点検どころじゃないわ、すぐ買い換えなくっちゃ・・・・

2014年04月21日 | お客さん宅で
(Iさんちの玄関先に咲くシャクナゲの花は、真っ赤な花びらきれいです)


只今の季節、ちょっと時間の合間にこんなチラシを持って訪ねます。

『こんにちわ~、天気が続きましたが今日は久しぶりの雨ですね。雨はやっぱり肌寒いですね』、
「アトムさんこんにちわ、そうね今日はストーブがいるね、高い灯油がまだいるね。コタツもまだ電気入れてるんよ」、「昔から云うがな、田植えまでは当たる火が要るって云ったもんだがな」とKさん応えて、「今日は何ですか、そのチラシは何ですか」と尋ねます。

今日来た要件や、チラシの中身を話す前に、寒いの、雨だのと挨拶するものだから、Kさんの方から「そのチラシは何ですか」なんて聞かれてしまいます。

『夏を迎える前に、エアコンの調子を点検しましょうと云うご案内です』と、チラシを出して話します。

『あのね、毎年のことなんです。ゴールデンウィーク前のこの時期は、シーズン前のエアコンの点検に回っています』、
『毎年やってますでしょ。ワンコインの500円で、部屋のエアコンをひと通り点検掃除をするサービスですよ。毎年大好評で、たくさんさせていただいてます』と、チラシを見ながら説明します。

Kさんちの奥さんは、「なになに、なに云っとんさるの。うちのエアコンは、あんたに付けてもらってから20年も経ってますがな。もう古すぎるの、古過ぎるわ。点検どころじゃないわ、すぐ買い換えなくっちゃ、電気もよ~け食ってるのでしょうし」と、500円何んぞの話しよりも、すぐ今一番電気食わないエアコン相談しようとおっしゃいますね。

ちょっと時間の合間にする訪問で、点検サービスしましょうと話しても、15年も20年も経ってるエアコンには「点検どころじゃないわ、すぐ買い換えなくっちゃ」ばかりの返事です。



《古過ぎて 点検しないで すぐ買うわ》