蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

ハンターキラー

2019年11月04日 | 映画の感想
ハンターキラー

バレンツ海でアメリカの潜水艦がロシア軍の攻撃により撃沈される。アメリカ軍は対抗措置として攻撃型原潜アーカンソーを現地に派遣する。アーカンソー艦長には潜水艦乗り叩き上げのジョー・グラス(ジェラルド・バトラー)が任命される。北海沿岸のロシア軍基地では、基地を訪問したロシア大統領を、国防大臣が拉致してクーデターを企てていた・・・という話。

予告編がとても面白そうだったし、潜水艦ものにハズレなし、と思って観てみたのだが・・・

うーん、前半でアーカンソーとロシア軍潜水艦が戦うあたりはまあまあだったし、アーカンソーの艦内の描写とか、アメリカ政府が意思決定するシチュエーションルームの雰囲気なんかはそれらしかったのだが、いかんせん、全体のストーリーが破綻していた。

だいたい、ロシア海軍とアメリカ海軍が正面切って戦って前者が勝てると思う軍人がいるはずないよね、とか、
そうはいってもマジな戦争になりそうな局面だ派遣するのが原潜1隻と特殊部隊4人だけというのはどうよ、とか、
アーカンソーが最後に危機を脱する筋書きは「さすがにそれはありえんだろ」みたいな感じだとか・・・

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