癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

大雨の中で

2007年08月31日 | 登山・旅行
夜半から雨が降りだす。大雨、雷、洪水注意報が出されていたのでゆっくり起きる。

のんびりとご飯を炊いて朝食を摂り、残りでおにぎりを作る。食後、道の駅の中を見て時間潰し。

その後、湯殿山神社を見に行く。ところが、ものすごい豪雨となり、風までついて、車から降りることさえできない。神社は山の中の参拝路を歩いて登って行かなければならないので、鳥居の写真を撮って退散。

その後、月山の登山口のひとつでもある月山スキー場まで行ってみる。バスに乗ったツアー登山者が様子見で待っていた。あの後どうしたのだろう?

羽黒山神社は、月山に登るときに寄れるコースにして、今日はパス。ちなみに、月山神社は頂上にある。

鶴岡市の図書館へ向かう。狙いはパソコンである。読んではいたが、ブログのたくさんのコメントへのレスは携帯では大変だから・・・。

1週間分のレスを打ち終えて、図書館を出る。すぐそばの致道博物館へ。鶴岡市内の古い建物を移設し、内部にいろいろなものを展示して博物館としている見応えのあるものであった。

さらに、一昨日も利用した温泉のある道の駅・庄内みかわへ。温泉でのんびりし、いつもは安い缶発泡酒とコンビニ弁当の夕食が多いが、ちょっと豪勢に生ビールとカツ丼。

テレビで天気予報を見ると、明日と明後日は「曇りときどき晴れ」・・・ひょっとするとひょっとするかも?明後日の山形の「日本一の芋煮フェスティバル」も見てみたい・・・。

鳥海山

2007年08月30日 | 登山・旅行
帰る気で、夜を明かした道の駅・庄内みかわを4時半に出発した。車を走らせていると、雨が降っているのに、鳥海山が頂上まですっきりと姿を現している。慌てて携帯で天気予報を確認。「雨のち晴れ」、これこそ天の恵み。

ただし、地図も予備知識もない。しかし、登山口まで行けばなんとかなる。象潟から鳥海ブルーラインを登って行くと、象潟口の登山口がある。案内図を見ると8km、楽勝だ。

6:30、登山口を出発。案の定20分ほどで雨が上がる。特に急なところもなく、淡々と登って行く。頂上部もくっきりと見えている(画像)。七五三掛から千蛇谷コースで頂上を目指す。

10:15、頂上の新山到着。狭い頂上だが先着グループからコーヒーをご馳走になる。

下山は10:40発。一等三角点ピークの七高山経由て外輪コースを下る。14:05登山口着。

思わぬ一山ゲット。道の駅・象潟で温泉に入り、二匹目、三匹目のどじょう狙いで南下し、月山と摩耶山の近くの道の駅・月山に落ち着く。

夕方は両山は見えていたが、明日は雨予報だ。しかし、この近辺は観光もしたことがない。車でも回れる出羽三山の神社巡りもしてみたい。はたして・・・?



常念微笑まず、残りも断念し帰路へ

2007年08月29日 | 登山・旅行
昨夜は姿を見せて期待させた常念岳だが、今朝は厚い雲の中。せめて登山口の偵察でもと出掛けたが、登山口5km手前で通行止め。迷うことなく断念。

明日以降の1週間の長期予報すべて雨絡み。恐るべし秋雨前線・・・これも不徳のいたすところと、残りの計画はすべて断念し、あっさりと帰路に就く。

今日は、一般道路をのんびり走り、道の駅・庄内みかわまで。

明日は、比較的天候の良さそうな東北北部の山か、そのままフェリーか?

悔しいので、今日登るはずだった常念岳の上からのご来光寸前の3日前の画像を!



予定変更

2007年08月28日 | 登山・旅行
今日の焼岳までは、何とか計画通りに登ることができたが、長期予報では、昨年も経験した恐怖の秋雨前線・・・1週間びっしり雨マーク・・・この秋雨前線を避けようと思って昨年より早く来たのに~(涙)。

ということで、新穂高温泉から入って4泊5日の計画は、後回して断念し、天候を見ながら日帰りが可能な安曇野市側の常念岳、燕岳、大天井岳、有明岳を先にしようと、昨年も何泊かした道の駅・安曇野ほりがねの里に落ち着いた。

夕方は、上記の山はすべて見えていた。明日は常念岳の予定だが、先ほどの天気予報によると、雨の可能性は低いらしい。山が見えていたら登るつもりだ。

しかし、明後日以降の長期予報はかなりきびしい状況に変わりはない。

焼岳

2007年08月28日 | 登山・旅行
北アルブス唯一の活火山で、大正時代の噴火で梓川を塞き止めて、上高地の名所・大正池を誕生させた2455mの山だが、最高峰の南峰は登山規制中で登れるのは2393mの北峰である。

