癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

連日の出会いの楽しみも・・・「十勝大平原」

2009年02月28日 | 日常生活・つぶやき
 今朝、これから、一人で、3/1の「十勝大平原クロカンスキー大会(67km)」に参加するために帯広へ向かう。

 昨日の内にワックス作業を終了・・・昨日の段階の予報では最低気温-13℃、最高気温+2℃とのこと・・・幅があって対応が難しい。スタート時には上昇しているはずであるが、前半の低めの雪温に合わせるか、後半の高めの雪温に合わせるか悩むところである。そんなことを考えながら2台の板を用意した。スタート時までに雪温が上がり、日中はあまり上がらないで、なんとか雪温-2℃以下で終始することを願いたいが、果たして・・・・?ちなみに、今朝の予報では、最高気温が0℃に下がっていた・・・ヨシヨシ。

 今日これからからの日程は、下記の通りで、毎日のようにクロカン仲間や山仲間とのうれしい再会や初対面が待っている。

2/28(土)
午前~まずは札幌のニッセンスポーツへ・・・前回の「宮様」で壊れたグリップ部分の交換・修理。
午後~帯広へ
夕方~札幌や地元のクロカン仲間との前夜祭?(夕食会)
宿泊~帯広駅北地下駐車場(車中泊)

3/1(日)
日中~「十勝大平原クロカン」8:45スタート、14:00前後ゴール予定?
夜~2004年に音更に半年仮住まいしたときにお世話になった地元の山仲間たちとの懇親会。
宿泊~帯広駅北地下駐車場(車中泊)

3/2(月)
午前~一昨年の上ホロカメットク山雪崩事故で亡くなった芽室町のSuさん宅へお参り
午後~千歳の山仲間Taさん宅へ(泊)

3/3(火)
オコタンペ山登山(Taさんと初対面のエバさん同行)
※翌日の天気予報が悪ければ、そのまま帰宅。

3/4(水)(天気が良ければ)
滑りを楽しむための山スキー登山(単独)~羊蹄山かニセコ方面    

術後1年経過

2009年02月27日 | 大腸癌日記
 昨年の今日が手術日だった・・・今思い出しても、全く不安感もなく、「命預けます」状態で半ばウキウキしながら手術室へ入ったような気がする。手術は成功し、術後2日間ほどは、これまでの人生で最も痛く最も辛い日々だったが・・・。

 わずか12日で退院・・・それも、ステージⅢaから化学療法の必要ないステージⅡへ格下げ?といううれしいお土産付きで・・・。その後ひと月ほどは、臍の横の一番大きな傷がなかなか塞がらずイライラさせられた。しかし、今になって考えると、そのお陰で無理をせずにおとなしく療養できたものと思っている。

 4月中旬には、念願の山にも復帰でき、その後、かなりハードな4回の本州遠征を加えて、山行実日数だけでも100日ほどになった。そのための移動日と旅行日を加えると、4月中旬以降は、昨年の半分以上の日々を山旅に費やしたことになる。しかし、実に快調な日々だった。

 失ったものは、30cmほどの上行結腸(右側の大腸)のすべてであるが、その後遺症はまったくない。むしろ、若い頃から直ぐに下痢する軟便体質だったのが、憧れのバナナウンコ体質へと変わったのが非常にうれしい。飲み過ぎても食べ過ぎても下痢をすることがなくなった。さらに、因果関係は不明だが、最近は夜におしっこに起きることもなく、朝方までぐっすり眠れるようになった・・・あまりにも良いことずくめなのが、かえって怖い感じもする・・・。

 癌を宣告されて以来、現在のような元通りの生活に絶対戻れるはずという信念にも似た確信を、一度もブレることなく持ち続けることができた自分がちょっと愛おしい。しかし、それは、心配して励ましてくれた多くの方々と医療スタッフのお陰と心から感謝している。

 先日、「LifePalette」という、癌を中心とした様々な病気の方や様々な治療経過の方々の闘病記を編集し、掲載しているサイトから、このブログの闘病記部分の掲載依頼をいただいた。

