4月28日(水)は、天気予報通り全国的に雨だった。
その日は、いよいよ「東北ドライブ旅行」の最終日(4日目)。
4日目で、とうとうはじめての雨となった。
しかし最終日は、山形県の桜の名所2箇所を見物して、自宅に帰るだけだったので、朝はゆっくり8時半出発とした。
7時の朝食後、一休みした後、秋田県のかんぽの宿「横手」を雨の中、スタートした。
横手ICから秋田自動車道、東北自動車道、山形自動車道と土砂降りの中を南下し、山形蔵王ICで降りた。
一般道に入り米沢方面へ向かうころから、空が明るくなり雨が上がってきた。
地図④ 4日目のコース:かんぽの宿「横手」→高岡
地図④-a 烏帽子山公園→伊佐沢の久保桜→荒川胎内IC
4日目の日程表
山形県南陽市赤湯の温泉町に着いたときは、曇りから青空さえ覗き始めていた。
どうやら天気だけは、ツキが残っていたようだ。
「烏帽子山公園」の駐車場に車を止めた。
ここは桜がほぼ満開になっており、とても感動した。
烏帽子山公園は、「烏帽子山千本桜」の名称で知られ、ソメイヨシノ、シダレザクラ、エドヒガンなど千本を超える桜が植えられていた。
さらに「日本さくら名所100選の地」にも認定されていた。
「烏帽子山千本桜」の幟
満開の桜の中を歩いていると大きな鳥居に出くわした。
この鳥居は継ぎ目なしの石の鳥居としては日本一であるとのこと。
烏帽子山八幡宮の大鳥居。人間との比較でその大きさが推測される。
大鳥居の説明看板
続いて、小さな看板に「おとぎ桜」と書かれたエドヒガンサクラの大木に出合った。
桜の木をよく見ると枝にまたがったものが見える?!
「おとぎ桜」と書かれた桜の木
どうやら、「花咲かじいさん」が木にまたがっているのだった。
これは子供たちをおとぎの世界に誘うために、千本桜保存会が花咲かじいさんの人形を寄付し飾ったのだそうだ。
桜の木にまたがった「花咲かじいさん」の人形
桜のトンネルを更に進んでいくと、今度は「二代目滝ザクラ」という看板のついた若い枝垂桜があった。
「二代目滝ザクラ」
つまり、これは福島県の三春で見た「三春滝桜」の二代目であることが分かった。
この烏帽子山公園は、全国各地の有名な桜銘木古木の苗木を集めた「二代目園」でもあった。
「三春滝桜」の二代目の他、金沢市の「菊桜」、山梨県の「神代桜」、岐阜県の「薄墨桜」などの二代目桜にお目にかかれた。
「全国桜名木二代目園」の看板
この後、売店のオバサンに教えてもらった「置賜(おきたま)地方」を一望できる桜の絶景ポイントにのぼり、景観と眺望を満喫した。
「烏帽子山千本桜」と「置賜地方眺望」の絶景ポイント
続いて、一般道を走り、国指定天然記念物「伊佐沢の久保桜」のある長井市へ向かった。
「伊佐沢の久保桜」の看板
樹齢1,200年のエドヒガンザクラ。
高さ13.85m。
坂上田村麻呂と土地の豪族久保氏の娘との伝説が残るとか。
生憎、久保桜は、まだ蕾の状態で下の方が僅かにチラホラ咲きであった。
久保桜の全景
久保桜(1)
久保桜(2)
以上で今回の東北ドライブ旅行における桜見物は全て終了した。
国道113号線を山形県から新潟県に抜け、日本海東北自動車道のスタート地点「荒川胎内IC」から高速自動車道へ入った。
新潟中央JCTを経由して北陸自動車道を走り、4月29日(昭和の日)の午前0時10分ごろ、小杉ICで高速自動車道を降りた。
途中、何度もSAやPAに入り時間調整をした結果、ようやく祝日の高速料金1,000円(平日:6,500円)を達成した。
そして、その日の午前1時ごろ無事帰宅した。(総走行距離:1,957Km)
