今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

ちょっと残念だった天蓋山

2017年06月28日 | 「山」のひきだし
天蓋というと、お寺の本堂の仏さまの上に天井から覆いかぶさっているきらびやかにジャラジャラしたものを思い浮かべます。
また貴人に差し掛ける日傘、虚無僧の笠などもそうよぶそうです。

そんな天蓋山に行ってきました。
この山の由来はどんなものなのでしょう。


山之村ふるさとキャンプ場から歩き始めます。
隣にある「夕顔の駅」でトイレを借りられます。


キャンプ場を見ながら歩いて


登山道に入ります。「行ってきます!」


よく歩かれた歩きやすい登山道。


ササユリの蕾。


ラショウモンカヅラ


コケイラン。後ろで発見の声を聞き、戻ろうかどうかときょろきょろしていたら足元にありました。


そういえばセミの鳴き声がにぎやかです。


森林浴しながら歩きます。


ずっと沢沿いに。


心得ましてござる。






ちょっとした平地に出ました。

後ろを振り返ると

黒部五郎岳。


右のほうに笠だけがなんとか見えていたのですが。

少し休憩をして出発

ズミ


なんか叫び声のようなものが聞こえると思ったらお猿さんのようでした、目の前を横切っていきました。


ウワミズザクラかアオダモか


ドルフィーさん選定三大地味花ですが、群生しているときれいです。






頂上にある田部井淳子さんによる標識、5月に親族の方々が登ってこられたそうです。


黒部五郎岳。


穂高や槍は雲の中、しばらく待っていると槍の穂先がちょっとだけ見えました。


右寄りの後方にうっすら剣が見えています。


富山方面。

いいお天気だったら360度の素晴らしい展望だったでしょうね。
でも全く見えなかったわけではないし、この時期上出来です。
しばらく雲が切れるのを待っていましたが、きりがなく下山しました。


登りでは気が付かなかった、ベニバナイチヤクソウ。


??




これは立派です。なが~い。


登山口に。


下山後、四十八滝山野草花園・花の森へ





ササユリはまだ蕾が多くて満開時にはさぞや、というくらいの数。
クリンソウは上へ上へ咲いていくのでまだまだ楽しめますとのことでした。

曇っていたから日差しもなく、沢沿いの登山道は涼しく気持ちが良かったです。
展望は・・・機会があればまた是非みてみたいです。

今回もお世話になりました。
ありがとうございました🙇





平成29年6月18日(日)曇り
天蓋山・1527m   岐阜県飛騨市神岡町


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まだまだお花楽しめます、天生湿原。

2017年06月21日 | 「山」のひきだし
2年前秋に訪れ紅葉を満喫しましたが、春は初めて。
多種多様の花が楽しめると聞いていた天生湿原、楽しみです。


赤い屋根のトイレがある広い駐車場。
平日で車は少ないです。

靴の底を洗って、受付で500円の協力金を払って・・・思い出しました。


エンレイソウ


秋には無かった獣除けの柵。


湿原へ


オーレン




リンドウ




群落です。


ミズバショウもまだありました。




清楚ですねぇ、ツバメオモト。秋には実を見ました。



リュウキンカもピカピカ。


ニリンソウもいっぱい。


グリーンのニリンソウ。


葉っぱと同化しています。
グリーン化するのは、花がストレスを感じているからなんですて。
だから登山道わきに多いのかな、大勢に見られて、踏まれそうになって・・・


ルイヨウボタン。


カツラの巨木。
秋は甘い香りが一面漂いますが、春には匂いません。


ラショウモンカズラ


サンカヨウが出てきました。


サンカヨウとニリンソウが咲き乱れています。


入りきらないくらい巨木。


ミズバショウ群生地。壮観です。


ハグルマツクバネソウ、初めて見ました。


ブルーのキクザキイチゲ。ちょっとお疲れ。


ず~と咲いています。


キヌガサソウ。


花が大きいので見事です、一番いい時ではないでしょうか。


カツラ門、昔は木の間を歩けたそうですが、今は保護のため立ち入り禁止です。


きれいなブルー。


沢沿いのリュウキンカ。


サンカヨウの蕾。くしゃくしゃの葉っぱに包まれています。


さあ、籾糠を目指しましょう。


きれいやなぁ。


すごくきれいなピンクのつつじ、アケボノツツジだそうです。


曲がっていても巨木。


もう見飽きた、というくらい。


着いた。
大きくえぐれているのは熊の仕業?


乗鞍、御嶽。


北アルプス、槍もちょこっと見えました。


反対向いて、猿が馬場山。


ここまで戻ってランチです♪


いつもごちそうさまです。


帰りは木平湿原を通って。
よ~く見るとモウセンゴケガありました。


ヒメイチゲ


イワナシ


最後にお別れのブーケ。

予報に反し好天の中、とっても気持ちの良い一日でした。
花も思っていた以上にたくさんあり大感激!

思えば秋にmayuさんに声をかけていただき、今回もmayuさんの提案で行くことができました。
変わらずお元気そうでよかった、よかった。

ありがとうございました!