朝方、雨の音で目をさます。しかし、まもなく止む。半ば諦め気分で登山口の確認だけでもと、中ノ湯温泉の上の10番カーブの上にある登山口へ向かう。

とりあえず雨はまだ降りそうにもない。頂上部分はガスで覆われているが、展望は昨日までのそれとは大差ないはずだ。山容もここ数日でしっかりと目に焼き付けている・・・という理由をつけて、雨覚悟でとりあえずスタート。

6時に登山口を出る。鬱蒼とした針葉樹林~~ダケカンバとナナカマド~大きな噴石の点在する花畑状態と登って行く。2200mより上はガスの中。北峰と南峰の間のコルに到着。

ガスの中に不気味に浮かび上がる岩塊の間や岩壁の下のガレ場を登って行く。頂上直下に轟音を響かせて硫黄を吹き出しているところがある(画像)。8時に標識しか見えない頂上に到着。

証拠写真を撮っただけで直ぐに下山。5分もしないうちに急に雨が降りだす。登りで降られなかっただけでも幸いである。雷も鳴り出し、どしゃ降りとなる。樹林帯まで降りて安心するが、雨足は強くなる一方だ。止めて戻った人もいる中、35人の団体が登って来たのに驚く。上の方は、雷が怖くないのだろうか?

下山後、中ノ湯温泉に寄るが、12時からとのことで、明日の登山口予定の新穂高温泉に向かう。登山口を確認後温泉に入る。温泉には、予定を変更して下山して来た人たちがたくさんいた。

さて、私も計画の見直しが必要なようだ・・・。

霞沢岳

2007年08月27日 | 登山・旅行
梓川を挟んで穂高連峰と対峙する2648m峰だが、いろいろな意味で対称的な山である。2500m付近まではずっと針葉樹林に覆われ、小鳥のさえずりを楽しみながら緊張場面もほとんどなく、淡々と歩ける山だった。昨日までは、10分と置かずに登山者に出会ったが、今回はわずか13人で頂上も独り占めという静かな山でもあった。

ガイドブックや地図でも登り6時間半、下り5時間半の往復12時間の山なので、ほとんどは徳本小屋に泊まって登るらしい。今日出会った13人のうち11人がそうであった。

自分は登り5時間半、下り4時間40分で、頂上での休憩も入れて11時間だったが、ここ5日間でゴール時のダメージが最も大きかった。

残念だったのは、穂高連峰と槍ヶ岳の展望台的山なのに、頂上に着いたときには、それらはすっかりガスに覆われて見えず終いだった。

急な登りのK1から頂上までの稜線は両側から源頭が突き上げ、ハイマツとシャクナゲに覆われて日高の主稜線を歩いている錯覚に陥る感じだった。

あすは、画像の北アルブス唯一の活火山の焼岳の予定だが天気がやばそうだ。


訂正

2007年08月26日 | 登山・旅行
今日の下山の奥穂高岳から前穂高岳に立ち寄り、岳沢ヒュッテ経由上高地までの時間は6時間の間違いでした。

たくさんのコメントありがとうございます。読んで励みにさせていただいてますが、レスは、下での停滞日まで待って下さい。

奥穂高岳

2007年08月26日 | 登山・旅行
今朝のご来光は5:10。槍ヶ岳と奥穂高岳の両方が見える涸沢岳に登る。みごとな快晴で北アルブスの山々の他に富士山までも見える。

常念岳の上から太陽が昇る。それを受けた奥穂高岳の東側がモルゲンロードとなって輝く(画像)。槍ヶ岳も然り。

テン場に戻り、テントを撤収して、奥穂高岳頂上着が7:00。北アルブスの最高峰、国内3位を誇る名峰もごった返して全然落ち着かない。それでも新しく次に登る焼岳と霞沢岳、その奥に乗鞍岳と御嶽が見えるのが嬉しい。

それにしても穂高連峰全体が切り立った岩山で、どのピークやどの尾根を見ても高所恐怖症の自分には身の毛もよだつ存在である。

次に目指した前穂高岳の分岐までのルートもが自分には難所の連続。やはりごった返し状態の前穂高岳着9:15。槍ヶ岳と北穂高と奥穂高が一緒に見えるのがいい。

あとは急な痩せた岩尾根を下って上高地までなのだが、これまた梯子や鎖の連続。奥穂高岳から5時間で振り出しの上高地に到着し、天気に恵まれた3泊4日の槍と穂高の山旅は無事終了。

