癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

「北根室ランチウェイ」閉鎖・・・ご苦労様でした!

2020年10月12日 | ウォーキング・ジョギング・マラソン

 昨日の新聞に、残念なニュースが掲載されていた。2014年9月8日~10日に2泊3日で歩いたことのある「北根室ランチウェイ」が閉鎖されるという。 

 ランチは大牧場の意味で、大規模酪農地帯、根釧原野を貫く道をイメージして名付けられたロングトレイルである。コースは、中標津バスセンター~開陽台~レストラン牧舎~養老牛温泉~西別岳山小屋~摩周湖第一展望台~JR美留和駅の71.4kmの道のりである。宿泊はシュラフ持参だが、1泊目は佐伯農場(レストラン牧舎)、2泊目は西別岳山小屋に泊ることができた。

 これまでに歩いたフットパスは、既存の車道を利用したものが多かった。しかし、ここは、舗装車道はごく一部で、農道、林道、牧場や牧草地の作業道、このために開削した道など、徹底した自然道にこだわった変化に富んだルートで実に楽しかった。山中の道は丁寧な刈り払い整備が行き届いているのにも感動した。

 1・2日目は、牧場や牧草地の中や、それらを見ながらの歩きが多く、3日目は西別岳~摩周岳(カムイヌプリ)の登山道や摩周湖畔からの森林管理歩道や林道の歩きだった。

 当初は、道内より道外で有名で、登山家の田部井淳子さんや旅行作家のシェルパ斎藤さんなどが歩いて、雑誌等に投稿して知られるようになった。閉鎖はメンバーの高齢化のためにルート維持が困難になったことが理由だという。わずか10年で閉鎖というのは残念だが、心から労いと感謝の意を表したい。

 最近は、このようなフットパスだけでなく、登山道もメンバーの高齢化が理由で整備ができなくなっているところや、国や自治体が予算の関係で維持できなくなって、廃道になっているところが多くなっているのが残念である。

 その2泊3日の歩き旅の詳しい記録は、下記に掲載しているが、その中から、印象的な写真だけでも紹介しておきたい。

http://sakag.web.fc2.com/kiraway1.htm

 

 スタート地点の中標津市街地から開陽台へ向かう道の案内標識。

林の中を抜ける道

開陽台から下の牧場へ下る道。

いろいろな案内標識

 牧柵を通過する箇所には「マンパス」という設備がいろいろ工夫されていて面白かった。

1泊目に泊った佐伯牧場の牧草運搬車を改造したバンガロー。夕食は敷地内になるレストラン牧舎で。

広大な牧草地の中の道を行く

林の中に開かれた道~「ランニングOK」の標識もある。

車道のそばに開削した道~自然道を歩かせたいとのこだわりを感じる

牧場の中を行く

「牛」と刈り払われている、エアーズロックのようなモアン山

2泊目は、道内で最も豪華で快適な山小屋と評判の高い西別岳山小屋。食事は、簡単な自炊。

西別山山頂にて

摩周湖展望台

林の中の管理歩道へ

最後は農道を歩いて、ゴールを目指す

 ゴールの美留和駅。ここからバスに乗ってスタート地点の中標津バスセンターまで戻った。


ロングウォーク・自宅~函館山縦走~自宅(22.3km)

2020年09月30日 | ウォーキング・ジョギング・マラソン

 少し欲張ったロングウォークに出掛けた。自宅から亀田川沿いに大森浜へ出て、立待岬から七曲コース~函館山~観音コースを縦走して、西浜ふ頭~湾岸道路~自宅へと回った。距離は22.3km、歩数計33,300歩。

 8:00自宅~11:00函館山11:15~13:15自宅<所要時間5時間15分>。一昨日のポタリングの疲れがまだ残っていたようで、最後は結構疲れた。

①宮前町の新世橋から亀田川の向こうに函館山を望む。

②大森橋から亀田川河口とそばの旧宇賀の浦中学校の解体工事現場を眺める。

③旧宇賀の浦中学校の横から大森浜へ出る。このあと、護岸沿いの道を住吉漁港まで歩き、立待岬へ。

④共同墓地の中の立待岬への道。左の登り切ったところに石川啄木一族の墓がある。

⑤立待岬と海峡を挟んだ下北半島を眺める。

⑥七曲コース登山口

⑦千畳敷から御殿山(函館山山頂)と函館市街地と函館港を眺める。後ろの山並みは駒ケ岳と横津連峰。

⑧ちょうど3時間で函館山山頂に到着。

⑨つつじ山駐車場から観音コースを下る。

⑩称名寺の墓地にある、函館山三十三観音巡りの第丗三番観音。

⑪ベイエリア~修学旅行の中学生の姿があったが、まだ観光客は少ない。

⑫ともえ大橋を歩いて自宅を目指す。

⑬ともえ大橋から縦走した函館山を振り返る。


清里フットパス(17km)

2020年09月17日 | ウォーキング・ジョギング・マラソン

 小清水町と斜里町と境をなす清里町は、この両町から分村している。当時は上斜里村としていたが、昭和30年の町制施行に伴い、それぞれの町名の清と里を1字ずつを取って「清里町」と名付けられている。珍しくアイヌ語地名ではない。

