癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

城岱ヒルクライム~大沼湖畔ぐるっと(65.7㎞)

2020年10月31日 | MTBロングライド・ヒルクライム

城岱スカイライン最高地点(570m)から望む駒ケ岳

 去る、7月6日に同じコースを走ったが、真夏の太陽にやられて、城岱スカイラインのヒルクライムも不調で、何度も休み、展望台までの1.5kmは歩いて登っている。おまけに帰路で足が攣り、自宅までの2.5kmも歩き、6時間半も要している。いつかは、このリベンジをしようと思っていた。

 秋晴れに恵まれた本日、そのリベンジにトライ。無理せず、こまめに写真撮影しながらのんびり走った。結果、歩きたくなるようなこともなく、それほどの疲れもなく5時間で無事に帰宅できた。

 コースは、前回と同じ、自宅~函館新道の側道~城岱スカイライン~軍川~大沼湖畔を1周~大沼トンネル~大野新道~自宅の65.7km。

 土曜日なこともあり、城岱スカイラインのヒルクライムの自転車やドライブの車が非常に多かった。また、大沼湖畔は、最後の紅葉を楽しむ観光客で賑わっていた。

函館新道側道の大川IC手前から城岱スカイラインの走っている斜面とその上の展望台を望む

スカイラインから見下ろす新幹線車両基地(左手前)と新函館北斗駅(右奥)

スカイラインの登りの紅葉、右上は七飯岳山頂

城岱牧場展望台から函館市街地と函館山を見下ろす

軍川のスカイライン入口にある大信寺のイチョウの黄葉

湖畔道路から眺める大沼と駒ケ岳

最後の紅葉に彩られている湖畔道路

土曜日ゆえに賑わっている東大沼キャンプ場

キャンプ場そばの湖畔道路の正面上に見える剣ヶ峰

紅葉に彩られる大沼駒ケ岳神社

これが最後とばかり燃える感じの紅葉の湖畔道路

  大沼トンネル出口


豊穣の函館平野をポタリング(44.2km)

2020年09月28日 | MTBロングライド・ヒルクライム

 函館平野は豊穣の秋を迎えている。秋晴れの下、その様子を眺めながら、MTB(マウンテンバイク)を漕いで、平野の周辺とその中をぐるっと回るポタリングを楽しんできた。

 函館新道の側道を走り、平野部を俯瞰するために、城岱スカイラインの半分ほどをヒルクライム。そこから、平野部まで下って、道の駅なないろななえまで走り、休憩して、まっすぐ帰ってきた。走行距離44.2kmだった。

函館新道側道の桔梗付近の畑~真ん中が大根で、両側がキャベツ。

七飯町大川のりんご園

ネギ畑とその収穫作業

水田が広がる平野部を弧を描いて縦断する北海道新幹線高架

城岱スカイライン途中から七飯町市街地と平野部を見下ろす

稔りの水田の向こうに伸びる北海道新幹線高架

稔った稲穂を他の鳥から守るカイト

コンバインによる稲刈り風景

大豆畑

ガマの穂~子供のころ、この穂を石油に浸して、松明(たいまつ)にして遊んだことが懐かしい。

道の駅なないろななえのりんごのオブジェとエネルギー補給に食べた林檎ぱん(216円)

道の駅で売られていた地元のりんごや野菜


木古内までのポタリング(83.5km)

2020年08月01日 | MTBロングライド・ヒルクライム

 折り返し地点の木古内みそぎ浜~右の石碑は「佐女川神社の由来」が彫られている。

朝早く目が覚めたら、青空が広がっていた。きじひき高原ヒルクライムでもと思い、5時に家を出た。北斗市東前まで走って、夜はゲートが閉じられていることを思い出した。スマホで調べたら、ゲートが開くのは8:30である。それではあまりにも遅い。

急遽、木古内までのポタリングに転進・・・東前から千代田経由で上磯の国道228号へ出て、一路木古内を目指した。

往路は、遠回りをしたので43km。復路は、当別トラピストや葛登支灯台に寄って40.5km。所要時間6時間。

東前から千代田に抜ける農道から、田んぼと上磯市街地、その奥に当別丸山を眺める。

この時はまだ青空が広がっていた。早朝の内は涼しくて気持ちが良かった。

上磯の海岸へ出て、宗山橋から太平洋セメント上磯工場の2kmに渡って延びる積み出し用の海上桟橋を眺める。

「矢不来(やぎない)のボーズ」~これは正体不明の物体で、「函館要塞の目印」という説が圧倒的で、中には「遭難船の目印」という人もいる。昔はここに旗が掲げられていたという。

三ツ石集落の手前から当別丸山を眺める。左の奥の岬はサラキ岬。

咸臨丸の眠るサラキ岬公園~咸臨丸は1857年にオランダで造船された江戸幕府海軍の軍艦。幕府の船として初めて太平洋を往復した(艦長・勝海舟)ことから名を知られる。幕府の練習艦として用いられた後、戊辰戦争に参加するものの、軍艦としての機能は他艦に劣り、既に運送船の役割を担っていた咸臨丸は新政府軍によって拿捕される。明治政府に接収された後、開拓使の輸送船となった。

その輸送船として、1871年(明治4年)旧暦9月、片倉氏の旧臣401名を移住させる目的で北海道小樽へ向け出航したが、輸送途中、この木古内町泉沢沖で暴風雨により遭難し、サラキで破船、沈没する。

咸臨丸の錨~1984年(昭和59年)に、サラキ岬沖で発見された。

「木古内の坊」の石像~詳しくはここをクリック!

