ブクログより
きたきたきたぁ~捕物帖、第二弾。
亡き親分から引き継いだ「朱房の文庫」の振り売りをしている北一。
爺さん婆さんが切り盛りする長命湯の釜焚きの喜多次。
北一と喜多次できたきたコンビ。
宝船の絵の中の弁才天だけが抜けている、あるいは背中を向けているという不思議な絵が出回って。
それと共に幼い子供が不審死するという「子宝船」
親子3人が毒殺されるという「おでこの中身」ほか。
政五郎親分に目をかけてもらって、岡っ引きの下の下ぐらいの身分で動き回り、事件を解決していく。
前回に比べて、なんだか北一がすごく成長したな、頼もしくなったなという感じがする。
そして喜多次もちょっと口数が増えてきて、北一との意思疎通ができている。
そしてそして、第二話に出てくるおでこ、こんなところでまた出会えるとは・・・
どこで出てきたお人であったか・・・
失念したが、達者であったことは喜ばしい。
ますます続きが楽しみだ。
子宝船きたきた捕物帳二 / 宮部みゆき