 「日本で一番美しい村」という標柱には驚いたが、全国農村景観コンクール全国特選の20選の町村は、「日本で一番美しい村連合」を組んでいるようだ。北海道では、美瑛町も同じフレーズを謳っている。また、カントリーサインは、斜里岳と焼酎工場である。

 6月に来たときには、神の子池やサクラの滝や裏摩周に寄ったが、今日は「清里フットパス」を歩いて、美しい農村風景を堪能することにした。

  このフットパスは、「パノラマの丘コース11.3km」と「タウンコース6.3km」からなっているが、続けて周回できるようになっている。

 温泉ホテル緑清荘を起点とし、まずはパノラマの丘コースを歩き、緑ヶ丘公園からタウンコースを回った。両コースのダブリの部分の0.3kmは歩かなかったので、ちょうど17kmだった。

 7:00、雨の心配もあったが、本格的な降りにはならないだろうと希望的観測でスタート。

斜里川を渡り、高台への農道を登って行く。

 登り切ると、畑地が広がり、正面に雲に纏われた斜里岳が見える。朝に見たときより、雲が低くなっていて、止めて良かったと思った。

 高台の美しい農村風景が広がる。

 大根の獲り入れ風景

 獲り入れが終った広大なじゃかいも畑の向こうにやはり雲で覆われた海別岳が見える。天気が良いと、この左手に知床連山が見えるはず。

 洒落た農家だと思ったら、ペンション「旅の宿 風景画」だった。

 しばらく進むと、今度は「清里イートバーヴ ユースホステル」が現れた。

 高台の畑地から平地の畑地へ下りていく。ここもじゃがいもの獲り入れのようだ。

 パノラマの丘コースからタウンコースへの繋ぎの緑ヶ丘公園のきれいに整備された林の中の遊歩道を回る。

 清里神社の前を通る。昭和2年に上斜里神社として創立し、昭和18年斜里村より分村して上斜里村になる。昭和30年上斜里村より清里町へ町名変更を受け現社名に変更する・・・とのこと。。

 市街地のメイン通りへ出る。

 「庭園のまち きよさと」を謳う交差点の花壇。

 清里町役場~人口は4000人弱。

 情報交流施設「きよ~る」とカントリーサインにもなっている焼酎工場。

 きよ~るの中の清里町特産品コーナー

 立派な武道館もある。この手前に、清里高校と清里中学校が並んでいた。

 上は、生涯学習センター。下は、総合保健福祉センター。

 ゴールまで、あと5分ほどの清里小学校の広い前庭を歩いていたら、本降りの雨に見舞われた。校庭の東屋で小降りになるまで5分ほど雨宿り。

 10:40、雨の中、スタート地点の緑清荘の駐車場の車の中に飛び込んだ。濡れた衣服を着替えて、温泉へ(450円)。

 ほぼ貸切状態の休憩室でブログを打ち終え、のんびり過ごしている。

◎今朝の斜里岳と知床連山

 今朝はすんなりと清里フットパスを選んだわけではなかった。斜里岳の見える小清水町の道の駅で朝を迎えた。斜里岳は後ろの両側から雲は押し寄せているが、山頂は見えている。しかし、上空は濃い雲に覆われていた。

 気は進まなかったが、用意をして登山口を目指した。

 途中から低い雲の下に、東側からの雲がオホーツク海側へ流れ来んでいる知床連山が見えた。

 登山口へ向かう途中に、雨が降ってきたので、山の方を見たら、山頂付近はすでに降っているようだ。これ幸いと、迷わずに、Uターンして、清里フットパスへ転進した次第である。結果的に、大正解だった。


ロングウォーク~四季の杜往復(15km)

2020年08月03日 | ウォーキング・ジョギング・マラソン

 四季の杜センターハウス前から函館山と市街地を眺める

 天気予報は午後から雨だったが、朝から青空が広がった。明日からずっと雨予報なので、午前中に、道南四季の杜公園までのロングウォークに出た。

 自分の場合、ウォーキングは、常に速歩を心がけている。胸も腰も伸ばした良い姿勢で歩けるし、運動量も多くなる。お陰で、たっぷり汗も搔くことができる。

 今日の距離は15km、所要時間は、写真を撮った時間を含めて2時間45分だったので、平均11分/kmで歩いたことになる。時速に換算すると約5.5kmである。ちなみに、歩数計は19.500歩だった。歩数計はガラケーを使っているが、前のガラケーより歩数が少なく記録されるような気がする。今度、普通の歩数計で測ってみようと思っている。

 住宅街を抜け、きれいな畝のネギ畑を眺めながら・・・

四季の杜のアジサイロード

四季の杜の林の中の遊歩道

タンポポモドキ(ブタナ)で覆われる丘

四季の杜の「花の丘ゾーン」(主役はヒースガーデン)とセンターハウス

花壇の花々

 

 帰路の畑で見つけた、珍しいジャガイモの実~これは花が結実したもので、中を切るとトマトと全く同じである。これで、ジャガイモはトマトと同じ仲間であることが分かる。花もそっくりである。


ロングウォーク~函館八幡宮の浮き紫陽花&函館駅前の花壇

2020年07月28日 | ウォーキング・ジョギング・マラソン

 朝からどんよりした天気ではあったが、雨の心配はなさそうだし、最高気温20℃と、涼しいのでロングウォークに出ることした。

 そのためには何か行先の目的が欲しい・・・ということで、函館八幡宮でも見られるという「浮き紫陽花」を折り返しとして、帰りに函館駅前の花壇もカメラに収めるコースを設定した。結果、距離は約14km、歩数計は19,700歩だった。

手水鉢の浮き紫陽花・・・青いアジサイとオオハンゴンソウが規則正しく並べられ、中心部に赤紫のアジサイが固められていた。

境内にある鶴若稲荷神社の手水鉢の浮き紫陽花・・・水底の白い石とビー玉、浮かべられている多色のアジサイとオオハンゴンソウの色彩が鮮やか。

 

◎JR函館駅前広場の夏花壇

 JR函館駅前広場の花壇は、毎年6月下旬に春花から夏花に植え替えられる。整備は市の事業を受託する桔梗造園とNPO法人「スプリングボードユニティ21」が行い、植栽作業と定期的な維持活動は市民ボランティアが、ガーデニング講座と併せて行っているという。


新緑薫る「きじひき高原鉄山湿原(焼野水源)」

2020年05月09日 | ウォーキング・ジョギング・マラソン

 不要不急の外出はこんなところが最高!

 昨日、北斗市の匠の森でシラネオアイを見た後、きじひき高原パノラマ展望台へと思った。しかし、きじひき高原キャンプ場の入口でゲートは閉まっていて、「新型コロナ感染拡大防止のため、当分の間閉鎖します」と書かれていた。

 そこで、その手前の左の林道を下って、数年前の春に訪れたことのある、田舎都会からの便り」にときどき登場するこじんまりとした「鉄山湿原」を再訪することにした。 

 その林道入口のゲート前に車を置いてスタート。そばに初めて目にした「焼野水源」のプレートが立っている。

 この林道に沿った一帯は、もともと牧場の一角だったが、ここ数年「第11回ニトリ北海道応援基金」助成事業による植樹が行われていて、様変わりしていた。

 下の湿原近くが、一番新しい植栽のようだ。

 

手前が植林された幼木。その奥のブナなどの新緑とエゾヤマザクラのピンクのコントラストが美しい

 

キタコブシの花

 

大きく新緑の枝を広げるブナの大木

 

重なり合うブナの若葉

 

枝分かれをする太い幹

 

青空の下に咲くエゾヤマザクラ

 

エゾヤマザクラの大木と新緑

 

エゾヤマザクラのアップ

 

湿原の上にある、合併して北斗市になる前に設置されたと思われる「大野町上水道焼野水源」のプレート

 

南側は採石場の崖の上に出る。ここから再び林道を登り返してスタート地点へ戻った。1時間弱のんびり散策だった。

 

林道入口付近から眺める函館山。後ろに下北半島も見える。

 

林道入口の向かい側に立ち並ぶキャンプ場のバンガロー

 

国道227号へ下りて10分ほど走り、国道沿いの「出会いの滝」へ

国道のガードロープを跨ぎ、下まで下りて全容を眺める。国道からだと上の部分しか見えない。

この沢は「小滝の沢」といわれるが、この「出会いの滝」の名前の由来には、この国道227号のもとになる道路開削の歴史がある。詳しくはこちらを!

 

 帰りに、初めて入店した北斗市市渡のそば屋「みやこ庵」で食べた鴨だしもりそば(780円)

 厚沢部産のそばの実を殻もろとも店内で製粉して機械打ちをしているらしい。田舎そば風で、黒くて、丸くて、歯ごたえもあり、つるつる感の強い蕎麦だった。鴨だしも非常に美味かった。


「香雪園」までロングウォーク

2020年05月07日 | ウォーキング・ジョギング・マラソン

 できる限り毎日1~2万歩の郊外ウォーキングをするようにしている。今日は、紅葉時には毎年のように訪れる香雪園まで往復し、園内も散策した。歩行距離15km、歩数21,700歩。 

 この雪香園は見晴公園とも言い、明治35年に造園された、豪商岩船氏の元別荘で、道内では珍しい日本庭園。今は函館市で管理している。起伏が多く小さな谷川も流れる。オンコや杉などを初めとして道内一の庭園樹種を誇り、函館随一の紅葉の名所として名高い。 紅葉時にはライトアップされ、「MOMIGIフェスタ」も開催される。

 平成13年には文化財保護法に基づく「名勝」の指定を受け、「旧岩船氏庭園(香雪園)」の名で北海道唯一の国指定文化財庭園となっている。

★過去記事~「ライトアップされた紅葉」の画像をどうぞ!