折り返し地点とした「みそぎ浜」~ここの浜で、毎年寒中みそぎが行われる。鳥居の中に函館山が見えるはずだが、ガスっていて見えなかった。

<復路>は、当別トラピストと葛登支灯台へ寄った。

当別トラピストへ

超絶品のトラピスト売店のソフトクリーム・・・トラピストに寄ったのはこれが目的。9時ちょうどの営業開始と同時に入店して、本日最初の客となった。380円に値上がりしていた。

スプーンのかわりに、トラピストのクッキーが付いている。バターの風味が利いているので、非常に濃厚で、自分的には日本一美味しいソフトクリームだと思っている。ワッフルも自家製でトラピストバターを使ってる。

初訪問の「葛登支(かっとし)灯台」~今まで車で走っていて、この登り口が分からなかったが、今日自転車で走ったおかげで偶然見つかった。

明治18年初点灯。北海道では4番目に古く、道南では最初に建設された灯台 。青森港を出港した船は葛登支岬を目指して北上し、この岬の手前で北東に進路を変えて函館港に入港する 。 レンズは日本で唯一となる、フランスのバルビエ・アンド・フェネストレ社製の第三等弧状不動十二面フレネルレンズである 。 

太平洋セメント上磯工場全景を眺める。セメント工場としては東日本最大の生産規模を誇る。
 
距離は今年最長だったが、ヒルクライムが入っていないので、予想したよりは疲れが少ない。しかし、太腿部の疲労感にトレーニング効果を期待したい。

汐首山登山口往復ポタリング(48km)

2020年07月30日 | MTBロングライド・ヒルクライム

 ①函館酪農公社手前の農道から目的地の汐首山を眺める

 これまでサイクリングだと思っていた表現の中に、ポタリング(pottering)という表現を多く目にする。これは、「だらだら歩く」という意味のpotterから作られた和製英語で、サイクリングのしかたの一つらしい。

 自分がやっているトレーニング主体の「ヒルクライム」もサイクリングのしたかの一つらしい。それに比べて、「ポタリング」は、呼吸を乱さない程度の速度で自転車を走らせる有酸素運動主体のサイクリングで、走行速度や走行距離といった運動強度よりも、走行時間、すなわち、運動時間を意識して自転車を走らせることをいうらしい・・・ということは、自分がヒルクライム後にあちこち走りまわるのは、このポタリングということになる。

 今日は、久しぶりに朝から青空が広がったので、そのポタリングで汐首山の登山口まで走り、汐首山での花散策を楽しみ、またポタリングで帰ってくる・・・ことにした。

GPSトラックログ~〇数字は画像の番号と撮影場所

 なるべく同じところを走らないで済むように、往路は、旧戸井線(富岡本通線~緑園通り)~函館空港団地~鶴野基幹農道~釜谷バイパスを走り、汐首山登山口にMTBをデポし、花散策を楽しんだ。(※汐首山花散策は、別ページで明日アップ)

 復路は、海岸線の旧道(釜谷~小安)~国道278号~旧道(根崎)~湯の川温泉街~市街地と周回した。ポタリング部分の距離は48kmだった。

 往路は、大きなアップダウンが5か所ほどあり、ヒルクライム気分を味わうことができた。復路は国道走行が主体だが、釜谷~小安と根崎地区は旧国道(浜通り)の集落の中を走行したので、アップダウンが全くなかった。(途中登っている部分は石倉稲荷神社本殿までの階段)

②函館牛乳あいす118の前を通過。時間が早くて美味しいソフトクリームは食べられず。

 

③前から気になっていた正一位石倉稲荷神社へ寄る。ここは奥の院だった。帰りに国道278号沿いにあった本殿にも寄った。

 

④大豆畑と津軽海峡

 

 

⑤白石オートキャンプ場

 

⑥国道278号の釜谷バイパスから汐首山を眺める。左は釜谷富士。

 

⑦汐首山登山口ゲート~ここにMTBをデポして、2時間15分の花散策を楽しんだ。(明日、別ページでアップ予定)

<復路>

⑧釜谷集落の旧国道に釜谷富士の説明版が設置されていた。

 

⑨きれいに並べられ、ロープで押さえられた昆布干場。

 

⑩石崎漁港から函館山を眺める

 

⑪石倉稲荷神社本殿

 

⑫根崎地区の旧国道の家並み

 

⑫根崎海岸から湯の川温泉のホテル街~大森浜~函館山を眺める。

 汐首山花散策も含めた移動距離は約55kmだったが、ポタリング部分は48kmで、所要時間は3時間55分、花散策は2時間15分・・・。久しぶりの夏の太陽の下、それほど暑くはなく、快適なアウトドアを楽しんだ。


城岱スカイラインヒルクライム第3弾のち大沼湖畔1周(65.7km)

2020年07月06日 | MTBロングライド・ヒルクライム

 城岱スカイライン最高地点(570m)から駒ケ岳を眺めて一休み

 前回(6/17)、最高地点まで行ったが、雨降られて戻った計画のリベンジである。今回は予定通りスカイラインを大沼側へ下り、大沼湖畔を1周して、大沼トンネルを潜って大野新道を戻った。

 走行距離は、今年最高の65.7kmだったが、朝の内は、山に雲が懸かっていたので、スタート時間が9:45と遅くなった。そのせいで、ヒルクライム部分が夏の太陽に照らされて暑さに参った。前回の54分というタイムはとても無理で、何度も休んで、最後の1.5kmほどは歩いて登った。これからのシーズンは、ヒルクライム部分は、朝の涼しい内でないと駄目なようだ。

 この疲れが最後まで祟った。帰りの大野新道の走りで、左脚の内腿が攣り、やがて右腿も攣るようになり、自宅までの最後の2.5kmほどは自転車を押して歩いてゴール。これまで、いろいろな運動をしてきたが、今までに経験のないほどの疲れだった。

 数年前には城岱スカイラインを下りて、駒ケ岳をぐるっと回って100km超えを経験している。その時より、ずっとダメージが大きい。

 函館新道の側道の大川IC手前から、城岱スカイラインの走る尾根を眺める。

 城岱スカイライン入口。ここまでは、これまで最速の50分で到着。バナナを1本食べて、10分ほど休んでヒルクライム開始。

 途中から北海道新幹線の新函館北斗駅(右)と車両基地(左)を眺める。

 後ろから挨拶をして、追い抜いていくロードバイクの男性。これまではいずれも平日だが、毎回ロードバイクで登る人に出会う。

 この後、2回道路脇で、仰向けになって休んだ。2回目(展望台まで1.5km)の時は、100mほど下にいた道路工事のガードマンが心配して、そばまで歩いて来て「大じょうぶですか?」と声を掛けられた。心配かけて申し訳なかった。ここからは、最高地点まで歩いて登った。

