少しロングコースだけどお花を見に行きませんか・・・と誘っていただき、いつものようにほいほいと出かけた山は、白山の釈迦岳。頂上までは行かず前峰を通りお花を見に行ってきました。
6月も後半、暑くなってくると低い山は避けて高い山、北の山になってくるのですね。
今回は前日の夕方家を出まして、市ノ瀬で車中泊しました。
「明日は何時出発ですか?」「4時半頃に出たいね」「!!??まだ暗いですやん・・・わかりました。山の朝は早い、ですね」 改めて明日の厳しい行程を再認識しながら横になったのでした。車からも見える満天の星が励ましてくれているようです。
4時前に起きて支度をしていると、本日案内をしてくださるHさんやMさんがもう来られて、がぜんあわただしくなりました。
歩く始める頃には空もうっすら明るくなってきて、林道歩きがよい準備運動になりました。
樹林帯は、この季節特有の小さい虫がぶんぶんとうるさく、じっとしていると体中にまとわりついてきます。蚊取り線香をぶらさげたり、虫除けスプレーを噴いたり。でもよく観察していると、付く人と付かない人がいるみたい。何が違うの?
とにかく立ち止まらずに、前進あるのみ!
ブナやダケカンバの新緑がきれいです。
芽吹いたばかりの木々も。

新緑を見上げて。
樹林帯を抜けると、両側にお花が出迎えてくれます。今まで見た花や、始めて見る花や例によって上書き機能しかない頭なので、後でDさんに教えてもらおうと、もうはなから人を当てにしたりして。

コケイラン。

大きい葉っぱが主役ではなくて、カラマツソウとハクサンチドリのツーショット。

ハクサンチドリの小道。
上に行くにつれて、時々ガスが出たり、雪渓も出てきました。汗が途端に引いて気持ちがいい。

右に登っていくと、釈迦岳の頂上。
このあたりから見たことのないお花がでてきて、いっとき疲れも忘れるほどでした。伊吹山も沢山花が咲きますが、種類がまた違いますねぇ。と言うと「伊吹山のは中山植物、白山のは高山植物だよ」と教えてくださいました。ナルホド~

サンカヨウとキヌガサソウ。キヌガサソウは今日の一番です。(私は)

本当のお目当てはオオサクラソウ。

思いがけなく水芭蕉。リュウキンカと。

もう少し、もう少しと励まされ、着いたところはハクサンイチゲの群生地、目の前に残雪の山々を望み、冷風に吹かれ「ふ~~ 楽園とはこういうところか・・・」なんて。人が見たら疲労困ばいして、へたっているようにしか見えなかったでしょうが。

ハクサンイチゲ。白い花は可憐です。

楽園からの山々。

終わりかけのムラサキヤシオ。むらさきもあったんや。
ハクサンイチゲのお花畑の先に、ミヤマクワガタがありますよ。ってそんな虫よく見つけたなぁ、と思っていたらお花だそうです。え~そんなクワガタいますよね。「はやく見ておいで」と言ってくださいましたが、根が生えてしまいました。ハクサンイチゲみたいな花は咲かないと思いますが・・・
お昼をいただき、来た道を帰ります。下りだと思っていたのに結構登りもあって、疲れもでてきてキツイです。
登りにあれほど感動した、初めての花たちも「あ~ここに咲いていたのね」なんて冷たいあしらいをしつつ。ごめんね、あなたたちに罪はないのよ。

やっと下りてきた~
梅雨の中だというのにお天気にも恵まれ、お花にも恵まれ、足りなかったのは自分の体力でした。途中サロンパスをいただき、アミノバイタルをいただき、今回も皆さんにいっぱい助けてもらい、無事歩き通せました。お世話になり有り難うございました。
平成24年6月20日(水)
白山釈迦新道 / 市ノ瀬(5時前)~釈迦岳前峰~釈迦岳登山口~市ノ瀬(17時前) 約22km
6月も後半、暑くなってくると低い山は避けて高い山、北の山になってくるのですね。
今回は前日の夕方家を出まして、市ノ瀬で車中泊しました。
「明日は何時出発ですか?」「4時半頃に出たいね」「!!??まだ暗いですやん・・・わかりました。山の朝は早い、ですね」 改めて明日の厳しい行程を再認識しながら横になったのでした。車からも見える満天の星が励ましてくれているようです。
4時前に起きて支度をしていると、本日案内をしてくださるHさんやMさんがもう来られて、がぜんあわただしくなりました。
歩く始める頃には空もうっすら明るくなってきて、林道歩きがよい準備運動になりました。
樹林帯は、この季節特有の小さい虫がぶんぶんとうるさく、じっとしていると体中にまとわりついてきます。蚊取り線香をぶらさげたり、虫除けスプレーを噴いたり。でもよく観察していると、付く人と付かない人がいるみたい。何が違うの?
とにかく立ち止まらずに、前進あるのみ!
ブナやダケカンバの新緑がきれいです。
芽吹いたばかりの木々も。

新緑を見上げて。
樹林帯を抜けると、両側にお花が出迎えてくれます。今まで見た花や、始めて見る花や例によって上書き機能しかない頭なので、後でDさんに教えてもらおうと、もうはなから人を当てにしたりして。

コケイラン。

大きい葉っぱが主役ではなくて、カラマツソウとハクサンチドリのツーショット。

ハクサンチドリの小道。
上に行くにつれて、時々ガスが出たり、雪渓も出てきました。汗が途端に引いて気持ちがいい。

右に登っていくと、釈迦岳の頂上。
このあたりから見たことのないお花がでてきて、いっとき疲れも忘れるほどでした。伊吹山も沢山花が咲きますが、種類がまた違いますねぇ。と言うと「伊吹山のは中山植物、白山のは高山植物だよ」と教えてくださいました。ナルホド~

サンカヨウとキヌガサソウ。キヌガサソウは今日の一番です。(私は)

本当のお目当てはオオサクラソウ。

思いがけなく水芭蕉。リュウキンカと。

もう少し、もう少しと励まされ、着いたところはハクサンイチゲの群生地、目の前に残雪の山々を望み、冷風に吹かれ「ふ~~ 楽園とはこういうところか・・・」なんて。人が見たら疲労困ばいして、へたっているようにしか見えなかったでしょうが。

ハクサンイチゲ。白い花は可憐です。

楽園からの山々。

終わりかけのムラサキヤシオ。むらさきもあったんや。
ハクサンイチゲのお花畑の先に、ミヤマクワガタがありますよ。ってそんな虫よく見つけたなぁ、と思っていたらお花だそうです。え~そんなクワガタいますよね。「はやく見ておいで」と言ってくださいましたが、根が生えてしまいました。ハクサンイチゲみたいな花は咲かないと思いますが・・・
お昼をいただき、来た道を帰ります。下りだと思っていたのに結構登りもあって、疲れもでてきてキツイです。
登りにあれほど感動した、初めての花たちも「あ~ここに咲いていたのね」なんて冷たいあしらいをしつつ。ごめんね、あなたたちに罪はないのよ。

やっと下りてきた~
梅雨の中だというのにお天気にも恵まれ、お花にも恵まれ、足りなかったのは自分の体力でした。途中サロンパスをいただき、アミノバイタルをいただき、今回も皆さんにいっぱい助けてもらい、無事歩き通せました。お世話になり有り難うございました。
平成24年6月20日(水)
白山釈迦新道 / 市ノ瀬(5時前)~釈迦岳前峰~釈迦岳登山口~市ノ瀬(17時前) 約22km