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GPSトラックログをもとにしたコース図
今日は、4/26と同じくSHOさんと、今度はスカイ沢を遡行し、南西尾根から登頂し、西尾根おから前回の向かい側のスカイ沢左岸尾根を下った。
しかし、スカイ沢は河口の道々に架かる橋では井上川となっていた。その川沿いの上の最終人家の前から、砂防ダム作業道を辿り、上の砂防ダムから入渓。まもなく、情報で知っていた15mほどのペロンとした滝(F1)にぶつかる。そこを左岸のルンゼから高巻いたが、すでに川底への下降は不可能な角度の崖の上だった。ずっと高巻きながら尾根の鹿道を登って行ったら、沢に30mはあろうかと思われる滝(F2)が見えた。これは情報では掴んでいなかった滝だった。たとえF1の上から沢底に下りれたとしても、この滝も直登不可能な滝だった。
さらに、高巻きを続けて行ったら、前回の下りコースと合流した。結局鹿道を下って谷の中へ降り立ったのは、270二股だった。そこからF2の落ち口まで谷の中を往復した。この中の歩きも小滝が数個あり、両岸の崖を見上げながらの迫力ある歩きだった。
270二股まで戻り、沢靴から登山靴に履き替え、鹿道を利用して南西尾根へ取り付いた。南西尾根は植生の中は鹿道が続いていたが、その上は、西尾根より細くはなかったが、斜度のある溶岩尾根だった。緊張しながらも、溶岩ピークをかわしながら山頂へ直登することができた。
山頂では、南側の斜面を観察しながら歩きまわり、山頂へ戻って昼食とした。
下山は、前回登った西尾根を下り、スカイ沢源頭部コルから270二股まで下った。そこからやはり鹿道を辿り、南西尾根の下のスカイ沢左岸尾根へ登り、その尾根を下った。途中から、F2の姿も観ることができた。最後は、下の人家の人たちが上り下りしているジグを切った道を下ってゴールイン。
9:25スタート、登り(270二股からの谷の中の往復も含めて)2時間40分、下り1時間05分、13:35ゴール。大満足のワイルドでハードな歩きと、新鮮且つ迫力ある眺めを楽しんだ4時間10分だった。
下山後は、道々の御崎地区の行き止まりまで行って、海から垂直に切り立つ岩崖を眺めて戻った。恵山福祉センター(65歳以上無料)は定休日だったので、戸井の湯遊館(65歳以上50円)で「疲れを癒して帰路に就いた。
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スタートして10分後に目の前に現れたF1。kitanojiisanは「赤黄の滝」と呼んでいる。
ここは向かって左のルンゼから高巻いた。しかし、沢底へは深い急な崖で下りることはできなかった
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鹿道利用の高巻きを続けていたら、下が良く見えない30mほどのF2が出現。
これはkitanojiisanの記録にもなかった。
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さらに高巻きを続けて行ったらスカイ沢を挟んで、この後挑戦する予定の南西尾根が見えた。
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25日と同じところまで登り、同じアングルで谷の中を撮った。
さらに沢の中に降りれるところまで登って、眼下の谷底をF2の落ち口まで往復することにした。
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ようやく斜度が緩み、鹿道を辿って沢へ下りる。下り立ったところは270二股だった。水はちょろちょろ程度。
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谷底へ下り立ち、両側に門のよう切り立つ岩崖を見上げる
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小さないくつかの滝を下って、F2の落ち口に立ち、眼下の谷底とその向こうに見える津軽海洋と下北半島。
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再び登り返す。
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門のように両側から迫る岩崖の間で。
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270二股まで戻り、沢靴から登山靴に履き替えて、南西尾根を登る。目の前の白い崖は右を巻いた。
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尾根の上に鋭く聳える岩峰。ここも右を通過。
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南西尾根のピーク右のピークである。ここはまっすぐコルを目指す。
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コルまで登ったら、頂上が正面に見えた。まっすぐ頂上を狙った。
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4日ぶりの山頂。山頂標識が立て直されていた。
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権現神社の南下のピークに立って、その下の崖の様子と津軽海峡を眺める。
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山頂から雪化粧した横津連峰と駒ヶ岳、手前右の古部丸山を眺める。
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4日前に登った西尾根を下る。
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西尾根から、今日登った南西尾根をバックに。
西尾根の末端から、スカイ沢源頭部の沢形の中を3度目の270二股まで下る。
そこからやはり鹿道を辿って、前回下った右岸尾根の向かい側の左岸尾根へ上がる。
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下る途中からスカイ沢の往復した谷底から続く上のコルまで眺める
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左岸尾根からF2を見下ろす。
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下山後、御崎地区の行き止まりゲートの先まで行って、海から切り立つ岩崖を眺める。
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行き止まりゲートから御崎地区の集落を眺める
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