さわんど温泉で4日間の汚れを落としてさっぱりする。

また道の駅・風穴の里で夜明しし、明日は同じ上高地から登る霞沢岳の予定。


奥穂高から無事下山

2007年08月26日 | 登山・旅行
無事下山し、今、上高地です。
とりあえず、昨日までの日記です。


8/24、北アルプスを代表する日本の名峰・槍ヶ岳を登ってしまい、メインディッシュを一番先に食べてしまった感がないでもない。でも、槍の穂先の登り下りは怖かった。

下山は同じコースを下るのも芸がないので、2時間近いアルバイトになるが、南岳の手前の横尾根尾分岐からずっと穂高と槍の見ながら痩せを下り、天狗原に下りる。ここの天狗池は槍の穂先が水面に映る名所である。カメラにもきれいに写っていた。

テントを撤収して、横尾のテン場に着いたのが15:45。どこも設営料は500円。管理している山荘に払う。

テント設営後、一本700円の500ccの缶ビール。値段以上に美味い!至福のひととき。

金曜日のせいか、次々と大人数のツアー客がやって来る。山荘の一畳に2・3人というのも納得。二食付きとはいえ、それで1万円弱はやってられない。それでも山荘利用は登山者の8割くらいか?


8/25、5:30横尾発。涸沢経由でビスターリモードにもかかわらず穂高岳山荘のテン場着11:00。急な岩登り状態のサイテングラードは適度な緊張感にリュックの重さを忘れるのがいい。

山荘のカレーの匂いに釣られて、つい注文してしまう。美味かった!

テント設営後、わずか20分で登れる3110mの涸沢岳を往復する。西側はガスに覆われ、槍もみえず。往復5時間の北穂高岳はパス。奥穂高岳は明日の下山コース上なので、今日は登らないでまったりと過ごす。明日のご来光が楽しみ。夕陽や夕焼けも見えたので、明日も天気がよさそう。

画像は、涸沢岳からの北穂高岳。




槍ヶ岳山頂より

2007年08月24日 | 登山・旅行
昨日、朝までの豪雨が嘘のような天候になり、9:00に上高地を出てのんびり歩いて14:05にババ平の旧槍沢小屋跡テン場に到着。こんなのんびり縦走は初めてだ。

赤沢岳と横尾根に挟まれ、北側には東鎌尾根が屏風のように見える快適なテン場だ。テントを張ってのんびり過ごす。夕方のテントは10数張りでほとんど満杯状態。早く着いて良かった。

おかげで日帰り装備で槍ヶ岳をピストンすることができる。登りは5:10にスタートし、8:40に槍ヶ岳登頂。快晴状だが、風が強く寒いくらい。初めて目にする北アルプスの大展望が凄い。これから槍の下りが怖い。

下りは大喰岳~中岳~天狗原(氷河公園)を回る予定。

テントを撤収して、横尾まで下ってテン泊予定。明日は、穂高岳山荘テン場まで登り、先に涸沢岳~北穂高岳をピストンの予定。


旧槍沢小屋跡テン場までの予定

2007年08月23日 | 登山・旅行
〈上高地発信〉
朝になって雨が上がったので、とりあえず上高地まで入る。河童橋からはとりあえず奥穂高岳や前穂高岳は見えている。(画像)

まだ雨の心配もありそうだが、回復傾向なので、とりあえずスタート。

しかし、時間が遅いので、今日は旧槍沢小屋跡のテン場までの予定。2泊3日の予定を3泊4日に変更して、一日の行程にゆとりを持たせることにする。

多分、今夜のテン場は携帯が圏外だと思われるので、これにて・・・。


上高地の手前到着

2007年08月22日 | 登山・旅行
青森から東北道~磐越道~北陸道~上信越道~長野道と繋いで松本まで、さらに明日の登山口の上高地までのシャトルバス乗場のさわんど温泉まで走った。総距離910kmを12時間弱で・・・さすがに疲れた。

そこで温泉に入って運転の疲れを癒し、明日のバスの時刻や運賃や駐車料金を確認。始発は5時とのこと。さすが登山基地だ。運賃は往復で1800円、駐車料金は2泊3日で1500円。

その後、12km戻って、道の駅・風穴の里で車中泊。今晩は無洗米でご飯を炊き、レトルトのカレーとイワシの缶詰に缶ビール。腹一杯!

