4つ目の方相氏(ほうそうし)は追われる身

2010年02月03日 | 季節(冬)
              (節分の豆を用意して、恵方巻きを食べました)

今年の豆はとてもきれいな焦げ目です。
『豆も買ったの』と尋ねると、家内は「さっき炒ってたでしょう、きれいな焦げ目にできましたよ」と応えます。
「もっと太いの一本500円で売ってたが、少し細目を買ったのよ」と、皿に2本の恵方巻が乗ってます。
鰯の頭に柊(ヒイラギ)のトゲを目に差し玄関に、豆をまいて「鬼は外、福は内」、
恵方巻を黙って西南西、向いて丸かぶりいたします。
途中ノドに詰まり、『一本を一気は無理だ、三分の一でこらえてよ』、節分はいつもの通りの夕べです。

子供向けの「おやこ新聞」に、「節分に豆をまくのはなぜ?」と、やさしく出ています。
豆は魔を滅すると云う当て字、邪気払いの意味だそうです成る程ね、大晦日の夜の行事は、中国伝来の「追儺(ついな)の儀式」からとも書いてます。

「追儺(ついな)の儀式」を調べてみます。
方相氏(ほうそうし)と呼ばれる、鬼を払う役目を負った役人が、大内裏を走り回るそうです、宮中行事です。
この方相氏(ほうそうし)の顔は、金色の4つ目だそうです、どこかの幹事長の4億円に似ています。
時がたって九世紀の頃から、鬼を追う側であった方相氏が、逆に鬼として追われるようになったと書いてありますほんとです。
なにかの理由で、方相氏に対する忌避感が強まることになったそう、これまたどこかの幹事長に似ています。
検察の起訴こそ免れそうなのですが、国民の忌避感は強まるばかり、いっそ鬼は外の「4つ目の鬼」になり切って、さっさと節分の闇夜に消えてくれ、
すっきり爽やか、一夜が明ければ立春に、晴れて日本も真の新春迎えます。