 そして、昨日、その編集作業が終了したとのメールをいただいた。昨年の2/7から今年の2/6の1年間のカテゴリー「大腸癌日記」の部分が、『癌春(がんばる)日記』という表紙までついたweb上で読める本のようになっていた。また、実際の本のようにページがマウスを当ててめくれるようになっているのに驚いた。一度アクセスしてみていただきたい。

 今晩は、妻への感謝も含めて、外食でささやかな祝いをしようと思ったのだが、妻は「回転寿司が食べたい」とのこと・・・安上がりなお祝いだ。

「屋根」

2009年02月25日 | イベント鑑賞・参加
 昨夜、七飯町文化センターで上演された倉本聡作・演出の『屋根』という舞台を観てきた。出演は、倉本聡率いる富良野グループのメンバーで、『風のガーデン』でルイに言い寄る若者を演じた役者もいい役所を演じていた。

 宝くじ文化公演とのことで、2,500円という安さにも惹かれたが(ちなみに札幌公演は4~5000円)、なんと言っても、倉本聡作・演出というのが魅力だったし、富良野グループの舞台も一度は観たいと思っていた・・・。

 これは、富良野塾スタジオにて2001年に初演された作品で、大正から平成へと移りゆく時代の中で、富良野の片田舎に生きた一組の夫婦の物語・・・。主題は、「現代の豊かさは、平和は果たしていつまで続くのか? 時代を超えた本当の幸せとは何か?」。

 実に、倉本聡らしい、内容の濃い、考えさせられることの多い感動的な作品だった。それに加えて、一人一人の役者の演技の上手さと確かさ、重い内容の中での笑いの面白さ・・・滅多に舞台劇を観ることのない自分だが、TVドラマや映画では得られない感動の一作だった。

 あっという間の2時間だったが、最後のカーテンコールは4回にも及んだ。1回目には倉本聡自身も姿を見せてくれて、ホールの入り口で観客を見送ってくれた。生倉本聡を観たのは初めだったが、できれば、生の声も聞きたかった・・・。

なぜか好きな富岡温泉センター

2009年02月23日 | 日常生活・つぶやき
 山と温泉は付きもので、全道・全国と登山のついでにずいぶんといろいろな温泉に入ってきたが、我が家から歩いて5分ほどのところにある富岡温泉センターの泉質がなぜか一番好きだ。

 今日も大沼グリンピアでクロカンスキーの練習をしてきたが、そこの温泉には入らずに、帰路、この温泉に寄った。

 湯温が高いし、浴室も暑いので、夏はあまり行かないが、寒いこの時期は最高である。なんと言っても、湯船に入ったときの体に染み入る感覚が筆舌に尽くしがたいほど好きなのだ・・・疲れも抜けていくような気がするし、最高に温まるのも魅力だ。

 ずっと6時から年中無休で営業しているが、以前、早朝ジョギングをしていた頃は、この駐車場に車を置いて、そこからスタートして、ここに戻ってきて、汗を流し体を温める・・・一日中体がポカポカしていたものだ。

 昭和40年代は、富岡浴場センターという普通の銭湯だったが、50年代に温泉を掘り当てて、函館市内にある温泉銭湯の奔りとなった。当時からもったいないほどドバドバの「源泉掛け流し」である。

 開設当初から20年ほどはもの凄い人気で、建て増しもし、近所一帯の空き地が全てこの駐車場となった。しかし、最近はあちこちに温泉銭湯ができて、そちらへ客が流れていってしまい、過去の賑わいはないのが残念だ。

 確かに施設は古いが、昭和の雰囲気と味わいが残り、懐かしくも落ち着く雰囲気も好きだ。浴室の奧に、右から「高温」「中温」「低温」と浴槽が並んでいる。源泉は、高温浴槽に注がれ、そこから段々になった中温浴槽>低温浴槽へ流れていくうちに、湯温が下がる仕組み。

