いちよう:二千和会だより

 会報「いちよう」を通して、人生がさらに豊かに広がるよう「今も青春!」の心がけで楽しく交流しながら散策しましょう。

四苦八苦というお店

2008年11月18日 | SO-Color

 
 四苦八苦という名前のお店が、小仲台にあります。
 多分お酒を振舞うお店です。マイカーの時は見過ごしていましたが、バスを利用のときにこの看板を認めることが出来ます。その後バス乗車で確認できたのですが、居酒屋となっていました。

 今年は二千和会で哀しいことが二度ありました。KusunokiさんとYamada先生とのお別れでした。        

 仏教での教えですが、四苦は簡単に覚えて何も視ずに言えます。八苦はなかなか言葉が難しい。意味はわかりやすいのだけれどね。

 「四苦」とは「生老病死(しょうろうびょうし)」のことです。
    1.生苦(しょうく)…生きる苦しみ
    2.老苦(ろうく)…老いる苦しみ
    3.病苦(びょうく)…病気になる苦しみ
    4.死苦(しく)…死ぬ苦しみ


 どれもこれも免れることの出来ない、人間として生まれたからには、誰もが味わう苦しみと言えましょう。

 むかし読んだ記事に上記関連の事柄を今でも何と言うこともないのに思い出せるような、私にとっては衝撃を感じた内容のものでした。

 とても悩み、悩みぬいて解決の道も無く、鎌倉にある禅寺に参りました。お坊さんがその方に問うたというのです。
 「あなたは明日死ぬのです。あなたの意思に関係なく“死ぬ”ことに決まったのです。それで、あなたは今からどうしますか?」
 そう詰め寄られて、その方は今まで持っていた悩みは、死に比べたら大したことは無いと悟った
…というような話でした。

 なるほどなぁ!と思いました。全て終わってしまう「死」の重さは、今の悩みから考えると軽いものだと気づいて、パッと明るい表情に切り替わったというのです。私はその高名なお坊さんのように人を納得させるようなお話の展開は難しいけれど…内容はそういうものでした。

 楽しいことばかりのブログの内容でしたが…!
 ここでこんな話題は疑問に思いましたが、少し勉強しましたので忘れないためにもここに記録しておきたいと思いました。
 あとの四苦を合わせて「八苦」となるのですが、次の回に持ち越したいと思います。