「中国江西省九江の南西、魯山にある山で、形が香炉に似ている。
魯山中の景勝のひとつ。
『香炉峰の雪は簾をかかげてみる』
『白居易』の七言律詩で有名。
そして、『枕草子』にも登場する。
北京市民の避暑地。『香山紅葉』や雪景色で知られる。でも紅葉なら『日光』の方がはるかにきれいみたいでしたね(^_-)-☆
リフトで行けば山頂まで20分とある。
大丈夫、歩けるからと言われトライしてみる
道の両側、中国人の生活が見て取れる。若者のグループ、家族連れが多い。歩いていてとても楽しい。
紅葉で作った蝶。
みんな、好きな量だけ袋に入れて量ってもらう。
何だか良く分からないのを買いました。聞いたらこの山で取れた『アーモンド』とか、「ホントかしら??」
よりどり『3個10元』 (ちなみに1元は15円でした)
ざくろとみかんを2個買いました。
途中、非常に後悔しましたとは言え、もう引き返せない。頂上まで557メートルとある。これがどの程度のものなのか、分かりません。『山登り』は私の行動範疇に入っていませんので。 こんなつもりではなかったので靴も普通の靴ですし、最後は足が上がらなくなりました。途中の景色なんて見る余裕なし。
やっとたどり着いた山頂。風が冷たくて顔がごわごわになっています。
でも、この日の晩はフットマッサージやってもらいました。
初めてです。 カ・ン・ゲ・キ
雪のいと高う降りたるを
例ならず御格子まゐりて
炭櫃(すびつ)に火おこして
物語などして集りさぶらふに
「少納言よ 香炉峰の雪いかならむ」と仰せらるれば
御格子上げさせて御簾(みす)を高く上げたれば 笑はせ給ふ。
中宮様が「少納言よ、香炉峰の雪はどうであろう」と聞いた時に、
清少納言は、御簾を上げてみせた。
清少納言が、気の利いた答え方をしたので、
他の女達が「さすがね~」と言ったという場面。
ちょっと『枕草紙』 載せてみました。
さあ、下りです。上りよりも大変ともいわれますが、息は切れませんが危うく転びそうになりました。ここで、中国人のマナーについて一言。ステレオタイプで判断してはいけませんが、上の写真、紅葉した木に登って写真のポーズを取っています。同じ光景3回見ました。これちょっとまずいんじゃない皆、大人たちですもの。それと道端で売っている食べ物を歩きながら食べるのはまだしも、それをみなポイポイとその場に捨ててしまう。(でも、それを拾うという職業の人がいて、それで成り立っている所もあるようですが)
交通マナーもすごい 『香山』から帰る人たちでごった返しているのに、バスは「ビービー・ブーブー」すごい勢いでクラクションを鳴らし、そこのけそこのけ。街中は自転車も多く、この自転車が縦横無尽に車をすり抜け、歩行者は平気で『赤信号』でも渡ってしまう。
初めてバスに乗りました。北京市内なら何処から乗っても何処で降りても『1元』(ガイドブックにはそんな事書いてなかったようですが) 乗る前からびっくり。バスが止まり、ドアが開くと同時に我先にとなだれ込む。乗ってびっくり。まぁ~~騒々しい。隣のおじさんが大声で携帯で話していたと思ったら、バスが止まると怒鳴り込んで私を突き飛ばして降りて行きました
普通の中国人の生活に触れた興味深い一日でした。
次は軽く中華料理でも