嬉(うれ)しさは 夫婦親子が 仲の良い 店は繁盛 すると聞くとき
今日はアトムの社長会でした。会議の中ほどでこんな話がありました。
本部長の話しです。
「直営店(伊賀店)大公開」の話の中で “売上の多い店と売上の少ない店の比較表 この世は仕組み通りの結果になる。
売上の多い店は売れる仕組みになっている。売上の少ない店は売れない仕組みになっている” の、とても貴重な話です。
1、2、3と、店の仕組みや店の仕事の進め方について、
12項目の吟味された中身を話されました。
その8つ目、
「A売上の多い店は “夫婦仲がよい” 、B売上の少ない店は “夫婦仲がいま一つ” 」と話しです。
商売繁盛の肝は、
夫婦の協力、親子の協力が不可欠だと話しです。
フムフム、当店はしっかりそのまんまだねと納得します。
9つ目の話しです。
「A売上の多い店には “二宮尊徳の額がついている” 。
B売上の少ない店には “二宮尊徳の額がついていない” 」だそうです。
本部長がアトムのお店を訪問して感じたようです。
二宮尊徳の額が掛かっているお店は、間違いなくよく売れてるお店だそうです。掛かっていないお店は、あまり売れてないお店がチラホラだそうです。
当店は掛かっている。大丈夫かな。
アトム本部からの斡旋で加盟店には届いている額縁です。
しっかり中身を会得して、壁に掲げて商売に生かせと本部長の話しです。
二宮尊徳
遠きをはかる者は富み
近くをはかる者は貧す
それ遠きをはかる者は百年のために
杉苗を植う。
まして春まきて秋実る物においてをや。
故に富有なり。
近くをはかる者は
春植えて秋実る物をも尚遠しとして植えず
唯眼前の利に迷うてまかずして取り
植えずして刈り取る事のみ眼につく。
故に貧窮す。
二宮翁夜話・十四にもこんな言葉が出てまいります。
「譬(たと)へば百万石の米と雖(いえど)も、粒の大なるにあらず、万町の田を耕すも、其の業は一鍬づつの功にあり。
千里の道も一歩づつ歩みて至る。山を作るも一簣(もっこ)の土よりなる事を明らかに弁(わきま)へて、
励精小さなる事を勤めば、大なる事必ずなるべし。
小さなる事を忽(ゆるが)せにする者、大なる事は必ず出来ぬものなり。」と述べてます。
どんな事も、小さなものから始まって、大なるものへ続いていく事を諭していますね。
そして
「大事をなさんと欲せば、小さな事を、怠らず勤(いそし)むべし。
小積もりて大となればなり。凡(およ)そ小人の常、大なる事を欲して、小なる事を怠り、出来難き事を憂ひて、出来易き事を勤めず。夫(そ)れゆえ、終に大なる事あたはず。夫れ大は小の積んで大となる事を知らぬ故なり。」
小事軽んずべからずの、二宮尊徳翁の「積小為大(せきしょういだい)」の教えです。
今日の社長会はとってもいい事聞きました。