いわき明星大学校内の風景です。
秋深しです。
ファイナンス研究会151回目の講座です。
講師は
永倉禮司先生(福島県金融広報委員会アドバイザー)でした。
今回2回目の講義として
教養としての経済学
・・・生き抜く力を培うために
一橋大学経済学部編を学びました。
1.なぜギリシャを日本が助けなければならない?
国際金融とその解決法を探る
1) ギリシャの状況
↓
国家的粉飾決算
↓
国債たたき売り
↓
国債の値下がり
↓
金利が上がる(金利の負担が上がる)
↓
デフォルト
① ギリシャ
政府の借金・・・国民の借金・・・外国からの貸付金
② 日本
政府の借金・・・国民の資産・・・国民からの貸付金
(日本もいつまで国民の資産で持ちこたえられるのか?
GDPの2倍1000兆円といわれていますが・・・)
国家は破産しないといわれていますが
1982年にはメキシコが
その他にもアルゼンチン・ロシアなど支払い不能例が。
ギリシャ問題を踏まえて、
2)問題提起として
☆あなたが10億ポンド借りていると、
これは皆にとって厄介な問題だと
メナードケインズの論文から解説。
☆そして助けるのが本当にいいことなのだろうかと
そして貸し手も責任はないのだろうかと
☆うまく助けることは難しい
☆解決策が長引いているのには深刻な意見の対立がある
ひとつの解決策・・・ドイツ
健全財政への思いが強くできるだけ早く財政健全化と経済構造の改革をと。
もう一つの解決策
あまりに厳しい緊縮策は
かえって経済を悪化させ危機を深刻させるのではないのかと。
そして当のギリシャもあまり厳しい緊縮策は受け入れないという国民も多いと。
危機は少し先延されているようだが・・・・
そうした中でも
危機対応の最前線IMFのエコノミストは
経済理論や過去の経験に基づく知見を総動員して
金融市場の反応や政治的な制約をも踏まえて危機解決を目指していると。
日めくりカレンダーより
☆私、今3歳だけど
悩みは5歳なの
神奈川県 主婦の方
ご主人の姪さんの一言です。
子供の世界もいろいろなのですね。