癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

講演会「箱館新撰組よもやま話」

2016年09月30日 | 登山・旅行

 退職組織の講演・研修会に参加してきた。今日の演題は、「函館歴史秘話 箱館新撰組よもやま話」で、講師は郷土史家の近江幸雄氏。

 内容は、①新選組のおいたち ②箱館新撰組の結成 ③関係諸藩 ④蝦夷地の戦斗 ⑤宮古湾の海戦 ⑥隊士列伝 ⑦戦争史跡  ⑧土方歳三戦士の地と埋葬地 ⑨その他

 興味を持ったのは、②の箱館新撰組の「選」の違い、⑤宮古湾の海戦だった。

 京都で結成された新選組ではあったが、仙台に集結した京都以来の隊員は20名足らずだった。そこで、唐津藩、松山藩、桑名藩の残党を加入させ、新しく「箱館新撰組」としたとのこと。その隊長は、相馬主計なのか森常吉なのかはっきりしないらしい。

 「宮古湾の海戦」は、今回の講演で初めて知ったことだった。明治2年3月25日(1869年5月6日)は、箱館戦争における戦闘のひとつで、盛岡藩宮古村(現在の岩手県宮古市)沖の宮古湾で発生した。海上戦力で新政府軍に対して劣勢に立たされていた旧幕府軍は、新政府軍の主力艦である「甲鉄」への斬り込みによってこれを奪取する作戦を決行したが、失敗に終わった戦いである。
 箱館に立てこもる榎本武揚らの軍艦「回天」と、新政府の軍艦「甲鉄」など八隻が宮古湾で激突している。回天には新撰組の土方蔵三が、新政府軍の「春日」にはのちの元帥・東郷平八郎が乗り込んでいた。


 講師の近江幸雄氏(80歳)


研修部が用意した資料

 

 近江幸雄氏が、函館新聞に6年間にわたり連載した「道南不思議夜話」から厳選して、自費出版した『函館郷土秘話』(平成27年12月25日発刊)(税別で2000円を1500円で購入)

きじひき高原ヒルクライム

2016年09月29日 | MTBロングライド・ヒルクライム

コース中の最高地点(658m)から函館山を望む


走行コースのGPSトラックログ


 そろそろ、冬のクロカンスキーへ向けてのトレーニングに、これからMTB(マウンテンバイク)や家の中でのエアロバイクをやろうと思っている。そこで、今日は、きじひき高原のヒルクライムに挑戦。

 コースと時刻は下記の通り<走行総距離62km・所要時間5時間10分> 
 自宅8:30~(国道227号)~9:40高原入口9:50~(7km・登り1時間05分)~10:50パノラマ展望台10:55~(3.8km・25分)~11:20きじひき公園(折り返し地点)11:20~(3.8km・20分)~11:40パノラマ展望台11:45~(7km・下り15分)~12:00高原入口手前の大野大橋~12:15八郎沼12:20~12:35文月開拓小高神社前(昼食)12:50~(上磯経由)~13:40自宅

 自宅から高原入口までの往路と復路はサイクリングモード。高原入口から折り返し地点のきじひき公園まではトレーニングモード。下りはダウンヒルモード。

 今後の目安になる、高原入口から登り一方のパノラマ展望台までは1時間05分で、下りは15分だった。パノラマ展望台までではそれほど疲れもなかったので、最高地点を越えて、通行止めの3.8km先のきじきひ公園まで行って戻った。

 これまで何度か挑戦した横津岳よりは、標高や距離の違いもあるが、かなり楽だった。横津岳は道路が悪いし、斜度も急で、何度も休まないとならない。しかし、ここは、カメラ撮影時の立ち止まりだけで登り切れるので、今後も何度か挑戦してみようと思っている。次の目標は、高原入口からパノラマ展望台までは1時間切り。