 城岱牧場展望台・・・今回はここには寄らなかった。

 最高地点の手前から函館山を眺める。右は放牧されている牛たち。

 最高地点から放牧されている牛たちを眺める。その奥下は国道5号線沿いの峠下地区。その奥の緩い尾根は、きじひき高原への車道が走る。

城岱スカイラインから下って軍川地区の道々大沼鹿部線の分岐へ出る。右が下りて来た道。ここから大沼湖畔へ向かう。

 今春、大沼地区の大沼小学校・軍川小学校・東大沼小学校と大沼中学校が統合して発足した、小中一貫校「大沼岳陽学校」の前を通る。

 大沼湖畔道路から駒ケ岳を眺める。

 東大沼キャンプ場・・・平日にもかかわらず10張り以上のテントがあった。一昨日の土曜日から昨日の日曜日は、かなり混み合ったらしい。

 国道5号の大沼トンネルの中~歩道が広くて走りやすい。

 峠下の交差点から、大野新道を走る。平坦な道路なのだが、疲れた足に向かい風が辛かった。

 清水川の交差点手前で左腿が攣りだした。休憩を兼ねて、遅い昼食に、ラーメン屋「福丸」へ入る。

 初訪問となった「麺や 福丸」

 うま辛白味噌合わせラーメン(980円)・・・不味かったわけではないが、疲れ過ぎたのか、胃がもたれていて、完食することができなかった。

 このあと、左腿の攣りは何度か繰り返したが、やがて右腿まで攣るようになった。休んでは伸ばして、だましだましペダルを漕いだが、ついに両足とも攣って激痛が走るようになった。産業道路の交差点の先から、自宅まで2.5kmほどはずっと歩いたままで帰宅した。

 帰宅後、昭和温泉へ行って、疲れを抜いたが、夕食は、ビールを半分ほど飲んだだけで、おかずにはほとんど口を付けなかった。「食欲がなくなったときは死ぬとき」が口癖だが、それだけ疲れが大きかったということであろう。

 このくらいの距離は楽勝だと思ったが、やはりヒルクライム部分の暑さが、老体には堪えて、最後まで尾を引いたようだ。次回は涼しいときに体調を整えて、リベンジに挑戦してみたい。


城岱スカイラインヒルクライム第2弾

2020年06月17日 | MTBロングライド・ヒルクライム

 今日は、5/12以来、今年2度目の城岱スカイラインのヒルクライムにトライ。目指す城岱スカイラインの上空は厚い雲で覆われていたが、平野部は晴れていた。

 今日の目標は、城岱スカイラインの入口から展望台まで、1時間を切ることに設定。そのために、立ち止まってカメラのシャッターを押す以外は休まないようにした。結果、これまでで最速の54分で展望台に到着することができた。これが今後の目標になる。

 ヤマレコで採ったログ・・・スカイラインの下りはスピードは速すぎて、途中直線になっている。

 当初の予定は、城岱スカイラインをそのまま下って大沼を1周して国道5号を戻る予定だった。ところが、展望台を出発して最高地点を越えようとしたら、雨が降ってきた。雲の様子を見たら、大沼の方へ下りても雨に当たりそうなので、そこから戻ることにした。

 上の方は雨の中のダウンヒルとなったが、下まで下りたら平野部は晴れていたので、帰路は、七飯の道の駅の方へ走り、北斗市の千代田方面へ直線的に続く道路から久根別へ抜けて、国道228号を戻った。走行距離50.9km、所要時間4時間05分だった。朝8時すぎに出たので、昼には帰宅することができた。

 家から登り勾配の12kmを1時間で、スカイライン入口に到着。ここから展望台までの7.3kmは、きじひき高原の入口から展望台までの距離とほぼ同じである。しかし、標高差がこちらは410mしかないが、きじひき高原の方は480m。当然、こちらの方が平均斜度は緩やかなはず。だから、休まないでも登り切ることができたのであろう。

 これまでの経験から、ヒルクライムの部分はギヤを勾配に合わせていちいち調整するのではなく、下り部分以外は前2×後4で固定して登った方が楽だということが分かったので、今回もそうした。

 スカイラインの標高300m付近からきじひき高原とそこまでのヒルクライムで利用する道路が走る尾根斜面を眺める。

 そのすぐ上から函館方向を眺める。眼下は七飯町の市街地。

 これまでの最高タイム54分で展望台に到着。右は七飯岳山頂部。

 展望台そばに放牧されている牛。

 展望台入口から先の最高地点(568m)から正面に山頂部を雲に覆われた駒ケ岳が見える。

 ここから大沼方面へ下ろうと思ったら雨が降ってきた。大沼へ下りても雨に降られそうな感じだったので、来た道を戻ることにした。

 展望台下の牧場の牛と函館山を眺める。平野部は晴れているが、この時はここは雨だった。

 雨の中のダウンヒルとなった。ジャンパーを着ていたが、冷えてしまった体と手が温まるのに多くの時間を要した。平野部は晴れていたので、そのまま帰るのもったいないし、物足りない。そこで函館新道の側道を北上し、道の駅なないろななえの前から新前函館北斗駅に通じる道路を走り、そのまままっすぐ清水川~千代田~久根別と走って、国道228号へ抜けて帰ることにした。

 国道5号から新函館北斗駅へ通じる道路沿いにサルビアをずっと植える作業をしていた。

 清水川~久根別間の道路は、松前藩時代には松前方面から奥地に向かう旅人の幹線道路で、開拓の歴史も古い。その証拠を残す神社をカメラに収め、説明板も読んで、歴史の勉強もしながら走った。

「清水川稲荷神社」・・・清水川開祖の一人東山熊五郎が万延元年(1860年)に清水川に定住した際に勧進した。

 当時の清水川の東側一帯は、箱館の高龍寺の水田となっていた。この千代田へ向かう清水川道路・用水路は、当時の水田造りの際に整備された。

 「千代田稲荷神社と藤田翁頌徳碑」・・・神社は、寛政6年(1793年)に勧進。明治9年に村社となる。

 藤田市五郎翁は、開拓精神に富み、この地区の農業発展の基礎作りに励んだとされる。明治44年(1911年)ケチャップの製法に取り組み、温室栽培を取り入れ、昭和6年には、ピューレ(ケチャップの原料)の製造に成功し、年間25,000(ビール瓶相当)を生産し、函館五島軒と契約して納入したとのこと。

 「千代田の庚申塚」・・・北斗市の庚申塚は本郷、市渡、文月、千代田にあり、本郷が寛政8年(1796)建立で一番古く、2番目は文月の文化9年(1812)、ここ千代田は嘉永3年(1850)である・・・いずれも江戸時代のもので、昔の旅人が多く通った名残である。

 「一本木稲荷神社」・・・ここも寛政年間(1789年~1801年)の勧進。

 「一本木地名由来の木」・・・この地にあったアカダモ(ハルニレ)の大木から名付けられた。このことは寛政3年この地を通った菅江真澄の旅行記ににも記されている。

 それにしては細いなと思ったら、昭和29年の洞爺丸台風で倒れたが、その根元にあった稚樹が、成長してこの木となったようだ・・・納得!