運転しながら高校野球の決勝戦を聞いたが、8回の裏に4対1から逆転満塁ホームランが飛び出したのには鳥肌が立った。だから、高校野球はおもしろい!
さて、まだ雨が降っているが、明日からは晴れるはず。まずは、2泊3日で槍ヶ岳と奥穂高岳の予定だが・・・。

行ってきま~す。

2007年08月21日 | 登山・旅行
函館発17:30のフェリーに乗る。9月からの高速フェリー就航に合わせてか、フェリーターミナルが新しくなり周りがすっかり変わっていた。

運賃が8月中は多客期で高かった。調整金1,600円が附加されて20,020円である。JAFの会員証で1割引きになって18,000円で済んだが・・・。確かに、今までで車も人も一番混んでいた。

21:20青森着。東北道に乗り、一番手前の高舘PAで車中泊。



北アルプスへ

2007年08月21日 | 登山・旅行
昨年9月中旬に一応計画して出掛けたが、秋雨前線にまともにぶつかり、初日にガス中の乗鞍岳に登っただけで、あとは連日雨模様の中、すべて観光に費やして戻ってきた。

そこで、今年は時期を早めての単独での再挑戦である。今回は、主に南部の「日本三百名山」をリストアップして、下記のように計画を組んでみた。基本はテント泊と日帰りを組み合わせての計画である。果たして計画通りに行くかどうかは天ののみぞ知る・・・

今日夕方、函館発青森行きのフェリーに車を積み、明日、一日掛けて上高地の入口まで走り、明後日(23日)にとりあえずは槍が岳を目指す予定である。今回の長期予報は昨年と違ってずっと好天続きの予報であるが、果たして・・・。

電波が通じれば、連日携帯から「気まぐれ日記」にモブログ更新する予定ですので、こちらにお付き合いください。行ってきま~す

【北アルプス(南部)遠征計画】

★上高地をべースに

<槍が岳・奥穂高岳>(2泊3日)
①上高地~横尾~槍沢ロッジ1~槍岳山荘(テン泊)
②槍岳山荘~槍が岳~槍岳山荘~槍沢ロッジ~横尾~涸沢~奥穂高山荘(テン泊)
③奥穂高山荘~奥穂高岳~前穂高岳~岳沢ヒュッテ~上高地

<霞沢岳>(日帰り)
④上高地~白沢出合~徳本峠~霞沢岳

<焼岳>(日帰り)
⑤中ノ湯温泉~焼岳

★新穂高温泉をベースに

<三俣蓮華岳・鷲羽岳・水晶岳・赤牛山・黒部五郎岳・笠ヶ岳>(4泊5日)
⑥新穂高温泉~新道入口~弓折岳~双六小屋~三俣蓮華岳~三俣山荘(テン泊)
⑦三俣山荘~鷲羽岳~水晶小屋~水晶岳~赤牛岳(ピストン)三俣山荘(テン泊)
⑧三俣山荘~黒部五郎小舎~黒部五郎岳(ピストン)三俣山荘(テン泊)
⑨三俣山荘~三俣蓮華岳~双六岳~弓折岳~三笠新道分岐~笠ヶ岳~笠ヶ岳山荘(テン泊)
⑩笠ヶ岳山荘~分岐~三笠新道入口~新穂高温泉

★中房温泉をベースに

<常念岳>(日帰り)
11 一の沢登山口~常念岳

<有明山>(日帰り)
12 中房温泉~有明山

<燕岳・大天井岳>(日帰り)
13 中房温泉~燕山荘~~大天井岳~燕岳

豪華ライダーの来客

2007年08月20日 | 日常生活・つぶやき
            

 本日の午前、ネット上でお付き合いただいているバイクで道内旅行中の群馬県の男性から電話が入り、突然の訪問を受けた。バイクで・・・と聞いていたので迎えに出たら、白バイに乗った警察官がやって来たと勘違いしてしまった。

 初対面なのにわざわざ地元のお土産まで持参してくださり、すっかり恐縮してしまった。まずは、家に上がっていただいて、しばらく山や旅の話に花が咲いた。 
 一昨日と昨日は函館観光と恵山に登ってきたそうだ。明日は、大千軒岳に登る予定だったが、現在松前石崎線が両側から通行止めになっていることを教えて、狩場山を勧めた。

            

 さて、帰るときにサイドカー付きのバイクをじっくり見せていただいた。これまで、車ですれ違っては羨望の眼で眺めたことはあるが、こんな豪華なバイクをそばでマジマジと眺めるのは初めてである。

 1500ccのホンダ製ではあるが、USAからの逆輸入車らしい。その大きさと豪華さに驚いてしまった。我々の車よりははるか高いらしい。荷物もたくさん積めるらしく、長期の旅には最高のようだ。

 やはり、時折警察官に間違えられるらしく、昨日も五稜郭の事故現場で呼び止められたそうだ。

 これから日本海側を北上して、松前と江差を観光し、明後日にでも狩場山に登ると言って旅立って行ったが、後ろ姿は制服を着ていたら絶対白バイの警察官であった。後ろに付かれたら車は絶対スピードを落としちゃうだろうな・・・・。