レトロ建築探訪ロングウォーク(15km)& コンクリートラスク

2020年04月19日 | ウォーキング・ジョギング・マラソン

 

 新型コロナ感染拡大で、「緊急事態宣言」も全国に拡大された。函館でも、昨日と今日は2日連続で1名ずつ、ひと月半ぶりに感染者が出て、ちょっとは緊張感が高まった。

 函館でも明日からいろいろな施設が休館となり、学校も再び休校となる。しかし、家の中でじっとしているのは性に合わない。天気予報では雨の心配がなくなったので、朝食後、午前中の予定で、西部方面のレトロ建築探訪のロングウォークに出た。

 

 家から国道5号線を歩き、若松町~旭町~豊川町と歩き、電車通りの1本海側の道を末広町~大町~弁天電停で折り返して、電車通りを弁天町~大町~末広町~函館駅前まで歩いた。閑散とした函館駅から列車で五稜郭駅まで乗り、昼食前に帰宅した。歩いた距離は約15㎞、歩数計は22,500歩だった。

 今回は歩かなかった宝来町・谷地頭町・青柳町・元町・弥生町・船見町方面にも印象に残っているレトロ建築は多い。こちらは次の機会とする。

 普段は観光客で賑わっている地区だが、新型コロナの影響で、観光客の姿はまったく目にすることはなかった。わずかにジョギングやウォーキングをしている人が目についただけで、寂しい限りである。

 これまでにこのブログでも取り上げたものもあるが、それ以外のものを中心に、約50軒ほどをカメラに収めて来た。今後、それらの建物の歴史を調べて、少しずつ紹介していくつもりである。

 

◎コンクリートラスク

 このお菓子も函館の建築史に関わり大の新製品である。平成27年に発足した「函館湾岸価値創造プロジェクト(GRHABIP グラビップ)チーム」の活動に関わって、昨年11月に「カフェ&デリ まるせん」で販売されたラスクである。一口サイズの大きさのラスクが4本で500円(税込)。

 ラスクの他に「函館市コンクリート物語カード」も入っていた。これもいくつか種類があるようで、これを集める人もいるようだ。

 このプロジェクトについては、いつかこのブログでも取り上げるつもりだが、函館はかつて大火の多い街で、火に耐えうる「コンクリート造りの建造物」が多い。全国最古のコンクリート製のお寺や電信柱も函館にある。このコンクリートの魅力に着目して、函館の魅力を再発見するチーム「GRHABIP(グラビップ)」のプロジェクトの一環として、コンクリートそっくりのラスクを作ってみたとのこと。

 コンクリートの岩石や砂などを再現するためにお米やごまを練りこんだり、コンクリート並みの固さを再現したりと、かなり本格的なお菓子である。

 函館を代表するコンクリート建築物であるニチロビルの中に入っている「カフェ&デリ・まるせん」に帰りに寄って購入した。一袋500円(税込み)だった。買うときに「本当に固いですから、気を付けて食べてください」と言われた。

 開けると黒いラスクにシュガーパウダーがまぶしてあった。グレーのほうがコンクリートぽいのではと思って食べたら、確かに固い。しかし、奥歯で噛むと簡単にぽろぽろと砕ける。袋の裏をみたら圧縮強度が記されている。味はとても美味しい。

 販売している「カフェ&デリ・まるせん」。この店もレトロ建築のリノベーションだが、当ブログでも訪問記をアップしている


桔梗高台探訪ウォーキング(21km)

2020年03月25日 | ウォーキング・ジョギング・マラソン

 ついに東京オリンピックの1年延期が決定した。関係者の今後の対応は大変だろうが、やむを得ない妥当な判断であろう。

 また、昨日までの新型コロナ感染者数が、東京都が北海道を抜いて最多となった。これもいずれはそうなるだろうと予想していた通りである。人口比や人の接触密度の濃い大都会であるということからしても、まだ東京圏や関西圏はもっと増えるだろう。

 そんな中、全道的に好天予報なので、ロングウォークに出掛けた。今日は、春の農耕準備が始まっているであろう桔梗高台探訪をメインとした郊外を歩くことにした。高台に広がる広大な畑地や函館市街地や函館平野を見下ろす展望が好きなのと、そこにある2つの三角点も目にしたかった。

 桔梗高台は、函館新道の東側の海岸段丘面に広がる広大な畑地である。ただし、タタラ沢川によって寸断されて、一度下まで下りて、また登り返さなくてはならない。 

 桐花通りから産業道路~函館新道を七飯町との境界のにんにく沢川まで歩いて、高台の畑地の農道を辿った。七飯寄りの高台に広がる畑地の中を歩き、中の沢へ下りる。さらに、再び高台へ登って行き、石川町へ下りて、石川沿いの遊歩道から函館新道に戻った。

 天気は良かったが、風が強くて冷たかった。距離は約21km、歩数は約3万歩だった。

函館と七飯の境界まで歩き、このあと登る高台を眺める。

 

 農道からビニールで覆われた畝を見下ろす。後ろは当別丸山。

 

 農道の傍にあった二等三角点(標高196m)(点名・桔梗野)

 

 三角点の位置から、西側の平野と桂岳~毛無山の連なりを眺める。

 

 三角点の位置から正面の庄司山とまだ白い烏帽子岳~袴腰岳を眺める。この農道の先は庄司山の桔梗尾根コースの登山口へ続く。

 手前の小屋から右側の農道を進むと中の沢へ下りる道に出る。

 「中ノ澤神社」~沿革等はネットで調べても不明。額には個人名が書かれている。

 

 函館新道の側道手前まで下りて、老人福祉施設幸成園の所から再び高台に続く農道を登っていく。

 

 大賑わいの桔梗高台パークゴルフ場

 

 標柱が折れて、標石も見つからなかった三等三角点(標高132m)(点名・園田牧場)。いくら探しても見つからず、赤いペンキで塗られた石がその代わりか?辺りに畑で出た石が捨てられているところをみると、畑の土で覆われているのかも?

 「園田牧場」がこの辺りにあったということであろう、この牧場は、北海道初の電車を函館・東川町-湯の川間に走らせ、函館船渠、北海道銀行を創立させるなど函館を中心に北海道の経済界に貢献した薩摩出身の園田実徳が、明治36年、北海道庁より桔梗牧場を貸し下され、園田牧場と命名し牧畜業たところである。

 騎手の武豊の父邦彦はこの農場で生まれていて、園田実徳は曾祖父に当たる。

 

 三角点の地点から函館山を望む。この辺りは裏夜景の名所である。

 

 この農道から、石川町の奥へと下りていく。ここから函館新道へ合流するまでは初めて通る道だった。

 高速道路の赤川線の下を潜る。

 

 初めて目にした石川町の「川上神社」~安政4年3月、旧幕府箱館奉行村垣淡路守より、川上神社社殿造営料金10両を下渡されるに際し、現在地字宮ノ下に奉遷する。明治9年、村社に列せられ爾来鎮守の神として祀られて来たが、明治44年、隣村なる桔梗比遅里神社に合祀される。しかし村民の大神を尊崇する念厚く、昭和12年社殿を再建し、再び村の鎮守として奉遷祭祀を続けて来た。

 

 石川の両側に歩道があり、それを下って行く。途中から右岸だけになり、さらに両岸となる。

 

 函館新道の新石川橋で新道に合流。ここから新道~国道5号を歩いて帰宅。


ロングウォーク20km~ 途中「印度カレー小いけ本店」再訪問

2020年03月14日 | ウォーキング・ジョギング・マラソン

立待岬から望むこのあと歩いた大森浜海岸線・・・バックは横津連峰

 妻から「運動不足だから、ロングウォーキングしたい」との提案があった。自分は一昨日は8km、昨日は6km歩いているが、お付き合いすることにした。

 コース選定に当たっては、緊急企画のメニュー全品半額を3/20まで延期した「印度カレー小いけ本店」の再訪問を入れて、西部方面~立待岬~漁火通りを歩き、足の疲れ具合で、湯の川方面から自宅へ戻る計画を立てた。

 結局、妻の疲れ具合から、漁火通りを湯浜町で切り上げて、自宅へ戻ることにした。歩いた距離は約20kmで、歩数計は約3万歩だった。時間は、小いけでの待ち時間と食事時間を除いて4時間10分。まあ、およそ時速5kmの良いペースだった。

 妻がまだ行ったことのなかった函館駅前の「ハコビバ」へ寄った。

 

「ハコビバ」の中の「函館駅前横丁」・・・観光客は数名しかいなかった。

 

七財橋からのベイエリア・・・ここも観光客の姿は数えるほどしか見当たらなかった。

 

 初めて気が付いた、ベイエリア旧桟橋向かいの角地に設置されていた「赤い靴」の少女像と歌詞の石碑

 

 緊急企画「全品半額」が3/13から3/20まで延期されていた「印度カレー小いけ本店」。11:00の開店5分前には10数名が並んでいた。

 

チーズホンデューカレー(1100円→550円<税込み>)

 

トンテキカレー(1250円→625円<税込み>)

 

 どちらも珍しいメニューで再訪問の狙いはこれらだった。チーズホンデューカレーもチーズがたっぷりで、トンテキはスパイシーで肉自体も柔らかくてとても美味しかった。トンテキにはカレーを掛けないでそのまま食べた。

帰るころには満席になっていたし、テイクアウトの注文も多かった。

大満足で、立待岬へ向かった。彼岸前だが、岬手前の墓地でお互いの家のお墓参りをした。

立待岬から西側を望む・・・海の向こうは知内山地

 

護岸に沿った道から大森浜の砂浜を眺める

 

漁火通りの啄木小公園で一休み

 

帰り道の民家の庭で目にしたクロッカス

9:30に家を出て、14:30に帰宅。

帰宅後の楽しみは、ホワイトデーのお返しに買っておいたモントロー洋菓子店の「フルーツタルト」

苦めのコーヒーを入れて美味しくいただいた・・・カレーとこのケーキの摂取カロリーが、歩きの消費カロリーよりも多かった? 


好天に恵まれた「大沼湖上ウォーキング」

2020年02月11日 | ウォーキング・ジョギング・マラソン

 毎年この時期に開催されている北斗市自然に親しむ会主催の「第16回大沼湖上ウォーキング」に、妻同伴で初めて参加させていただいた。結氷した大沼湖上歩きは、ライフスポーツでも行っているが、こちらは大沼の島巡りがメインである。

 キャッチフレーズは「新日本三景の大沼国定公園で駒ケ岳の雄姿を眺め、「千の風」を感じ、普段は歩くことができない結氷した湖面(約4.5km)を約2時間で歩いて縦断し白銀の景色を楽しみます」である。

 スタートは集合場所を兼ねた大沼国際セミナーハウスで、ゴールは東大沼キャンプ場である。片道約4.5kmとのことだったが、今日の実測では5kmだった。ゴール後はセミナーハウスのバスでスタート地点まで戻った。

 すでに、1週間前と昨日の2回の入念な下見を終えていて、氷の厚さ(30cm)も測定済みである。

 セミナーハウス内での9:00からの受付(一人500円)のあと、駐車場で開会式が行われた。今日の参加者は、最近では最多の83名とのこと。当日受付なので、好天予報が幸いしたようだ。風もなく「千の風」は感じられなかった。