国道227号から、大野中学校越しに木地挽山を眺める


高原入口。ここからパノラマ展望台までは7kmの表示


パノラマ展望台入口(標高500m)。きじひき公園まで3.8kmの表示。


パノラマ展望台から望む大沼と駒ヶ岳


最高地点を越えて少し下ると、「噴火湾展望台」。天気が良いと、羊蹄山が見えるはず。


通行止めになっている「きじひき公園」。ここで折り返し。


下ってきて、高原入口手前から大野大橋を渡って、八郎沼へ。


八郎沼公園。ここでおにぎりを食べようと思ったら、雨がぱらついてきたので、すぐにスタート。


文月開拓の小高神社前で昼食タイム。この辺りは戦後の樺太からの引揚者が開拓に入ったところ。
この前には、小中学校時代の友人の家があり、良く歩いて遊びに来たものだ。


小高神社と道祖神の説明板



 ここから、文月で道々96号(上磯峠下線)へ出て、清川を抜け、上磯市街地の陸橋の手前から、線路の北側の道路を走ったら、往路の国道227号の追分に抜けた。

 太腿から腰に掛けて疲労感はあるが、トレーニングになったという満足感がうれしい。


大谷の一人舞台・・・日ハム優勝!

2016年09月28日 | 日常生活・つぶやき

 プロ野球のTVはあまり見ない方だが、M2が点灯してから、優勝の瞬間を見たくて、連日TV観戦を続けた。


 今日は、大谷の先発だったが、自チームの拙攻が続く中、1点のリードを守り、1安打15奪三振完封という快投ぶりが圧巻だった。まさに、大谷のために用意された、一人舞台という感じで、今年の大谷の活躍を象徴するような締めくくりの試合だった。

 これで、投打にわたる抜群の活躍で、MVP間違いなしだろう。11.5ゲーム差を跳ね返しての逆転優勝だが、それ以上に大谷の凄さが印象に残った1年だった。

トラピスチヌ修道院の素焼きレリーフ

2016年09月28日 | 日常生活・つぶやき

昨日の北海道新聞の画像

 昨日の新聞に掲載されていた「トラピスチヌ修道院 3年かけた大作、素焼きレリーフ 完成祝い式典」の記事によると、3年前から制作が進められていたレリーフの完成を祝う「祝別式」が行われた。
 レリーフは「聖家族」をテーマにしており、修道院前庭にある通用門の正面に三つが取り付けられた。
 制作者は、東京の建築家で、東大名誉教授の香山寿夫さん(79)。

 
この記事の画像では、作品が分からないので、今日、カメラに収めてきた。


「主の降誕」(高さ約6㍍、幅約3㍍)


「受胎告知」(高さ約3㍍、幅約3㍍)


「聖家族のエジプト逃避」(高さ約3㍍、幅約3㍍)


湯の川トラピスチヌ修道院前庭。このレリーフが取り付けられている通用門はこの右手。

道新の取材 & 朝市ワンコイン丼

2016年09月27日 | 日常生活・つぶやき
 11月から始まる、北海道新聞夕刊地元版「みなみ風」の、拙筆による連載「どうなん・とうほく山楽紀行」(隔週火曜日)に関する取材を受けた。
 
 先月の車中泊の記事と同じ、登山もやられる石田記者が来宅。
 山に打ち込むようになったきっかけから始まり、登山の魅力、一人歩きの魅力、これまでの登山歴、印象に残っている山、これからの連載で道南の山や東北の山で伝えたいこととそれぞれの魅力、登山道がなくなってしまった白水岳と冷水岳のこと、今後の登山道維持の望ましいあり方などなど、いろいろ山談義も含めて、2時間半ほどの楽しい取材だった。

 掲載は、第1回の連載が始まる11月8日(火)の予定らしい。


◎朝市どんぶり横丁ワンコインデー(第4火曜日)

 毎月、第4火曜日は、朝市どんぶり横町のワンコインサービスで、500円で海鮮丼を提供している。
 そのことを思い出し、妻と久しぶりに出掛けてみた。各店の入口に、ワンコインのメニューが貼られているが、我が家がいつも行くのは、恵比寿屋食堂。他の店と比べても、お得感がある感じだからだ。


 これで、500円はうれしい・・・いくら、サーモン、ホタテ、かにの海鮮丼。


恵比寿屋食堂の横丁側の入口

8回目の年1パークゴルフ

2016年09月26日 | イベント鑑賞・参加

 昨年まで主催役員側だった退職組織の懇親パークゴルフ大会に、今年も参加した。年1の開催で、第9回を迎えるが、1回雨で流れているので、今年で8回目だ。

 会場は、函館市内で一番人気の、非常に広々とした快適な「すずらんの丘公園パークゴルフ場」。今日は非常に混んでいて、スタートするまでにも時間が掛り、ゲームが終わったのも、例年より1時間も遅かった。