「高温」浴槽は、私には入浴不能。42℃くらいと思われる低温浴槽がちょうど良い。ほとんどの人は、この低温浴槽に入っているのだが・・・。

低気圧襲来に悩まされる今冬

2009年02月22日 | 日常生活・つぶやき
 今冬は冬型が長続きしないで、毎週土曜日前後に低気圧が来襲して大荒れになることが多い・・・。

  道南以外は、昨日、一昨日はドカ雪や吹雪で交通機関の混乱に悩まされたようだが、函館の昨日は全然降らなかった・・・しかし、今日は、朝から函館にしては珍しく激しい雪・・・山の予定だったが中止にした。午前中だけで20cmほどの重い雪となり、雪かきが大変だった。

 函館は、これまでの低気圧通過の度に雨が降って、2月中旬には積雪がほぼゼロになったが、先週の低気圧通過で再び雪景色に戻った。

 この天候は、地球温暖化の影響で海水温が上昇し、海上で低気圧が発達しやすくなったためとされているようだ。今季はこれからも同じような天候が続くらしい・・・頭が痛い・・・。

ピリカスキー場

2009年02月18日 | スキー・クロカン
 本日、中高年スポーツクラブ「函館ライフスポーツ」のスキー講習会が、今金町のピリカスキー場で開催された。2台のスキー場の送迎バスに分乗して、コーチスタッフ12名と受講者40名が参加した。それにしても、この1週間、山スキー、クロカンスキー、ゲレンデスキーと忙しい週だった。

 このスキー場は、リフトは1本だが、コースが5本もあり、特にリフトの右2本は捻れのない中級斜面で大好きな斜面だ。フリーで滑っても楽しいし、中上級者の講習にも最高の斜面である。今日は、ここ数日の新雪で、今シーズン一番の雪質と気持ちの良い滑りを楽しむことができた。

 函館から車で2時間以上掛かるこのスキー場で滑る機会は少ないが、今シーズンは、1/23の函館スキー指導員会特別研修会「リッチー・ベルガーと滑ろう」以来、2回目だ。

 しかし、このスキー場ができた2年後、八雲町に3年間単身赴任していたことがある。公宅からこのスキー場まで25分だった。仕事が終わって、スキー場へ向かい、レストランで夕食を摂り、21:00までナイタースキーを楽しみ、スキー場併設のホテル・クアプラザピリカの温泉に入って帰宅して、ビールを飲んで寝る・・・そんなことを週に1~2回は楽しんでいた思い出のスキー場でもある。

 今日も3時間ぶっ通しの講習後、昼食のジンギスカン定食、そして、温泉・・・。すっかり気持ちが良くなって、帰りのバスの中にスキー手袋を忘れたまま帰宅した。着払いで送ってもらう羽目に・・・・。

 それにしても、最近はとみに忘れ物が多くなった。山やスキーの帰りに温泉に入浴セットを忘れることが年に2~3度はある・・・これも歳のせいか・・・?

塵も?積もれば・・・・

2009年02月17日 | スキー・クロカン
スキーマラソンやクロカンスキーの大会には、参加記念バッチが景品に入っていることが多い。
別に欲しい物でもないが、捨てるわけにもいかない。
ついつい机の引き出しや空き箱に貯め込んでいたものを並べてみたら写真のようになった・・・。

すでに、なくなった大会もあるし、バッチが出なくなった大会もある。
大体は、デザインは同じで、年度ごとに色が変わる物が多い。
こうして並べてみると、デザイン等の工夫に興味深いものがある。

このほかに、完走メダルも交付される大会もあり、それも10個以上になっている。

あと、貯まる物に、ゼッケンがある。前後2枚組なので、かなりの数になる。
これまでに、継ぎ合わせてスキーケースや靴入れ、袋などを作ってもらったが・・・。

さて、あと何年大会出場ができ、あと何個貯まるのだろうか?
参加者の年齢を見ながら、膝に負担の少ないスポーツなので、健康的に許されれば、あと10年は続けたいものだと思うのだが・・・?
参加するためには車の運転も不可欠なので、それを続けていられるか・・・そちらの方が心配だ?