 スノーシュー、かんじき、歩くスキーの人もいたが、一番多かったのはツボ足だった。自分たちは、積雪が15~20cmほどなので、多くの参加者が踏んでくれた後ろからスパイク長靴のツボ足でついて行った。

トラックログ

 

 開会式で挨拶をする主催者代表の北海道アウトドアガイド資格を持つ丸岡氏。後ろはゴール後迎えに来てくれるセミナーハウスのバス。

 

丸岡氏の挨拶や諸注意を聞く。

 

10:00に大沼国際セミナーハウスの駐車場をスタートし、全員湖上へ下りてゴールを目指す。

雪はサラサラで固まらなくて、後ろから付いて行っても、ツボ足では意外と歩きづらかった。

キタキツネの足跡か?正面の山は吉野山。

 

駒ケ岳を眺めて最初の休憩

 

子供の参加は一人だけだったが、お父さんがそりに乗せて汗だくになって引っ張っていた。ご苦労様!

 

中間地点の鞍掛岩と横津岳山頂部を望む

 

中間地点での休憩

 

丸岡氏は氷に穴をあけて氷の厚さを見てもらうつもりだったが、今日の氷は硬くて水面まで開ける前に力尽きた。

今年は積雪がない期間が長かったので、氷が良く冷えて硬くなったようだ。

 

雪を除けると直接氷面が現れる。

 

東大沼キャンプ場近くのワカサギ釣りのテント

 

12:00、東大沼キャンプ場の駐車場でゴール。ちょうど5kmで2時間だった。

このあと、3回のバスのピストン輸送でスタート地点へ戻る、3回目に乗ったので、1時間待ちだった。 


箱根駅伝の好タイムは、ナイキの厚底ランニングシューズの影響

2020年01月04日 | ウォーキング・ジョギング・マラソン

 

 今年の箱根駅伝は、区間新記録が続出し、総合タイムも大会新記録だった。これらの背景にはナイキの厚底ランニングシューズが影響しているらしい。

 確かに、選手のほとんどはピンクやグリーンの厚底のランニングシューズを履いていた。これらはすべてナイキのである。

 今日から診療を始めた五稜郭整骨院(土日診療・金休診)へ肩の治療に行ってきた。院長は自らもマラソンもトライアスロンもやってて、靴のインナーソールも製作している。そんなことでこのことを話題にしてみた。

 用具を使ういろいろなスポーツでは、最近はその進化が著しい。自分の趣味のスキーだって、カービングスキーやそれに対応したブーツがそうである。ほかにテニスやゴルフだって用具の進化によって技術や記録が向上している。

 「マテリアルドーピング」という言葉もあるらしい。かつて問題になった水泳のスピードを著しく向上させる水着、最近問題になったパラリンピック陸上競技における義足の問題、自転車における機械ドーピングなど、薬物で競技者の能力をフィジカルに向上させる従来型のドーピングと異なった、新しいドーピングの問題が浮上しつつあるとのこと。

 院長に言わせると、このシューズはギリギリのところで、それには引っかからないだろう。これからのランニングシューズメーカーの競争はより激化するだろうとのこと。

 しかし、同じシューズを誰が履いてもその効果を発揮できるとは限らない。それを履きこなすためには、それなりの筋力や脚力が必要である。普通のランナーがそれを履いても、かえって足を傷めるだけだとのこと。

 よく言われる「上級者用のスポーツ用具や楽器を使いこなすにはそれなりの技術が伴っていなければ、その良さは引き出せない」ということと同じであろう。

 

 興味が湧いて、ナイキの厚底ライニングシューズはどんな靴なのか少し調べてみた。

 このシューズの商品名は、「ズームヴェイパーフライ4%」というらしい。その特徴はクッション性をもちながら、推進力も発揮できることだそうだ。

 このシューズは最も厚い部分で約4cmのソールがある。ソールは大きなスプーン状のカーボンファイバー製プレートを特殊素材で挟む3層構造になっている。厚底といっても重量は28センチの靴で184グラム。手に持つと多くの人がその「軽さ」に驚くほどらしい。
「カーボンプレートがなければ、柔らかいだけだが、カーボンがあるからこそ、反発が出て、ほどよいクッションになる。このバランスが難しいらしい。カーボンが屈曲するのに耐えられるようなクッショニングがあり、しかも軽量という新素材(ズームXフォーム)から誕生しているとのこと。

 これから、各メーカーも同じようなシューズを出してくるだろう。ナイキはすでに初心者用のものも出しているらしい。今後、一般市民ランナーレベルのシューズまでどのような影響をもたらすのか興味を持ちながら眺めてみたい。


函館山ふもと「19の坂道」全踏破ウォーキング & 坂道紹介~その1

2019年10月10日 | ウォーキング・ジョギング・マラソン

 函館山の麓には海に向かって名前の付いた坂道が19本並んでいる。これらは函館が箱館といわれた、開港間もない時代の中心が函館山ふもとの西部に集中していたことによるもので、当時の函館を偲ばせる名前が現在も残っている。この坂道を含む景観が西部方面の観光地の一翼を担っていると言っても過言ではない。