 年1の付き合いだが、仲間といろいろお喋りしながらゲームをするのは下手なりにも楽しい。年1だから、相変わらず下手なのは承知の上だが、今年は調子が上がらず、多分これまでの最悪の点数のだと思う160(42,43,40,35)だった。後半の2コースでちょっと調子が上がったが、時すでに遅し・・・しかし、自分よりもっと多く叩いた人がいて、ブービー賞も獲れなかった。

 それにしても、毎年思うのは、上手な人は、相変らず上手だ。トップクラスの人は、20点代の点数で回り、トータルで110前後の点数である。これらの人は、それが趣味の中心で、週5回という人もいる。だらからと言って、自分も真似したいとは思わない。どうも、汗を流さなかったり、疲労感を伴わないと、スポーツという感じのしない自分には無理な遊びだ。


開会式の様子


快適な、この広々感と手入れの行きとどいたグリーン


84歳という年齢を感じさせない若々しいYa先輩への長寿賞


前年の成績でハンディは付くが、それをものともせずに毎年ほぼ同じ顔ぶれのトップ5。

地獄の下り・妻の初羊蹄

2016年09月25日 | 登山・旅行
 妻はフルマラソンも走り、普段も結構走っているので、今年の初登山だが、大丈夫だと思って、まだ登っていなかった羊蹄山に誘った。
 ニセコ道の駅で車中泊の朝を迎え、比羅夫コースを6:50にスタートして往復した。


朝、登山口へ向かう途中から眺めたときは、山頂付近に雲を被っていた。
しかし、頂上に着いたころには取れることを期待してスタート。


3合目付近までは、先日の台風による倒木があちこちに見られ、斜面の見通しが良くなっていた。
しかし、登ることには支障がないように処理されていた。


4合目付近で目にした枯れトドマツトリオ


8合目付近から、あまりきれいでない紅葉斜面とその下の倶知安市街地を見下ろす


9合目付近の、やはり赤くなっていないナナカマドを含めた紅葉を眺めながら、頂稜を目指す


青空の広がる母釜上の頂稜を眺める


紅葉の噴火口(父釜)


青空をバックの頂上にて


妻のペースに合わせて、登りは、「夏山ガイド」の標準時間をちょっとオーバーの4時間40分で、妻も元気だった。

 山を登り慣れていない人は、下りが大変なことは分かっていたが、その通りだった。走る筋肉は登りには生かされるようだが、特にこの山の急な下りには生かされないようだ。
 8合目辺りから、ペースががっくり落ち、膝や腿が大変そうだった。おまけに貧血気味だという。頑張って下りることはできたが、登りで追い越した3グループに、下りではすべて追い越された。登りと全く同じ4時間40分。ちなみに、「夏山ガイド」の標準タイムは、登り4時間30分、下り3時間20分。


帰りのニセコ道の駅から眺めた、きれいに晴れた羊蹄山

ニセコ駅前の綺羅の湯に入り、ニセコ道の駅前のラーメン店「虎の子」でラーメンを食べて帰路に就き、長万部から高速に乗り、21:10に帰宅。

 詳しい山行記録は、下記でどうぞ!
 http://sakag.web.fc2.com(アップ完了)

ニセコ道の駅まで

2016年09月24日 | 登山・旅行
 明日、妻と一緒に羊蹄山に登る予定だ。明日の朝早く出るより、今日中にのんびり走って、車中泊した方が楽なので、11時すぎに家を出た。

 昼食は、美味しいと評判の森駅近くの華京へ。いつも混んでいるとは聞いていたが、5組ほど、外で30分近く待たされた。


 その間、近くを歩いていたら、昔の森と室蘭を結んでいた森蘭航路の桟橋跡を見つけた。左側にはその説明板と、右側には明治11年にイギリスの女性探検家イザベラバードがここから乗船したことの説明板が設置されていた。
 ただし、現地までは線路があって行けないようになっていた。現地には、明治14年の明治天皇行幸記念碑と、朽ちた木の杭が残っているらしい。






