小平ふるさと村
とまりぎ
三鷹の先に多摩湖へ続く道がある。自転車は通ることができるので、体力があれば多摩湖一周も可能だ。この道をを走って途中の小平ふるさと村へ入る。
入口に見えるのは昔の郵便局の建物だ。
奥へ入ると、小平糧うどんの暖簾がかかった建物がある。このあたりの武蔵野では、小麦の生産が盛んだったようだ。
一人前500円のうどんを出してくれる。この地で収穫した粉を使っているとのことだ。どちらかというと「うどん」より蕎麦の方が好きなのだが、このうどんの麺は柔らかくもなくかたくもなく喉に入るので、ちょっと多目かと思われる一人前を平らげてしまった。
囲炉裏には火が入っていて、鉄瓶がかかっている。
竃もある。
庭ではケンダマやベーゴマや輪投げができるように、遊び道具がおいてある。さっきから女の子がケンダマに挑戦しているが、苦労しているようだ。
突然最近、堀辰雄の大和路・信濃路を読み返してみた。さすがに名作と云われるだけあって、伝わってくるものが大きい。もう一度、奈良へ行けるなら行ってみたいものだが。