 なお、いろいろ調べていたら、この19のほかに、昔から名前の付いてる「さくら坂」「地獄坂」「すりばち坂」「テンコの坂」「みやま坂」という5つの坂もあるようだ。

 これらの坂道は部分的に歩いたり見たりはしているが、これらのすべてを意識したことはなかった。19本あるということも今回初めて知ったくらいである。
 そこで、今日はとりあえず、青柳坂から魚見坂までの19本の坂道をすべて繋いでウォーキングがてら、写真を撮りながらじっくり歩いてみようと思った。妻も仕事の原料が切れたので一緒に行きたいと言う。


<本日歩いたコース>

 車を青柳坂の近くに置いて、青柳坂の下からスタート。同じ坂を往復するのではなく、下から上まで登ったら、次の坂の上から下まで下るを繰り返すようにした。

 歩いた距離は、スタートの青柳坂の下からゴールの魚見坂の下までで約10.5km。9:50にスタートし、魚見坂下でゴールしたのが13:30で、所要時間3時間40分だった。
 さらに、途中で昼食を食べて、車を置いてある地点までの歩きが2.5kmで、合計13kmのアップダウンウォーキングだった。歩数計は約21,000歩。

 これまで歩いてじっくり見ることは少なかったので、いろいろ収穫が多かった。それらを含めて撮った写真を中心に、数回に分けて紹介する予定である。

坂道紹介~その1~まずは、①青柳坂、②あさり坂、③護国神社の坂、④谷地坂

①青柳坂(約400m)<下から上へ>

青柳坂(下から)
 昔はこの坂を「聖天坂(しょうでんさか)」といった。聖天とは大聖歓喜天(だいしょうかんぎてん)という仏教の守護神のことで、坂の途中にある天台宗天佑寺にまつられている。昭和40年まで坂上に春日町があったため「春日坂」ともいわれた。現在は、青柳町の方へ向かって登ることから「青柳坂」と呼ばれている。(坂標より)



 途中の主な建物~(左上)別名の「聖天坂」の名の由来となった大聖歓喜天を祀る天佑寺 (右上)古民家を利用した居酒屋「桜路」 (下)青柳小学校


青柳坂(上から)

②あさり坂(約300m)<上から下へ>

 あさり坂(上から)
 明治11年(1878年)、英人ジョン・ミルン、米人エドワード・モースらが来函し、函館在住の英人ブラキストンと協力して貝塚などを発掘したが、この坂の付近から古代人が食べたアサリ貝の殻が数多く発見されたので「あさり坂」と命名された。(坂標より)


 途中の主な建物~(左上)人気老舗の佐々木豆腐店 (右上)旧井上米穀店~看板がはずれされてしまったのが残念 (下)あさり坂下の阿佐利精肉店~店名は坂の名前に由来。


あさり坂(下から)

③護国神社の坂(約700m)<下から上へ>

 護国神社の坂(下から)~高田屋嘉兵衛の銅像と函館山
 別名「汐見坂」ともいい、昔は「招魂社の坂」とも「倒産坂」ともいった。汐見坂は坂上に汐見町ができ、その町名からとったもの。招魂社の坂は明治2年(1869年)に建立された招魂社(現 護国神社)に登る坂ということから呼ばれ、現在の名になった。倒産坂は坂に面して門を立てると罰が当たって“かまど”がつぶれるといわれ、昔は門を坂に面しないようにした。(坂標より)

<追記>明治2年に、「招魂場」、その後招魂社と変わったらしい。境内に高田屋の亀石を使用した「招魂場」の石碑があるとのこと。(ご指摘いただきました)


 途中の主な建物~(左上)千秋庵総本家 (右上)茶房ひし伊~旧入村質店の建物を改造。3回の大火すべてに焼け残ったのは、函館でもここの3棟だけとのこと。(左下)ツタが絡まる石灯篭 (右下)函館市公民館


 護国神社の坂(上から)

④谷地坂(約300m)<上から下へ>

谷地坂(上から)~初めて通った路だった。
 この坂と道路は昭和9年の大火などでいくらか変わってこそいるが、大体においてほぼ同じ位置で江戸時代からあったもの。谷地頭(やちがしら)は昔、遊興地として有名になったので、そこに行く坂として付けられたものらしい。(坂標より)


 谷地坂(下から)~特にめぼしい建物はなかった。

  <追記>どうやら「谷地坂」の位置は違うようで、はこだて検定のテキストの最新版から削除されたらしい。
 地元では谷地坂と呼ばれていないが、函館市が谷地坂という坂標を立ててしまったらしい。その根拠は1982年の北海道新聞社刊「はこだて歴史散歩」にそう書いてあったから、というのが理由とのこと。
 古地図研究家の著書には、もう1本十字街寄りの道を「谷地ノ坂」としている説もあるそうだ。

 残りの⑤から⑲までの「坂道紹介」は3回に分けて、順次アップしていく予定。

駒岡の自然フットパス2・3「藻南公園~真駒内公園~真駒内パス」

2019年08月11日 | ウォーキング・ジョギング・マラソン

発着点とした札幌市保養センター駒岡

 札幌市内には多くのフットパスが整備されている。その中で、札幌市保養センター駒岡を中心とした真駒内地区に「駒岡の自然フットパス」が6コース整備されている。


 その中で、「3真駒内公園・藻南公園パス」を逆からスタートしたて、地下鉄真駒内駅から「2真駒内川パス」を繋いで8の字に歩いてみた。距離は15.6km、時間は3時間50分だった。