 テーブルに案内されてから、さらに30分。漸くありつけた、一番人気の担々麺とあんかけ焼きそば。どちらもまあまあ美味しかった。


 そのまま国道にすぐ出ないで海沿いの道を走っていったら、箱館戦争のときの「旧幕府軍鷲ノ木上陸地」があった。


 前から時間のあるときに寄ろうと思っていた、落部の「辨開凧次郎生誕の地」に立つ説明板。

 時間があったので、1年前に全面リニュアルオープンしたニセコ湯本温泉の雪秩父へ。



まずは、大湯沼を見る





 まさに全面リニュアル通り、建物も内風呂も露天風呂も含めて、以前の面影はまったくなく、休憩室も広く、とてもきれいになっていた。そのせいか、凄く混んでいた。

 18時ごろにニセコ道の駅に到着。夕食は、質素にセコマのカツ丼。

出版の初校刷りの1/3ほどが届く

2016年09月22日 | 日常生活・つぶやき
 来年の5月をメドに出版予定で作業を進めている『ほっかいどう山楽紀行』であるが、全部で288ページになる予定だ。お盆明けに、およそ半分近くの126ページ分の原稿を渡しておいた。そのうち、9月上旬と中旬の2回にわたって、82ページ分の初校刷りが送られてきた。
 このような感じで本になるんだというイメージが具体化して、とてもうれしくなった。







 その中から、p34~p39を抜粋してコピーしたものが上の画像である。オールカラーで、基本的には、1つの山(2山の場合もある)を見開きで、文章と写真を4~5枚で構成している。ページデザインは任せてあるが、さすがプロだ!と思わざるを得ない。

 現在、こちらでは、この校正を行ない、訂正部分や要望などを赤で書きこんでいる。文章原稿自体は、道新の編集委員の手が入っているので、ほとんど直すところがない。
 しかも、昔と違って、出版社の方で改めて打ち直すわけではなく、こちらで送ったワード文書の原稿をコピペして、画像を入れてページデザインをするだけである。校正が必要なものは、こちらで新たに書いた原稿(画像キャプションと「おまけ情報」)くらいのものだ。

 残りの44ページ分は、来月上旬には届きそうな感じだ。それが揃った段階で、校正したものを向こうに渡し、2校となり、12月中には前半部分が校了となる予定だ。その後、残りの原稿を年末に渡して、来春までに、同じような手順で進むことになっている。

ざいだん出前コンサート

2016年09月21日 | イベント鑑賞・参加



 函館市文化・スポーツ財団(ざいだん)が主催する「出前コンサート」は、今年で19年を迎え、今回で112回目を数えるそうだ。

 今まで知らなかったが、一昨日の「大沼ジャズフェスティバル」で、タンゴを演奏した「タンゲリア」というグループの出前コンサートが、昨夜18:30から、向かいの五稜郭中学校(旧桐花中)で開催されることを知ったので、聴きに行ってきた。演奏に合わせたダンスもあった。

 アルゼンチンタンゴは、昔からあの独特のリズムが好きで、CDも買ったことがある。







 今日は、朝から、頑張って、先日までの山旅の記録をHPの方へアップし終えた。
 http://sakag.web.fc2.com

道新「みなみ風」新連載「どうなん・とうほく山楽紀行」

2016年09月20日 | 登山・旅行
 今年の11月で北海道新聞夕刊の道南版「みなみ風」が20周年を迎えるらしい。
 その新企画の目玉として?として、拙筆による「どうなん・とうほく山楽紀行」を依頼されていた。今日、函館支社へ出掛けて、その最初の打ち合わせに行ってきた。同席いただいたのは、仕掛け人の報道部長の相原氏と次長(デスク)の村田氏。

◎掲載日は、隔週火曜日
 第1回は、11/8の予定。期間は2年間で50回の予定。紙面スペースは、現在の札幌圏版の「ほっかいどう山楽紀行」と同じ5段組み。

◎掲載予定の山域 
 「どうなん」~道南の山+ニセコ2+羊蹄山
 「とうほく」~北東北の山(秋田・盛岡・宮古を結ぶラインより北の青森県・岩手県・秋田県の山)

◎掲載予定の山(以上の山域から、比較的メジャーな山を50回分ピックアップしてみた)
【どうなん】<33回>
<これまでの「ほっかいどう山楽紀行」掲載分(予定も含む)18回>
大千軒岳、七ッ岳、函館山、恵山~海向山、台場山、横津岳・袴腰岳、駒ヶ岳、 毛無山、乙部岳、雄鉾岳、遊楽部岳、長万部岳、黒松内岳、狩場山、大平山、ニセコアンヌプリ~イワオヌプリ、チセヌプリ、羊蹄山
 