うっぷん晴らしの快走!・・・「宮様」

2009年02月16日 | スキー・クロカン
           

 2/15(日)の「第32回宮様国際スキーマラソン大会(38.3kmの部)」に初参加するために美瑛まで出掛けた。

 前日、長い道中の話し相手に妻を同伴し、8時に家を出る。ずっと雨の中、夏道状態の長距離ドライブ。上富良野で温泉に入り、夕方18時に美瑛に到着・・・道の駅で寝袋にくるまって車中泊。当日は、心配された荒天にはならず、曇ったままだが穏やかな朝を迎える。

 前日の雨や暖気で溶けた雪が凍(しば)れて、非常に滑る雪となり、下りが多いこともあり、全体的にも高速レースとなった。スタート直後、今度はポールのグリップ部分が折れるハプニングに見舞われたが、途中のエードでガムテープで補修しての滑走・・・。

 しかし、ワックスがバッチリ合っていたこともあり、自分の中では、これまでの2大会の鬱憤を晴らす理想に近い快走だった。途中でのポールの補修や写真撮影をしながらも、タイムは、2時間24分05秒、順位も男子総合で1/3ほどの位置の127位/377名・・・「札幌国際」で負けた70歳代の2人の怪物にもあっさりと雪辱を果たすことができた。これで、晴天に恵まれて、十勝連峰が見えたら最高だったが・・・来年以降の楽しみに取っておこう。

 詳しい参戦記は下記からどうぞ!
 http://sakag.web.infoseek.co.jp/09miyasama.htm

○ゴール後に待っていた感激の出会い

 ゴールしてまもなく、見覚えのない同年代の女性から「坂口さんですよね」との挨拶をいただく・・・お話ししている内に、四国遍路の途中の宿でお逢いした鷹栖町のご夫妻の奥様で、そのときは、バスツアー巡拝だったが、翌年から歩き遍路にも挑戦し、メールをいただいたことのあるToさんという方であったことを思い出す・・・・拙サイトでこの大会に参加することを知って、わざわざ私に会うために出掛けてきたとのこと・・・思わぬ出会いに大感激!

 ご自分も昔お子様と一緒にこの大会によく参加していたとのことで、お土産の鷹栖町名物のトマトジュースと私本『四国88ヶ所遍路の旅』を入れた袋を、私のスタート地点から運んでもらった荷物に括り付けてあるとのこと・・・。

 昨年からは逆さ打ちで3回目の遍路(区切り打ち)に挑戦中だそうである。私も次の機会は逆さ打ちと決めているだけになんとか実現したいものである。 
           

○ちょっぴり冬の美瑛観光

 その後、妻の希望で、ちょっぴり冬の美瑛観光・・・吹雪模様の中のケンとメリーの木(上)、セブンスターの木(下)を見て、かみふらの八景の「ジェットコースターの路」を走る。
           
           

 美瑛はやはりパッチワークの丘の大展望が広がる夏の方が絶対いい。ラベンダーふらのの温泉で疲れを抜き、札幌まで走る。2週続けて同じ24時間営業のスーパーの駐車場で19時から今朝3時まで眠る。さらに4時間半走り、7:30、久しぶりに銀世界となっていた函館に朝帰り・・・。

今年も四国からの「お接待」

2009年02月12日 | 日常生活・つぶやき
 2004年秋の四国遍路の際に出会い、3日連続の感激のお接待をいただいた愛媛県松山市のNaさんから今年も氏の言われる「いい予感」(イヨカン)が届いた。これで、5年連続である・・・。

 昨年は入院した日(2/13)に届いた。「ガンになっていい予感」は、まさに現在の我が姿を物語っているような・・・Naさんのお接待の御利益でもあろう。

 このほかにも、毎年の暮れには、やはり友人の栽培されている小太郎というブランド名の美味しいみかんを送ってくださる。味が濃くて非常に甘いこのみかんを食べると、ほかのみかんは食べることができなくなる。

 ちなみに、「お接待」とは、お遍路さんに対しての地元の方のおもてなしの風習である。お遍路さんは、「お大師様と同じ」また仏様と同じと扱われ、道中で果物やお菓子や食事、路銀などをお接待として手渡される。また、物だけでなく、挨拶や励ましや道案内などの気遣いもその類であろう。

 これには、お遍路さんへのおもてなしと同時に、自分のかわりに遍路に行ってもらう、という寄託の意味があるらしい。自分も一気に全部歩き通せたのは、この「お接待」の心に支えられたにほかならない。

 しかし、こうして何年経っても、お遍路さんでもないのに、そのお接待を続けて下さる話は聞いたことがない・・・。南無大師遍照金剛・・・合掌!