 五稜郭駅のこ線橋の上から、七飯岳下の城岱スカイラインの走る尾根斜面を望む。

 今のMTB(マウンテンバイク)は20年ほど前に買ったものだが、今年になって一番活躍している。新型コロナの影響で、山旅にも歩き旅に出られないこともあり、利用する機会が多くなっている。太腿に一番負荷が掛かるので、楽しみながらそれが登山や歩きやクロカンスキーのトレーニングになっていれば最高である。今後もこのヒルクライムとロングライドを組み合わせて、雪が降るまで続けたいものである。


きじひき高原ヒルクライム第2弾 & HTBで捜索の様子が放映

2020年06月12日 | MTBロングライド・ヒルクライム

<パノラマ展望台ハウスの横から眺める駒ケ岳と大沼・小沼>

 6/1から、きじひき高原の全ゲートが開放されて、数年ぶりに石川沢川ゲートから国道227号へ抜けて周回できるようになった。そこで、今日は、5/26に引き続き、「きじひき高原ヒルクライム」第2弾として、自宅からその周回に初トライとなった。

 きじひき高原入口までの往復は、往きは最短距離の大野新道を走り、帰りは七飯扇状地末端部と大野平野の境目に延びる広域農道を走った。

<きじひき高原周回部分のGPSトラックログ>

 総距離は58.1kmもあったが、勝負は最高地点(660m)までで、あとは平野部の道路も含めて下り勾配なので、後半はダウンヒルとサイクリングモードが楽しめる。

 今回は、噴火湾展望台のすぐ下にある「きじひき公園」を目的地として、そこで30分休んで、石川沢出口までのダウンヒルを楽しんで周回した。

 <行き> 8:20自宅発~9:30高原入口9:40~10:45パノラマ展望台10:55~11:15きじひき公園<2時間55分>(30分昼食休憩)

 <帰り> きじひき公園11:45~12:10石川沢出口~(国道227)~12:45高原入口~13:20帰宅<1時間35分>

 今回は、ヒルクライム部分は、休憩ポイントを「匠の森入口」(5分)、「キャンプ場入口」(5分)「パノラマ展望台」(10分)と決めて、それ以外は辛くても休まないで頑張ることを目標にした。結果、時間的にはわずかながら短縮できたし、脚力が付いたのか、前回より楽な感じだった。

 国道227号の東前付近から望むきじひき高原

 

 自宅から16kmを1時間10分で、きじひき高原入口到着。一休みしてエネルギー補給。

 

 高原入口から1時間15分で、パノラマ展望台に到着。

 

 パノラマ展望台から展望ハウスと函館平野を見下ろす

 

 展望台の上の観音像とその上の木地挽山山頂部を眺める

 

 噴火湾展望台からは今日も山頂部を雲に覆われてはいたが、羊蹄山が見えた。

 

 パノラマ展望台から20分で「きじひき公園」到着。昼食を摂り、30分のんびり休んだ。

 

 きじひき公園のそばで草を食む親子馬の一団

 

 下りは寒いのでジャンパーを着て、きじひき公園を出発。このあと少しの登り返しはあるが、その後は、初走行の石川沢出口までのダウンヒル。

 

 途中から近くに見える二股山~三九郎岳(右)の稜線を眺める

 

 きじひき公園から、わずか25分のダウンヒルで、国道の石川沢出口出る。このあとの国道も下り勾配で休憩モードが続き、さらに15分で登りの高原入口を通過。

 このあとは、同じ道を帰るのもつまらないので、新函館北斗駅前を通り、新幹線高架脇の道を走り、そのあと広域農道を走った。

 高架を潜る地点からきじひき高原を眺める。田植えが終わった水田に沿って伸びる新幹線高架・・・大好きな撮影ポイントである。

 日差しは強かったが、風も強くて爽やかだった。今年はMTBの回数が多いので、脚力が付いてきたのか、今までよりあまり疲れを感じなくなっているような気がする。

 

HTBで放映された我々の捜索の様子

 HTB北海道テレビの「イチオシ」の18:15~19:00のニュースの中で、6/7の恵山の捜索の様子が放映されることが、新聞のTV欄にも丁寧に前もって掲載されていた。詳しい時刻は分からないので、番組全体を予め録画をしておいた。

 ここに掲載した画像は自分たちの捜索の様子を中心にTV画面を写したものだが、事件の経過や、警察・消防・自衛隊による捜索の様子、その後に、我々の捜索の様子が詳しく編集されていた。

 我が班の1名が依頼されてヘルメットにカメラを装着していたので、現場での捜索の様子も映し出されていた。

 4分以上もの長さに丁寧に編集されていて、発見はできなかったが、我々の意図や苦労が十二分に反映された内容だったことに感謝申し上げたい!