<大千軒岳>       <横津岳・袴腰岳>

<新規執筆分15回>
古部丸山、蝦夷松山~雁皮山、七飯岳、庄司山、二股岳、当別丸山、桂岳、貧乏山、知内丸山、元山~笹山~八幡岳、小鉾岳、砂蘭部岳、ヤンカ山、カニカン岳、写万部岳
 
<砂蘭部岳>        <貧乏山>

【とうほく】<17回>
岩手山(岩手県)、早池峰山(岩手県)、八幡平(岩手県・秋田県)、八甲田山(青森県)、岩木山(青森県)、秋田駒ヶ岳(秋田県)、森吉山(秋田県)、白神岳(青森県)、姫神山(岩手県)、太平山(秋田県)、乳頭山(秋田県)※以上は日本三百名山
土和利山~戸来山(青森県)、櫛ヶ岳(青森県)、縫道石山(青森県)、袴腰岳~丸屋形山(青森県)※以上は東北百名山
釜臥山(青森県)※下北半島最高峰、大尽山(青森県)※新日本百名山
(以上で未踏は、袴腰岳・丸屋形山と釜臥山だけだが、ほかの山も取材を兼ねて再訪する予定だ)
 
<八甲田>       <秋田駒ヶ岳>
  
◎掲載順
「どうなん」→「どうなん」→「とうほく」の順で2:1の割合になる。ただし、「どうなん」は、内容や画像との関係で、掲載時季に合わせたいと思うが、「とうほく」は、画像も文章も夏山の内容にならざるを得ない。(このことは前もって記載しておいてもらうことにした)

◎その他
 第1回は、掲載記事のほかに、著者紹介、掲載する山の紹介なども含めて、華々しい紙面構成にしたいとのこと。
 さらに、うれしいのは、札幌圏版は紙面の関係でモノクロ版になることが多く、紅葉写真などのときはがっかりしたが、こちらは常にカラー掲載なことである。 

孫たちからの敬老の日カード

2016年09月20日 | 日常生活・つぶやき
札幌の孫1号と孫2号から、昨年に引き続き、保育園で作成した「敬老の日」カードが届いた。
どちらも、同じ系統の保育園に通っているので、同じようなことをしているらしい。
昨年は、もらったけど、すぐに何の事だか分からなかった。「敬老の日」と気がついたのはしばらくしてからだった。今年も、やはり、すぐには気付かなかった。

4歳になる孫1号の作品。自分で全部やったようだ。平仮名は昨年から書けるようになっているらしい、


2歳になる孫2号の作品。下地の絵の具ぬりと目玉貼りは自分でやったらしい。

大沼ジャズフェスティバル2016

2016年09月19日 | イベント鑑賞・参加



 昨日、昨年に引き続き、「大沼ジャズフェスティバル2016」があったので、JRで行った妻と16:00に会場で待ち合わせて、鑑賞した。
 ジャズは良く分からないが、妻が若いころファンだったという日本を代表するジャズシンガー・中本マリのトリオが今年もメインゲストで参加したのでお付き合いした。

 11:00から開催されているが、トリを務める中本マリトリオが19:00からの登場ということなので、16:00からの鑑賞となった。それでも、5組のアーティストの演奏を聴くことができた。当日券が昨年より1000円高くなっていた。


夕暮れ迫るステージと前の方の座席


後ろの方では、函館・大沼グルメマルシェとそれらを飲み食いしながら聴けるテーブル席








神居尻山

2016年09月18日 | 登山・旅行

842ピークとのコルから迫力ある雪崩斜面を抱いた山頂部を見上げる

 これで3回目となる樺戸山地の神居尻山(947m)だが、最初は、晩秋にAコースを登り、Bコースを下っている。2回目は、花の時期に逆コースで歩いている。

 今回の目的は、一番迫力のある842ピークからの山頂部への登りに人物が入った写真が欲しかったことと、まだ歩いていなかったCコースを歩くことだった。そこで、Cコースを登りBコースを下る予定で出掛けた。

