「苺にしても、正月にお招きを受けたお宅へ苺を持っていくのに、
何の違和感もない。私は「年始には干し柿」が常識と
いわれた時代を生きてきたのだけれでも。
苺の花が自然の気候の中では春のものだと知っているし、
かっては苺のシュンは5月であったことも知っている。
今も、その季節の苺を食べたいと思うが、
もう終わりの季節で店にはロクなものが見当たらない」
「花の家事ごよみ」吉沢久子
この文章に触れて思わず「うん・うん!!」と頷いてしまいました
☆SAKURAも苺には妙なこだわりがあり
春(4・5月)に食べるものと思い込んでいます
「春になったらシュンの苺を」なんて思っていると
いつの間にやら食べ損ね
「あれ・何回も食べないうちに終わってしまった・・・」ということしばし
シュンがずれたと気持ちを入れ替えれば済むことなのですが
どうも切り替えができず、実は今年もまだ数回しか苺買っていません・・・
ハウス栽培のピチッと並べられた苺ではなく
パックにドサッと入っている路地の苺が好き
昔、店先で大箱にド~ンと入って売られていた苺
近づくと回りいっぱい「苺の匂い」
それを、計ってもらって紙袋に入れて買ってきたこと
無理を承知でいつまでもそれを追い求めている☆SAKURAです