9時間半の山行・・・念願の鍋岳

2009年02月11日 | 登山・旅行


 本日、SHOさんと二人で、ここ数年来の念願だった遙かなる山~乙部岳の北東隣に聳える鍋岳(928m)に登ってきた。

 6.5kmもある厚沢部町の清水林道を終点まで詰めて、そこから頂上に繋がる南尾根へ合流する南東尾根を登った。体力勝負のトータル9時間半の行動時間だった。

     
(中央分水嶺付近から・・・頂上への尾根を登る~頂上は奧のピーク)


    (頂上からの360度グルッとの動画眺望)

道中、こんな可愛い画像も・・・(上はテン、下は川の中)



 詳しい山行記録と17枚の写真は、下記からどうぞ!
 http://sakag.web.infoseek.co.jp/nabedake.htm

雪祭りとほほえみ地蔵展

2009年02月09日 | イベント鑑賞・参加
 昨日の「札幌国際スキーマラソン」参加のために前日札幌入り・・・毎回は見たいとは思わないが、数年に一度は見ておきたい「雪祭り」の大雪像・・・。
 
         

         

         

         


  さらに、大通公園の突き当たりにある札幌資料館で開催中のネット山仲間のヨッシ~さんお薦めの「ほほえみ地蔵展」へ・・・・。
 書かれているひと言とともに、癒される表情がたまらない・・・。

         

         

         

         

         
              作者の乞望氏~この表情こそほほえみ地蔵そのもの?

快走ならず・・・

2009年02月08日 | スキー・クロカン
 2年連続キャンセルし、3年ぶり5回目の参加となった「札幌国際スキーマラソン」・・・前夜からスタート前までドカ雪が降り、コース整備も間に合わず大変なレースだった。

 スタート時と後半10kmは猛吹雪・・・濡れ雪だったこともあり、終盤手袋が凍って、手の感覚がなく痛みに耐えて滑走。ゴール後30分以上も手が冷たいままで非常に辛かった。6時間経った今でも指先はジンジンしたまま・・・。

 ドカ雪と吹雪模様で、タイムは全体的にかなり悪かったが、自分的にはもっと最悪だった・・・ワックスを金曜日の段階で選択して塗ったが、実際は気温も雪温も高くなり、快い滑走感を味わえずじまいの苦しいレースだった。また、これまでいろいろなレースで一度も負けたことのない顔見知りの元気印70歳代の怪物2人に終盤で追い抜かれたのがショックだった・・・。走力もかなり落ちていたと言うことだろう。

 結果は、これまで最悪の4時間56分09秒で353位/575人・・・。ちなみにこれまで最良の成績は、タイムは3時間42分、順位は197位/607人・・・これと比べて、いかに惨めなレースだったことか?

 詳しい参戦記は、下記からどうぞ!
 http://sakag.web.infoseek.co.jp/09sapporo.htm 

ガン1周年記念日

2009年02月06日 | 大腸癌日記
           (画像は、青空をバックに、雪を乗せたノリウツギのドライフラワー) 
          
 今日は、術後一年検診の打ち合わせに行ってきた。結果、ひと月後の3/6にCT検査を行うことになり、そのベースとなる血液検査の採血を受けてきた。

 明日2/7は、昨年、内視鏡検査で大腸癌が発見されたガン記念日である。人生で忘れたくても忘れられない月日はいくつかあるが、これもその一つである。

 ずっと昔のできごとだったような気がして、まだ1年しか経っていないのが不思議な感じさえする昨今である。それだけ、この1年は、非日常的な変化を楽しみ、快復後もうれしさゆえに精力的に活動し、非常に充実した長く感じるまさに癌春生活の日々だった。しかし、この経験を通して、常に前向きに生きることの大切さと心配し支えてくださった周りの方々への感謝の念がより一層深まった1年でもあった・・・。  

 懐かしくて、昨年の明日の日記を読み返してみた・・・・。

 ガンの宣告にも、いかにも現在の状態を見越したかのような感じで、冷静にあっけらかんと受け止めているのを我ながら少し感動した・・・むしろ、コメントを下さった多くの方々の方が大きなショックを受けている感じで、申し訳ない・・・。

 自分的にはすっかり全快のつもりなのだが、5年間再発や転移がなくて初めて無罪放免らしい・・・。なんとか今のままで、あと4年後を迎えたいものだ。

 明日札幌入りし、明後日は、昨年キャンセルした「札幌国際スキーマラソン(50km)」である。再び参加できることに感謝し、癌春滑走を大いに楽しんでこよう・・・。

ポールをいただく・・・

2009年02月05日 | 日常生活・つぶやき
 「おおたき国際スキーマラソン」でポールを折ってリタイアしたことを、当ブログで読んだ釧路に単身赴任中のFuさんから、次のようなメールをいただいたのが一昨夜・・・。

「大滝では悔しい思いをしましたね。
旭川に住んでいた6年前に購入したものですが、ポールが自宅の物置に眠ってます。
SWIXのチームですので、レースでも充分使用できると思います。
僕はもうクロカンはしないので、もし良かったらお譲りしますので連絡ください。」

 昨夜、メールでのやりとりの結果、ありがたく譲っていただくことにした。

「良かった~!どうぞ使ってください。中古ですし、お金は戴きません!無料でお譲りします。
 その代わりと言ってはなんですが、単身赴任解消後、都合があう日があったら、お仲間で山登りに行く時、僕も連れて行ってください!
 申し訳ないですが、ヨメサンに伝えておきますから、僕の自宅まで取りに来てください。」
 
 ということで、早速、今夕いただいてきた。

 自分のものより明らかに高価な品である・・・申し訳ない。長さがこれまでの物より5cm長いので、「札幌国際」の前日の明後日、札幌の専門店で切って調節してもらうつもり・・・。

 Fuさんは、バリバリのトライアスリートで、クロカンもかなりのハイレベルの方である。一昨年もエアロバイクをやはり無料で譲っていただき、大いに利用させてもらっている。
 お父さんが私と同年齢なこともあり、なんか息子に面倒を見てもらっている感じがして面はゆい感がないでもないが、気持ちがうれしい・・・!

 3日後に迫った3年ぶりの「札幌国際50km」は、彼の使っていたポールの感触とご好意を感じながら、頑張らないで、癌春滑走を楽しみたいものである

トンガリ林道から「袴腰岳~尖岳」へ

2009年02月04日 | 登山・旅行
 本日、木古内のトンガリ林道を詰めて、8時間20分を要し、木古内と上ノ国の境界稜線上の袴腰岳(699m)と尖岳(604m)に登ってきた。

 トンガリ林道を5.5kmほど詰めて、稜線上の2つの山の間に繋がる尾根を登り、まずは袴腰岳へ、その後、稜線上を辿り尖岳に登り、隣の尾根を下って同じところへ下りた。

         
        端正な尖岳は、木古内の市街地からもよく見え、とても気になる山である。

         
        尖岳の頂上から眺める袴腰岳は、頂上部がみごとな台形の山である。
      これで、北海道にある袴腰岳3山(いずれも道南のみ)を全て踏破することができた。
      いずれも頂上部が台形の山ばかり。このほかには、本州の津軽半島に2山あるだけ。
        (ちなみに、この写真は埋まっているのではなく、膝を折って座っているのです)

         
      雪の少ない林道沿いには、すでにフキノトウが蕾を膨らませていた・・・・。

      詳しい山紀行とほかの写真は、下記からどうぞ!
      http://sakag.web.infoseek.co.jp/haka-ton.htm