 HTB北海道テレビのホームページからも映像が視られます。


函館港ふ頭巡りサイクリング(28km)ほか

2020年06月10日 | MTBロングライド・ヒルクライム

 今年の最高気温27.4℃%を記録した今日の午前中に、MTBで、浜風を浴びながらの函館港ふ頭巡りサイクリングをした。

GPSトラックログ(青線)と函館港のふ頭

<港町ふ頭>

 大型クルーズ船が着岸する、一番大きなふ頭だが、今は釣り人の天国

<北ふ頭>

 青函フェリーターミナル

<万代ふ頭>

 函館どつく方向を眺める

 サビキで一度に6匹のサバを釣り上げた人。本人はイワシが欲しかったらしい。

 鉄くずの山・・・これも積み出すのだろう

<中央ふ頭>

 木材の積み込み作業風景。左の建物は「函館市港湾合同庁舎」

 中央ふ頭こ線橋と竣工記念碑

<海岸町船だまり>

イカ釣り漁船の出漁準備・・・能登半島沖まで行くらしい。

 大型クレーン船

<若松ふ頭>

 青函連絡船摩周丸記念館

<豊川ふ頭>

魚市場のふ頭・・・イカ釣り漁船が接岸していた。これらの船も能登半島沖まで行くらしい。

 

 おなじみのベイエリア・・・相変わらず観光客の姿はない。

<緑の島>

 昔の東濱岸壁から眺める緑の島

緑の島のイベント広場と奥はサッカー場

 ハマナスとヨットハーバー

ここ2~3年で急増して、眺めが変わった函館駅周辺のホテル群・・・新型コロナの影響で泣いている。

 港内のしゅんせつ工事

<西ふ頭>

ここも釣り人の天国・・・奥は函館どつく

函館どつく敷地の端にある古いレンガ造りの倉庫

<入舟漁港>

 現代土木の父と呼ばれた廣井勇博士が設計・監督した明治29年の石積防波堤を修復・保全しながら改良し、防波堤が新しく生まれかわった。

<海洋研究センター敷地>

函館市国際水産・海洋総合研究センターと練習船おしょろ丸

<帰りに巴大橋の上から眺める海岸町船だまりとその北側のふ頭>

 

〇今日の昼食

 妻手作りのいかめしと昨日ひと潜りだけしてゲットしたタケノコ


きじひき高原ヒルクライム

2020年05月26日 | MTBロングライド・ヒルクライム

 昨日(25日)の恵山の捜索は、20人態勢の警察のみで、「噴火湾側の砂防ダム周辺や駐車場側の崖などを中心に見落としがないか改めて確認しましたが、発見に至る手がかりは見つかりませんでした。警察は26日も午前から捜索を続けるということです。」(5月25日19:50発表の「北海道ニュースUHB」より)とのこと。

 この砂防ダムは水無沢のことだと思われるが、駐車場側の崖というのはどこのことか良く分からない。いずれにしても、椴法華側の斜面にも改めて捜索が入ったようだ。今日も捜索は続けられたようだが、どの辺りに入ったのか・・・?

 なお、一昨日の「恵山の捜索状況現地視察」の記事の影響か、当ブログの昨日の「訪問者」が4004IPと急増して、全gooブログ中の順位が46位と急上昇した。いかに多くの方々が、この行方不明事件とその捜索に関心を持っているかということである。いい加減なことは書けない・・・。

◎きじひき高原ヒルクライム

 今日は久しぶりに朝から好天に恵まれた。きじひき高原の上のゲートが開いて、パノラマ展望台まで入れるようになったようなので、5/12の城岱スカイライン以来のMTBでのヒルクライムにトライ。

 きじひき高原入口までの往路と復路はサイクリングモードで、行きは大野新道を走り、帰りは北斗市文月~千代田~久根別~国道228号を走った。ヒルクライムのきじひき高原は、パノラマ展望台を越えて、牧場管理道路最高地点のちょっと先の「噴火湾展望台」(標高650m)で折り返した。総走行距離は56km、所要時間は5時間30分。

<往路> 8:30自宅発~9:40高原入口(標高80m)~10:55パノラマ展望台(標高540m)11:05~11:30噴火湾展望台(標高650m) <3時間>

<復路> 11:45噴火湾展望台~12:00パノラマ展望台~12:30高原入口上の大野大橋~14:00自宅<2時間15分>

<きじひき高原道路部分の所要時間>

<登り> 入口~(1時間15分)~パノラマ展望台~(25分)~噴火湾展望台 <1時間40分>

<下り> 噴火湾展望台~(15分)~パノラマ展望台~(15分)~入口 <30分> ※特に登りで、パノラマ展望台まで1時間15分を要したが、下りはわずか15分のダウンヒルを楽しんだ。

 国道227号の北斗市清水川から目指す木地挽山(頂上は中央右奥)を眺める

 高原道路入口・・・5分ほど休憩

 最初の休憩地点・匠の森入口

きじひき高原キャンプ場。この手前でも休憩。

 キャンプ場入口の先を登り切るときじひき高原の展望が広がる。中央が木地挽山山頂、右端がパノラマ展望台。

 パノラマ展望台に到着。

函館平野を俯瞰する。

駒ケ岳と大沼・小沼を眺める。

展望ハウスで10分ほど休憩。入口にアルコール消毒が置かれて、椅子も間引きされていた。

 このパノラマ展望台の先のゲートは6/1開放予定。自転車や人は左端を抜けることができる。ここから少し下って、噴火湾展望台まで登り返す。

 この手前に山菜採りの人たちの車がたくさん停まっていて、行きも帰りも多くの人に会った。

 アンテナの並ぶ山頂の左下を巻いて道路は続く。

 山頂下の最高地点(658m)から眺める函館山と下北半島と津軽半島。

同じ地点から眺める横津連峰とパノラマ展望台(中央下)。

折り返し地点の噴火湾展望台。羊蹄山が微かに見えた(中央右)。

昼食を摂りながら15分休憩して帰路に就く。パノラマ展望台までは登り返しもあるので、15分を要したが、そのあとは下りだけなので、わずか15分のダウンヒル。

噴火湾展望台から30分で、大野大橋を渡る。橋の上から東側の展望。

大野農業高校の田植え風景。まだ休校中なのか生徒の姿は少なかったようだ。

文月地区に立つ「北海道水田発祥の地碑」~周りに田んぼがなくなっていたのが寂しい。

文月地区の南側の水田地帯から眺める函館山。右の建物は米の貯蔵施設。

千代田地区から木地挽山を振り返る。

 疲労感も大きいが満足感も大きい。噴火湾展望台から下って行くと「きじひき公園」がある。今年は6/1にその先のゲートが開放されて、石川沢方向から国道227号に抜けることができる予定とのこと・・・そうなると、周回できるので、次の楽しみができた。


