金糞岳へ行ってきました。
あまり暑くなくて、ヒルがいないなど、いろいろと苦慮していただきSIVAさんに案内していただきました。
高山キャンプ場からさらに林道を進み、登り口に到着。
すでにかなり高度を稼いでいて、涼しいです。

草が生い茂っていて、うっ! 覚悟をきめていざ!

笹が道をふさいでいる。道が見えないところもある。
今日は毛虫も少なそう、というか両脇の笹をかき分けるのに一生懸命。
ブナの木もでてきて時折吹き抜ける風が気持ちいいなぁ、と・・・
見つけてしまった、気持ち悪いもの。
ブナの木に毛虫のミイラ、無数にべったり。この木もあの木も・・・先急ぎます。

ヨツバヒヨドリ

もうムラサキシキブの花
道も開けてきて、上は向かず、足下の花をさがしながら歩いていると、一つめのピーク。

小朝頭と正面に金糞岳。明智光秀は今大変なときだなぁ。

なにもの?アカモノ?
登りのはずなのに、すごく下ってる。帰りはまたここを登るんだな、とまたまた覚悟をして歩いていくと次のピークに着ました。
ほどなく岐阜県側からの分岐、ドルフイーさんはこっちから来るのね。

分岐点にまだワラビが。

ブルーベリー。原種?山の中で自然生えははじめて見ました。それも1本ではなくていっぱいありました。ちょうど食べ頃に色づいていて、一つ食べてみると酸っぱくて少し苦い。品質改良が必要なようです。

奥伊吹スキー場方面。

持っているガイドブックによると、360度の展望とありましたが、それは昔のことらしくて、木が生い茂りわずかに一方が開けているだけ。

ぽっかり、竹生島
少し休憩をして、白倉岳に向かいます。

気持ちのいい稜線です。金糞岳を振り返る。

こちらもあまり展望はありません。
ここで焼きそばと、素麺でお昼です。木陰はありませんがそんなに暑くなくの~んびりしました。

稜線から、こういう山の景色ってあんまり見たことないなぁ。きれい。

途中で大きな網を持ったおじさんに出会った。蝶を捕ってるって言ってました。
時間があったら虎御前山に行ってみたい、とSIVAさん。せっかく近くまで来ているのだから行きましょうよ。

虎御前山とは、戦国武将たちの陣地跡でした。
小谷城に向かって、何人もの武将の陣地が並んでいて

ひときわ広い陣地跡は織田信長、場所ももほかのより2・3倍高いところにあります。
そして、最後の砦

昼夜、小谷城をにらんでいたのでしょう。
この時期、いろんな覚悟はしていましたが特に暑さ対策は怠りなく、と水物、果物は全部凍らせていきましたが、拍子抜けするくらい涼しかったです。家に帰ってもまだ麦茶は氷が残っていたほどです。
金糞岳は滋賀県で2番目に高い山です。でも林道でだいぶん高度が稼げるので割合簡単に登れました。信仰の山とかだったら地元の人たちのお世話で道の整備などしていただけるのですが、残念ながらお世話くださる団体がなく、少し歩きづらい現状です。
でもまた、花の季節や紅葉の時期に訪れてみたいです。
みっちり山歩き、充実した1日でございました。
平成26年7月18日 晴れ/曇り
登り口(8:17)~金糞岳~白倉岳~下山(14:20)~虎御前山