蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

おとり捜査官2 視覚

2009年09月21日 | 本の感想
おとり捜査官2 視覚(山田正紀 朝日文庫)

首都高速のそこかしこにバラバラ殺人事件の遺体の一部が捨てられていた。犠牲者は銀座のホステスたち(今ではあまり聞かなくなった言葉ですな。オリジナルの出版されたのは10年以上前なので)。主人公のおとり捜査官は銀座のスナックにホステスとして潜入する。

「おとり捜査官1 触覚」に比べると、事件のスケールは大きく、トリックも大掛かりなのだが、謎解きの意外性や鮮やかさにちょっと欠ける気がした。
コメント
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