城岱スカイライン ヒルクライム & ダム公園のサクラ

2020年05月12日 | MTBロングライド・ヒルクライム

 折り返し地点の城岱牧場展望台~下界はガスで霞んでいる。看板の右奥に微かに見えるのが函館山。

 3日ぶりに好天予報に、MTBで1年半ぶりに、自宅からの城岱スカイラインのヒルクライムに挑戦しようと思ったが、朝の内はガスが懸かって山も見えなかった。10時ごろになって青空が広がってきたので、妻が用意してくれたおにぎりをリュックに詰めて、スタート。

 帰りは、桔梗高台を越えて、遅咲きのいろいろなサクラが咲く新中野ダム下のダム公園へも足を伸ばした。

 コースは自宅~函館新道側道~城岱牧場展望台(568m)~函館新道側道~桔梗高台~ダム公園~自宅で、走行距離は46.3kmで、ダム公園での昼食休憩時間を入れて所要時間は4時間35分ほどであった。

 展望台までの標高差は560mだが、帰りの函館新道からダム公園までの標高差も160mほどあるので、結局は登りの獲得標高差は720mほどだった。この登りが辛いけど最高のトレーニングになる。これがヒルクライムの目的である。

 自宅から城岱スカイライン入口までは50分、スカイライン入口から展望台までは、写真を撮るために3回ほど休んだが63分。これまで60分は切ったことがないので、まあまあ上出来である。

 城岱スカイライン入口の標高が150mあるので、往路はすべてトレーニングモードで、下りのスカイラインはわずか16分のダウンヒルモード。スカイライン入口からの復路はサイクリングモードを楽しんだ。しかし、桔梗高台への登りとダム公園までの登りも結構良いトレーニングになった。

 城岱スカイライン入口。ここから7.3km、標高差420mの登りが核心部。

 前3段後ろ9段のギヤの組み合わせを、いろいろ試行錯誤しながら、黙々とペダルをひたすら漕ぐ。

 

「展望台まであと3km」付近で、挨拶をして追い越していくロードバイクの男性

 

「展望台まで1km」地点。ここまでで50分だった。60分を切ろうと頑張ったが無理だった。

 

城岱牧場展望台上のダケカンバ林。展望台の駐車場と展望ハウスは閉鎖されていた。

 ちょうど昼だったので、展望台でおにぎりをいただこうと思ったが、ガスが絡んだ強風で寒くて休む気にもならずに、すぐに下りに就いた。下りは桔梗高台への入口までは、ほとんどダウンヒルモードなので、ペダルを漕ぐことは少ない・・・十分休息ができた。高度を下げていくに連れて、切る風が徐々に暖かくなるのが面白かった。

 「密です!」状態の桔梗高台パークゴルフ場。定員180名のところ200名以上入っているとのこと。函館市だけでなく、近郊の市町の公営のパークゴルフ場が休業しているので、ここに集まるらしい。

 

桔梗高台の緩やかな登り

ショック! 鹿の食害で全滅状態のオオバナノエンレイソウ群生地。

5/5に寄ったときには一面、蕾があったので、その後にやられたようだ。

例年は、下の画像のように一面真っ白なのに・・・あまりにもひどい状態に、場所を間違えたと思った。

 昨年までの様子・・・これが全滅状態になっていた。

 鹿の食痕・・・ここは1輪だけ残して周りは葉と花が食べられて、茎だけが残っている。

 毎年楽しみにしていたのに・・・エンレイソウの仲間は花を咲かせるまでに10~15年を要するという。来年は果たしてどうなるのだろう? 

遅咲きのダム公園のサクラ

 左の南殿(ナデン)とちょうど満開状態のソメイヨシノ(右)

 ここは標高が200mほどのところにあるので、市街地のソメイヨシノより遅れて、ほかの八重桜と一緒に咲く。

 

雨宿(あまやどり)

 

南殿(なでん)

 

 蝦夷山桜(えぞやまざくら)

 

枝垂桜(べにしだれざくら)

 

緑色の花を咲かせる珍しい御衣黄(ぎょいこう)の蕾。濃い赤色の花を咲かせる関山(かんざん)もまだ蕾だった。

 

公園から見上げる、まさに「山笑う」状態の山肌。ここで昼食休憩を摂り、あとは下りだけの帰路に就いた。

 このヒルクライムは、大腿四頭筋と臀部の筋肉の大きな疲労感に、トレーニング効果の大きさを実感でき、満足感と充実感が伴う。山を自粛している間は、週に2回くらい挑戦できれば絶好のトレーニングになるはず。それだけにきじひき高原の展望台へのゲートも早く開けてほしいものである。


MTBサクラ巡りロングライド(函館郊外~七飯町~北斗市)<58.3km>

2020年05月05日 | MTBロングライド・ヒルクライム

 新型コロナの緊急事態が5月31日まで延長された。特に北海道の新感染者は札幌市に集中していて、中でもクラスターが中心である。また、朝刊に政府の新型コロナ感染症専門会議が発表した「新しい生活」提言が載っていた。それらを見ると、慣れて来たせいか、それほど神経質になる必要はないような感じを受ける。しかし、この延長で困っているのは休業に追い込まれている方々だろう・・・保障金や支援金が簡単な手続きで早く給付されるようにならないものだろうか・・・?

 そんな中、朝から久しぶりの好天だったので、不要不急ではないが、日光浴とトレーニングのためにマウンテンバイク(MTB)に跨り、函館の郊外~七飯町~北斗市のサクラ名所を巡るロングライドに出た。

 これまでの記憶や新しく仕入れた情報等をもとにサクラの見所を巡って走ったが、思ったより多くの場所があることに改めて驚いた。

 地図上の丸数字は下記の画像の場所を示している。

 コース的には結構なアップダウンがあり、良いトレーニングになった。登りは辛いが、平坦なところは楽だし、下りで休めるところがXCスキーと同じだ。走行総距離は58.3km、所要時間は昼食時間を含めて5時間50分だった。

①亀田川沿いの桜並木

 昨夜の雨と強風で散っていて、路面が花びらでピンク色になっていた。

②四稜郭

 

③笹流ダム堰堤から広場を見おろす

上から見る園地はすべて閉鎖されていた。

④未来大学構内

 

⑤四季の杜入口へ登っていく車道

ここは、エゾヤマザクラの並木。四季の杜は駐車場が閉鎖されていた。中には入れるので、少し入ってみた。

⑥まだ少し早かったオオバナノエンレイソウ群生地

 満開で見ごろになるのは、あと3日後辺りか?