 夕方までに帰らなければならない予定があったので、遅くとも9時までに下山すべく、Bコースの駐車場を5:40にスタートし、車道を歩いてCコース登山口へ向かった。


この山は、道民の森の中にあるので、整備が行き届き、急な所には木の階段が設置されている。


登っていくと、CコースとBコースの合流点となる842ピークが見えてくる。


足元に咲いていた小ぶりのエゾノホソバトリカブトとウメバチソウ


鋭く尖った842ピーク


 6:55、842ピークに到着。ところが、周りがガスで覆われていて、頂上も見えない。
これでは目的のの写真が撮れない。登る前はきれいに見えていたのに・・・時間的に1時間は余裕があるので、粘って待つことにした。

 その間、先に登って下りてきた新十津川の人とおしゃべり。道新連載の「ほっかいどう山楽紀行」も読んでいるし、拙サイトのことも見たことがあるとのこと。そこへBコースから登って来た男性に「大千軒で2年続けてお会いしてますよね」とご挨拶をいただき、こちらも思いだした。


45分ほど待ったら、ようやく山頂部がガスの中から姿を現した。
まだガスが絡んでいるが、タイミング良く登って来たご夫妻の後を追って、念願の人物の入った画像をゲット

この後、再びガスで覆われてしまった。この画像で満足して下山しようと思ったら、再びきれいに姿を現した。
慌てて、今度は自分の入った写真(冒頭の画像)を撮った。


8:15、頂上まで行く時間がないので、石狩湾を写して、下山開始。


眼下に見える町営公共牧場と右側の道民の森の研修施設。右の尾根は下ったBコース。


まだ葉が微かに色付いたばかりで、実の赤さが際立つナナカマド


冬の北西の風の強さを印象付ける姿のダケカンバ


Bコースの尾根から振り返る山頂部と842ピーク


 9:05、下山。そのまま帰路に就いた。札幌を抜けるのに、藻岩下辺りから定山渓までものすごい渋滞だった。予定より1時間半も余計に掛り、コインラドリーでの洗濯も、自分の洗濯(入浴)もできなかった。

 妻と16:00に約束していた「大沼ジャズフェスティバル2016」の会場での待ち合わせにようやく間に合った。

石垣山

2016年09月17日 | 登山・旅行

 柱状節理の岩壁の根元を進む。

 夜中降り続いた雨が朝になったら止んでいた。今日は、停滞日を覚悟していたが、高い山は無理としても、写真の撮り直しをしたかった低い石垣山(526m)なら良いだろうと、愛別町へ向かった。

 国道から見ると、層雲峡のような柱状節理を屏風のように連ねる山で、ロッククライミングのフィールドになっているほか、いろいろな歴史を持った山である。


 四国八十八ケ所巡りの石仏が岩壁の下に設置されている


 3年前に2日がかりで見つけた「間宮林蔵と松浦武四郎が泊まった洞窟」への踏み跡の目印となるケヤキの大木のそばに、前回にはなかったピンクテープがぶら下がっていた。


 柱状節理の間から生えている根性カツラを見上げる。その名も「桂岩」。


 9合目の「相愛岩」。くっくき具合からのネーミングたろうが、ほかの岩もみんなくっついている。
 ここから、少し登り坂になる。その上には岩壁はなく、頂上まで平坦な道が続く。柱状節理の上に抜けたらしく、右手は崖の上である。


 自撮りの時間も含めて、1時間ちょっとで頂上へ。しかし、ここは三角点のある本当の頂上ではない。3年前には、崖を登り、藪をこいで、その三角点まで登っている。


 公園状に整備された頂上の崖の上にはいろいろな岩が並んでいる。


 その中の「見張り岩」から眼下に、まだ濁流の石狩川とそれを挟んで田んぼや国道沿いの人家が見える。ふと足下を見ると、ロッククライミングの器具が設置されていた。ここも下から登り降りしているようだ。

 頂上に着いたら雨が降ってきた。大した降りでもないので、濡れたまま下山した。雨の中、2組の登山者が登ってきた。


 登山口の手前で目にしたツリバナ。
 雨の中急いで降りたので30分で下山した。

 明日は、夕方まで帰れば良いので、帰路途中の樺戸山地の神居尻山に登るつもりで、近くの温泉が併設されている新篠津村の道の駅まで走った。