ティファニーで朝食を(映画)
誰もが振り向くような美女のホリー・ゴライトリー(オードリ・ヘップバーン)は、ニューヨークで寸借詐欺や刑務所にいるマフィアのメッセンジャーをしては、取り巻きと部屋でパーティを開く毎日だった。ホリーと同じアパートに暮らす作家の卵のポール(ジョージ・ペパード)にはパトロンの2E(パトリシア・ニール)がいて、それが筆が進まない原因になっていた。ポールは次第にホリーに惹かれていくが、ホリーには生い立ちに秘密があり・・・という話。
昔、原作を読んでいたので、「あれ?こんな話だったっけ?」と戸惑ってしまった。というか、結局原作とは全く違う話で、有体にいうとヘップバーンのプロモーションフィルムという感じ。筋立て云々を語るのは野暮というものなのだろう。しかし、「ティファニーで朝食を」といえば、まずは映画を思い浮かべる人が今となっては多いはずで、カポーティは怒ったりしなかったのかな??
ヘップバーンを始めとして登場人物のほとんどが、ずーっとタバコを吸っているのが印象的だった。あとポールの愛人2Eが素敵だった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます