蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

ファースト・マン

2019年11月04日 | 映画の感想
ファースト・マン

役者やスタッフがいずれも有名人でスピルバーグ総指揮、テーマは月着陸という鳴り物入り?の作品にしては(少なくとも日本では)あまりぱっとしなかったようで、あまり期待せずに見ました。そのせいか、むしろ、かなりいい作品だった印象です。

テーマからするとアメリカの勝利を高らかに歌い上げる・・・みたいな内容かと思いこんでいたのですが、実際はアームストロングの苦悩や葛藤を描くやや内省的なものでした。
しかし、アメリカの勝利パターンの映画は見飽きた感もあり、むしろ新鮮な感じで楽しめました。

本作を見ているとアポロ計画ってけっこう危なっかしいものだったようです。
アメリカの示威のためとはいえ、初回の着陸を全世界にテレビ中継したのは、すごい度胸だったなあ、と思えました。陰謀説(映像はニセモノ)が出るのも無理もないかもしれません。

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