平成29年6月14日(水)晴れ
天生湿原・籾糠山





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ちょこっと琵琶湖へ

2017年06月13日 | 自転車のひきだし
少し前になりますが、まあ記録としてあげておこうかな。
朝からお天気が良かったので山、ではなくて自転車で出かけることにしました。
琵琶湖の周辺では、「びわいち、びわいち」と盛んにアピールしています。
では琵琶湖のほうへ行ってみますか。

私たちが琵琶湖に出ると言いますと、たいてい近江八幡から出ます。
琵琶湖に出て北上しますと、左手にずっと琵琶湖が開けます。
昔はもっと木々がおおい繁りうっそうとしていましたが、今はとても明るく開けて岩に名前など付けられ、観光を意識していますね。

西国三十三か所の一つ、長命寺を過ぎるとすぐに表れるのがこのお店

早速休憩です。
え~とお店の名前はよくわかりません、看板もないし。


目の前に広がる琵琶湖を見渡せる特等席。
ここに来るお客さんは、本を読んだり、ただボーとしたりして何時間でもいます。
お店の人もせかすようなこともしません。
今まで私が入店してから、私より早く出ていく人を見たことがありません。。。

まだまだ先に行く予定なので、今回も一番に出て行きました。
ずっとずっと北上して、産直売り場に2個所もより、おやつやら軽食やら買い込んで、


彦根に入りました。新開浜。自転車の方向は撮影のため逆向きです☻

荒神山のふもとの公園に行き、途中で買ったもので軽ランチにします。
風が強い、そそくさと食べて、ここでUターン。

中山道を引き返します。


《ウィキペディアより》
旧豊郷小学校に立ち寄ります。
ここはアニメやドラマのロケ地になり、今でもたくさんの人が訪れます。


階段の手すりに付けられた、イソップ寓話のうさぎとかめにちなんだブロンズ、


《ウィキペディアより》
講堂、立派です。

今回初めて立ち寄りましたが、いいものを見せていただきました。
壊す、壊さないの騒動が持ち上がりましたが、こういう古いものは保存すべきだと思います。
設計はヴォーリズ事務所です。

途中狐の嫁入りみたいなのに降られたりしましたが、帰りは中山道をひたすら・・・帰ったのでした。




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琥珀のまたたき

2017年06月08日 | 「本」のひきだし

ブクログより


う~ん、どうしたらこういう発想が生まれてくるのでしょう・・・小川洋子さん。

小川さんの作品はこれで3冊めか4冊目ですが今のところどれも外れはないですね。
今まで読んだ本はみんな、えっと驚くような内容ですが、実際あり得なくもない、こういう事が世間にはあるかもしれない、と思えるような出来事が題材になっています。

言葉も丁寧に丁寧に選び抜かれて綴られていて、作品に没頭するとすっとそのお話の中に入っていけます。
まるで自分もその場所にいて登場人物達の息づかいが聞こえるほどです。

特にこの話は「音」がひとつのキーワードになっているので、読んでいる間は静寂の世界にいるような錯覚を憶えるほどです。

そして今回発見したこと、小川さんの描く家族は完全ではないということ。何かが欠けている、誰かが欠けているのです。
何か意味があるのでしょうか、写真でお見受けする印象と作品のギャップが毎回楽しい小川洋子さんです。



琥珀のまたたき  /  小川洋子
★★★★★


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ブルーインパルス、彦根城上空を飛ぶ

2017年06月05日 | 「暮らし」のひきだし
彦根城の築城410年を記念して、3月18日~12月10日までいろいろなイベントや企画展が開催されます。
そのうちのイベントの一つとして、ブルーインパルスがやってくるというので見に出かけてきました。
滋賀にやってくるのは初めてだそうです。


看板の前で、赤備えの車夫のお兄さんがポーズをとってくれました。


1000円の入場券を買って城内に入ります。


天守閣の前、すごい人です! 今日は予行で本番は明日ですよ・・・

今回は岐阜の各務原から飛んでくるそうです。
予定の1時ちょっと過ぎにやってきました。各務原から彦根までわずか15分足らずでやってくるそうです(@_@。

まず一機が先導するようにやってくると会場は大きなどよめきに包まれ、連帯飛行、五輪やハートを鮮やかに描き、
飛び去って行きました。時間にして20分くらいかな、あっという間でした。



私スマホで動画を撮っていたので、ここにうまくアップできません。
また機会があればseikitiさんの写真を披露したいと思います。

帰り際、休憩中だというひこにゃんをちょっと待って見てきました。

ブルーインパルスをもって飛ぶまねをするひこにゃん。


エビフライを持っているひこにゃん。
初めて見ましたが想像以上にゆるくてかわいかったです。
タンバリンを鳴らしたり、これも動画をお見せできないのが残念です。


折しも大河ドラマ「井伊直虎」が放映中ということもあり彦根城は大変な盛り上がりとなっておりました。
以前はいつ来たやろ? と思い出せないぐらいですが、今度は天守閣にも登り、ゆっくり見学したいです。


本番は予行以上の混雑が予想されますので、seikitiさんが前もって調べておいたとっておきの場所でゆっくり見ることができました。

ちょっと望遠で彦根城。


こういう場所。


ついでに遊んで帰りました。




平成29年6月3日・4日

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