⑦コース中最高地点の桔梗高台の上から函館山見下ろす

 ここから下って函館新道の側道を走り、七飯町へ入る。

⑧七飯町立大中山小学校横の道路

 昭和34年に当時の大中山中学校の生徒が植えたという桜並木。60年でこのような木になる。

⑨七飯小学校前の国道

 

⑩七飯町田園通り

 

⑪七飯町の寿公園の高さは道内一のシダレザクラ

 ここから下って、北斗市に入り、大野平野を横断。

⑫北斗市の大野川沿いのサクラの回廊(トップ画像も同じ場所)

 ここの桜並木は昭和34年の平成天皇のご成婚記念に植えられたもの。

⑬法亀寺の道内一の大きさを誇るシダレザクラ

 一番人気だけに、駐車場は閉鎖され、パトカーと3人もの警備員が立っていた。車がスピードを落とすとスピーカーで「停まらないでください。渋滞になります」と放送が入る。歩道からの撮影はOKだが、パトカーもいるので路駐もできない。こちらは自転車なので助かった。

⑭大野農業高校のシダレザクラ

 

⑮大野農業高校から八郎沼へ向かう道路

 

⑯八郎沼公園

ここは駐車場も開いていて、多くの人が訪れていた。

⑰上磯峠下線の南文月付近

 

⑱松前藩戸切地陣屋跡のサクラの回廊

 ここも駐車場が開いていて、花見客が訪れてはいたが、例年よりはかなり少ない。

⑲上磯峠下線の清川千本桜

 この後、上磯ダムにもサクラが多かったことを思い出し、別の道路からアプローチした。途中で山菜取りのおばさんに聞いたら、「かなり遠回りになるし、アップダウンが大きくて自転車では無理なので、戻って陣屋に近い方の道路から入った方が良い」と言われたので、諦めて帰路に就いた。

 北斗市桜の回廊の見事なライトアップの様子は、過去記事(2018年5月3日)でどうぞ!

⑳北斗市七重浜町の櫓屋で遅めの昼食に辛味噌ラーメンを食す

 いつも混んでいて、980円と高いが、チャーシューが厚くて、味的にも函館で一番好きなラーメンかも知れない。これが楽しみで、ここまで頑張ってペダルを漕いできた。 

 なお、店は入口に消毒液が置かれ、窓と玄関は換気のために開け放たれ、座席も離され、後片付け時にはテーブルを消毒液で拭いていた。


函館平野ぐるりMTBロングライド&戸切地陣屋跡のフクジュソウ

2020年03月18日 | MTBロングライド・ヒルクライム

松前藩戸切地陣屋跡入口前にて 

 昨年の函館マラソンで大会参加を卒業したこともあり、春を迎えていつもならジョギングをしている時期だが、まったく走る気にならない。もともと走るのはあまり好きでなかったこともある。しかし、ウォーキングだけでは体力低下は免れない。

 そこで、以前からときどき遊んでいたMTB(マウンテンバイク)のロングライドやヒルクライムの回数を増やすことにした。これは、クロスカントリースキーのトレーニングには最適なのと、登山のトレーニングにもなるはずだ。

 もともとは登山時の林道走行のために20年ほど前に買ったMTBだが、数年前にタイヤもオフロード用から、軽くてスピードの出るオンロード用に履き替えている。先日、リサイクルショップでヘルメットも購入。

 最近愛好者が増えている自転車だが、それらの人は軽くてスピードの出るロードバイクやクロスバイクに乗っている。しかし、自分は遊びながらトレーニング効果を得たいので、重くてスピードの出ないMTBで十分である。

 というわけで、今日は、天候が安定して気温も10℃まで上がる予報なので、昨日のリベンジロングライドに出た。

 コースは、国道228号から昨日行こうと思っていた北斗市清川の松前藩戸切地陣屋跡のフクジュソウの群生地へ向かい、その後、函館平野の山裾をぐるりと1周する形になる道々上磯峠下線~新函館北斗駅~道の駅なないろななえ~函館新道側道を考えた。

トラックログ、距離44.4km、高低差(右上のグラフ)

 家を10:30に出て、国道228号を走り、11:30、最初の目的地である松前藩戸切地陣屋跡に到着。

 今年の早春の花は10日以上も早いので、もう咲ているだろうと思ったフクジュソウは、案の定見ごろを迎えていた。

 まだ雪の残る戸切地陣屋跡の中

 11:50陣屋跡を出て、道々上磯峠下線から新函館北斗駅を目指した。

 陣屋跡の下から眺める函館平野越しの横津連峰

 

12:10、あとひと月半ほどで見ごろを迎える北斗市向野の法亀寺のしだれ桜を写す。

 

12:25、ホテル東横インができて、景観が変わった新函館北斗駅前を通過。

 

12:40、道の駅なないろななえに到着。この先の函館新道側道の登りに備えて一休み。

 

昼食代わりに大きな「りんごパイ」(216円)を食べて、12:55、再スタート。

 

 道の駅近くの国道沿いで目にしたフクジュソウの群生

 

 今日のコースで最も辛かった七飯本町ICの先まで登りが続く函館新道側道。寒からず暑からずだったが、この長い登りではさすがに汗を搔いた。

 14:10、3時間40分で帰宅。太腿部の適度な疲れが満足感を増幅してくれる。これからは距離を延ばしたり、城岱スカイラインやきじひき高原へのヒルクライムへと繋げたい。


3回目のヒルクライム・城岱牧場~きじひき高原(途中まで)

2018年11月06日 | MTBロングライド・ヒルクライム

霞んでいて、函館山も平野部もはっきり見えないのが残念


 11月に入ってから、平年よりずっと暖かい日が続いている。今日は、3回目のMTB(マウンテンバイク)でのヒルクライムに挑戦。
 予定は、自宅~城岱牧場展望台~道の駅なないろ・ななえ~新函館北斗駅~きじひき高原パノラマ展望台~自宅のはずだった。


