごろで終わったという。ここは、以前も同じ時間に行ってダメだったところだ。いろいろな情報を見ていると、2時間待ちなら確実だが、2度、3度と来てようやくあり付けたとい人が多い。諦めるのは癪なので、来週の月曜日に3度目の挑戦をすることにした。


 そこで、限定もなく、利用時間中はいつでも対応OKという「海鮮寿司処 函館朝市 あずまし亭」へ。



提供メニューは「本日のサービス丼」(840円→500円)
今日の内容は、カニ、イカ、サケ、ホッキひもの4種丼だった

出版の原稿準備開始

2016年06月17日 | 日常生活・つぶやき

函館山のページレイアウト案

 今日も1日中雨降りだったので、落ち着いて出版化のための準備に取り組み始めることにした。札幌の共同文化社にお世話になることは、以前にも触れたが、8月中旬までには、前半部分の原稿と画像を提出する予定なので、そろそろ落ち着いてその準備に掛らなくてはならないからだ。

 さらに、連載記事にプラス要素としての「おまけ情報」を付けたしてほしいとの要請もあり。その原稿も考えなくてはならない。

 提出するものは、連載記事とその「おまけ情報」の原稿と3~4点の写真だ。ページごとの最終的なレイアウトは向こうに任せることになるのだが、こちらからもいくつかのレイアウト案を提出しなくてはならない。

 ただ、頭が痛いのが、道新の連載が3月までに延びたので、その分の原稿も前もって書いておかなくてはならないことだ。しかし、その連載がひょっとすれば1月までで終わる可能性もある。実は、現在の「札幌圏版」の拙筆の連載記事の載るページが全道版になる計画が1月にあるらしい。しかし、それが3月に延びるかもしれないとのことで、まだはっきりしない。いずれにしても、それが1月でも連載はその時点で終了させていただくよう、強くお願いしたおいた。

 今日は、とりあえず3月末までの執筆予定の山を確定して、122回分(146山)を山域別に整理して、その目次を作成した。それに沿って、原稿と画像の準備をするつもりだが、未掲載の山は、前もって原稿を書いておく必要もある。

「ランパス」37軒目(延べ39軒目)「やなぎ亭」


 今日の「ランチパスポート函館」利用のランチは、中部高校向かいに昨年12月にオープンしたやなぎ亭へ。
 限定10食で、当初はずいぶんと混んでいたようだ。そこで、今日は11:30に予約を入れて行ったが、お客さんは我々だけだった。天候も雷雨の中だったが、これまでの店でこのようなことは初めてだった。



 

 提供メニューは、日替わりの「ワンプレートランチ」にデザートのアイス付き。
 個々の料理は美味しかったが、リピートしてまでとは思わなかった。
 ただ、限定10食と言うことでランパス客には断ったこともあったので、ランパス終了後も、毎月7,8,9に付く日は同じ献立を10食限定で500円で提供し続けるとの張り紙があった。