(完)
その日は、いよいよ「東北ドライブ旅行」の最終日(4日目)。
4日目で、とうとうはじめての雨となった。
しかし最終日は、山形県の桜の名所2箇所を見物して、自宅に帰るだけだったので、朝はゆっくり8時半出発とした。
7時の朝食後、一休みした後、秋田県のかんぽの宿「横手」を雨の中、スタートした。
横手ICから秋田自動車道、東北自動車道、山形自動車道と土砂降りの中を南下し、山形蔵王ICで降りた。
一般道に入り米沢方面へ向かうころから、空が明るくなり雨が上がってきた。
地図④ 4日目のコース:かんぽの宿「横手」→高岡
地図④-a 烏帽子山公園→伊佐沢の久保桜→荒川胎内IC
4日目の日程表
山形県南陽市赤湯の温泉町に着いたときは、曇りから青空さえ覗き始めていた。
どうやら天気だけは、ツキが残っていたようだ。
「烏帽子山公園」の駐車場に車を止めた。
ここは桜がほぼ満開になっており、とても感動した。
烏帽子山公園は、「烏帽子山千本桜」の名称で知られ、ソメイヨシノ、シダレザクラ、エドヒガンなど千本を超える桜が植えられていた。
さらに「日本さくら名所100選の地」にも認定されていた。
「烏帽子山千本桜」の幟
満開の桜の中を歩いていると大きな鳥居に出くわした。
この鳥居は継ぎ目なしの石の鳥居としては日本一であるとのこと。
烏帽子山八幡宮の大鳥居。人間との比較でその大きさが推測される。
大鳥居の説明看板
続いて、小さな看板に「おとぎ桜」と書かれたエドヒガンサクラの大木に出合った。
桜の木をよく見ると枝にまたがったものが見える?!
「おとぎ桜」と書かれた桜の木
どうやら、「花咲かじいさん」が木にまたがっているのだった。
これは子供たちをおとぎの世界に誘うために、千本桜保存会が花咲かじいさんの人形を寄付し飾ったのだそうだ。
桜の木にまたがった「花咲かじいさん」の人形
桜のトンネルを更に進んでいくと、今度は「二代目滝ザクラ」という看板のついた若い枝垂桜があった。
「二代目滝ザクラ」
つまり、これは福島県の三春で見た「三春滝桜」の二代目であることが分かった。
この烏帽子山公園は、全国各地の有名な桜銘木古木の苗木を集めた「二代目園」でもあった。
「三春滝桜」の二代目の他、金沢市の「菊桜」、山梨県の「神代桜」、岐阜県の「薄墨桜」などの二代目桜にお目にかかれた。
「全国桜名木二代目園」の看板
この後、売店のオバサンに教えてもらった「置賜(おきたま)地方」を一望できる桜の絶景ポイントにのぼり、景観と眺望を満喫した。
「烏帽子山千本桜」と「置賜地方眺望」の絶景ポイント
続いて、一般道を走り、国指定天然記念物「伊佐沢の久保桜」のある長井市へ向かった。
「伊佐沢の久保桜」の看板
樹齢1,200年のエドヒガンザクラ。
高さ13.85m。
坂上田村麻呂と土地の豪族久保氏の娘との伝説が残るとか。
生憎、久保桜は、まだ蕾の状態で下の方が僅かにチラホラ咲きであった。
久保桜の全景
久保桜(1)
久保桜(2)
以上で今回の東北ドライブ旅行における桜見物は全て終了した。
国道113号線を山形県から新潟県に抜け、日本海東北自動車道のスタート地点「荒川胎内IC」から高速自動車道へ入った。
新潟中央JCTを経由して北陸自動車道を走り、4月29日(昭和の日)の午前0時10分ごろ、小杉ICで高速自動車道を降りた。
途中、何度もSAやPAに入り時間調整をした結果、ようやく祝日の高速料金1,000円(平日:6,500円)を達成した。
そして、その日の午前1時ごろ無事帰宅した。(総走行距離:1,957Km)
(完)