 保養センターをスタートしてまもなく、石山の立体高架橋の手前に出る。


高架橋のたもとにサイクリング広場があり、そこに、別なフットパスの案内図がある。
これによると、自分の歩いているコースはメモリアルコースの一部になっている。


高架橋の下を潜って進むと、藻南公園の遊歩道へ入っていく。
この公園は昔の石切場跡のようだ。


切り出した石を運搬する様子が再現されている。
公園から山の方へ続く階段を登る。


公園から階段を登り、斜めに登っていく遊歩道を進む。


登り切ると石切場の上に出る。←藻南公園 真駒内公園→の標識がある。


展望広場から豊平川と南側を眺める。


その先にも山中の遊歩道が続く。


下って行くと、真駒内公園の中に入っていく。ジョギングやウォーキングの人が多い。


広大な真駒内公園の中を抜けると、豊平川さけ科学館が見えてくる。
その横から真駒内川に架かる橋を渡り、サイクリングロードへ。


サイクリングロードから真駒内セキスイアイスアリーナの前にでる。


真駒内曙公園の前から自衛隊の横を通り、西へ向かう。


真駒内駅の北側の地下鉄の下を潜る。


地下鉄の下を潜ると、地下鉄に沿った林の中の遊歩道が続く。


地下鉄車庫の上を横切ると、下に降りる階段がある。その先の道路を進む。


真駒内川にぶつかる手前にエドウィン・ダン記念館(旧北海道庁真駒内種畜場事務所)
エドウィン・ダンは明治9年にここに開拓使放牛場を開き、ここを中心に北海道畜産を発展させた。


その奥にエドウィン・ダン記念公園があり、その中央に銅像がある。


車道を横切って、真駒内川沿いの遊歩道に出る。


途中に見られたミズナラの巨木


遊歩道と兼用のサイクリングロード。やがて、石山高架橋の手前で往路とクロス。


高架橋手前から真駒内川の堤防の上の道を進む。ミヤコグサとノラニンジンの群生。


岩盤を切り込んで流れる真駒内川


 先に見える藻南学園橋を渡り、駒岡清掃工場へ向かう。


歩道のない車道を登っていく。


下って行くと、駒岡清掃工場の横に出る。その前を通って、発着点の保養センター駒岡へ到着。
保養センターは、ここの熱を利用した入浴施設を中心とした施設である。

 2つのコースを効率よく繋いで歩けるコースだったが、真駒内地区の自然や歴史に触れる見所の多い楽しいコースだった。まだ、4コースが残っている。今日のコースと一部ダブルところもあるが、次の機会にでも歩いてみたい。
 
 ゴール後、保養センターの風呂(60歳以上310円)に入り、レストランで昼食を食べる。さらに、ブログを打ち、テレビで甲子園の北照高校の試合を観る。

レストランで食べた地域共同開発メニュー(800円)

 このあと、夕方からすすきので知人と飲む予定なので、そちらへ向かう。

五稜郭公園アップダウンコース

2019年08月09日 | ウォーキング・ジョギング・マラソン

内側から5つの稜堡の上まで造られている大砲を運ぶための坂道

 いつもジョギングやウォーキングに利用している五稜郭公園だが、普通は堀の外周の1.8kmの遊歩道を利用している。
 最近になって、もっとアップダウンのある変化に富んだコース採りができないかと考えて、公園内側から本塁(5稜を形成している一番高い土塁)上の遊歩道へ登る階段や坂道に目を付けた。

 歩きながら数えてみたら、稜堡の5本の坂道も含めて階段がなんと26ヶ所もあった。これを繋いで上り下りすれば、変化に富んだアップダウンのあるコースになるに違いないと考えた。走れば、トレイルラン気分も味わえて、ただのジョギングやウォーキングより飽きないし、トレーニング効果も大きいはず。


<5本の坂道以外の階段のいろいろ>

角材を利用した土留めの階段(9ヶ所)


剪定した桜の太い枝を利用した土留めの階段(9ヶ所)


石畳製の階段(入口から公園に入った両側の2ヶ所)


踏み跡だけの坂道(1ヶ所)


本塁の上の遊歩道


この坂道と階段は公園内に設置されている案内図にも記載されている。それに赤線で色付けしてみた。
(黒数字は登りに利用、オレンジ数字は下りに利用)


上記を繋いで歩いてみたトラックログ。測定距離は1.75kmで堀周りの外周とほぼ同じ。

 暑い日が続いている最近は、1日置きぐらいのペースで、涼しい早朝の5時に家を出て、このコースを利用したスロージョグやウォーキングを楽しんでいる。


ある日のトラックログ

 この日は、1周目は堀の外周、2,3周目はオリジナルコース、4周目は切れている3ヶ所以外は本塁の上の遊歩道をジョク&ウォークして7km。これに家までの往復で10kmになった。
 2周して色が濃くなっているところがオリジナルコース。


 6:30から始まるラジオ体操をして、歩いたり走ったりしながら帰路に就く。帰宅後すぐに朝シャワーを浴びてスッキリして朝食となる。