GPSトラックログ~総距離54.8km、総所要時間4時間35分


 数年前まで、何度か横津岳ヒルクライムをしていた。その時の標高差やタイムからすると、城岱牧場ときじきき高原の両方はできるはずとの計算だった。

 しかし、城岱牧場から道の駅まではずっと下りでお休みモード。さらに、道の駅で昼食タイムを取ってからのきじひき高原の登りは、疲れが出て、気持ちの上でギアチェンジができなかった。休み休み、無理すれば行けないこともなかったが、結局、匠の森公園入口でリタイアしてしまった。

 クロカンスキーの練習も、昼食を摂っての大休憩のあとは、気持ちが切れて距離を延ばすことができないのと同じ感じだった。
 横津岳のときは、所要タイムも標高差も2倍以上だが、ずっと登りが続くので、気持ちが切れることはなく、頑張ることができたのだと思う。
 なお、現在の横津岳の車道は、荒れて穴ぼこだらけで、自転車の登り下りはとても危険である。

 今回の城岱スカイライン入口から展望台までは、2回写真を撮っただけで、あとは休まなかったので58分だった。下りは16分。なお、自宅からスカイライン入口までは55分だった。どちらも1時間を切ることができた。次回は、写真撮りもしないで、自宅から展望台まで1時間45分を目標にするつもりだ。


城岱スカイラインの下から七飯岳を見上げる


すでに、閉館していた城岱牧場展望ハウスと七飯岳。
ロードバイクの人に登りで2人、下りで1人に会った。大きな声で挨拶してくれるのがうれしい。


道の駅なないろ・ななえに寄った。気温表示は18.4℃もあった。


軽めの昼食~山川牛熟王コロッケ(350円)、もっちりんご(150円)


新函館北斗駅前を通過


引き返し地点となった匠の森公園入口(下の登り口から2.3km地点)


 翌日分かったことであるが、この上のキャンプ場入口のところのゲートが11月1日で閉じられて、展望台までは行けなくなっているたそうだ。

北海道新聞みなみ風連載「どうなん・とうほく山楽紀行」
本日掲載の48回目「栗駒山」(秋田県・岩手県・宮城県)は、
下記の「最新情報」でどうぞ!
 http://sakag.web.fc2.com

きじひき高原ヒルクライム

2018年10月25日 | MTBロングライド・ヒルクライム

きじひき高原展望台から駒ケ岳と大沼・小沼を望む


GPSトラックログ


 先週の城岱牧場ヒルクライムに引き続き、今日はきじひき高原ヒルクライムに挑戦。パノラマ展望台の先の最高地点(658m)を越えて、「噴火湾展望台」まで行く予定だった。しかし、噴火湾の展望は霞んで見えそうにもないので、パノラマ展望台(550m)で引きかえした。
 帰路は、八郎沼~文月開拓~上磯峠下線~松前藩戸切地陣屋跡~国道228と走った。総走行距離は55kmだった。


国道227号から目的地の木地挽山を望む


1時間15分で、14.3km地点のきじひき高原入口に到着。


「匠の森公園」入口


道路縁の紅葉


カエデの紅黄葉


きじひき高原キャンプ場のバンガロー


金茶色のブナの黄葉


カエデ類の紅黄葉


展望台。入口から標高差470m、7.5kmを休み休み1時間20分で登った。


展望ハウスの下から眼下に広がる函館方面の眺め


大野川に架かる大野大橋。下りはここまでわずか17分


八郎沼


樺太引揚げ者による戦後開拓地である文月開拓の小高神社


松前藩戸切地陣屋跡・・・サクラ並木の紅葉を期待したが、まだ青々していた。


陣屋跡の中の立派な松と紅葉


国道228号に出て、大野川河口付近に架かる有川橋から木地挽山(左)と駒ケ岳(右)を眺める


遅めの昼食は、初めて入った七重浜の櫓屋


辛味噌ラーメン(950円)・・・チャーシューも厚く、また来たいと思うほど美味かった
七味唐辛子がまぶされたニラはラーメンに入れ、ご飯はシメにスープを入れて食べた。


 5時間弱のトレーニングを兼ねたロングライドだったが、先週より距離が長いのと、下山後のコースはアプダウンがあるので、先週の城岱よりは疲れが大きい。しかし、その疲労感が運動したという満足感に昇華するのうれしい。
 また、天気を見ながら、城岱もきじひきも何度かトライしたいと思っている。


城岱牧場ヒルクライム

2018年10月17日 | MTBロングライド・ヒルクライム

展望台から函館山を見下ろす


GPSトラックログ


 大沼グレートランが終わったので、気持ちだけでも、これから冬のクロカンスキーへ向けてのトレーニングモードに入りたい。その手始めに、自宅からマウンテンバイクで城岱牧場(最高地点570m)までのヒルクライムに挑戦。往復総距離は40kmで、標高差は560m。

 写真を撮りながら休み休み登ったので、往路は2時間10分、復路は1時間。城岱スカイライン入口の標高が150mあるので、往路はすべてトレーニングモードで、下りのスカイラインはダウンヒルモード。スカイライン入口からの復路はサイクリングモードを楽しんだ。スカイライン部分の登りは1時間だったが、下りはわずか20分だった。


自宅から函館新道の側道を走り、七飯本町ICの城岱スカイライン入口まで12km。
ここまでもずっと登りなので、1時間10分を要した。


ツタウルシの紅葉


ヤマウルシの紅葉


もっとも傾斜のきついところは9%だったが、ほかところは7%だった。


展望台の下の道路から七飯岳を見上げる


展望台へは寄らずに、その先の駒ケ岳の見える最高地点まで行って、引きかえした。


放牧されている牛の群れと函館山


戻る途中に展望台に寄った。展望台上の放牧されているドサンコとシラカバ林


展望台の建物と七飯岳。このスカイラインは自転車愛好者が多い。


 登山やランニングとは違う太腿の疲労感が大きい。これがクロカンスキーのトレーニングになるはずだ。来週はきじひき高原に挑戦し、その後も何度か続けたいと思っている。