今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

子宝船きたきた捕物帳二

2024年05月26日 | 「本」のひきだし

ブクログより


きたきたきたぁ~捕物帖、第二弾。

亡き親分から引き継いだ「朱房の文庫」の振り売りをしている北一。
爺さん婆さんが切り盛りする長命湯の釜焚きの喜多次。
北一と喜多次できたきたコンビ。

宝船の絵の中の弁才天だけが抜けている、あるいは背中を向けているという不思議な絵が出回って。
それと共に幼い子供が不審死するという「子宝船」
親子3人が毒殺されるという「おでこの中身」ほか。

政五郎親分に目をかけてもらって、岡っ引きの下の下ぐらいの身分で動き回り、事件を解決していく。
前回に比べて、なんだか北一がすごく成長したな、頼もしくなったなという感じがする。
そして喜多次もちょっと口数が増えてきて、北一との意思疎通ができている。
そしてそして、第二話に出てくるおでこ、こんなところでまた出会えるとは・・・
どこで出てきたお人であったか・・・
失念したが、達者であったことは喜ばしい。
ますます続きが楽しみだ。


子宝船きたきた捕物帳二 / 宮部みゆき

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今年のシロヤシオは・・・竜が岳

2024年05月19日 | 「山」のひきだし
季節は移り変わり、花も移り変わり。
五月も半ば、そろそろシロヤシオの咲くころだと竜が岳に行ってきました。


重ね岩を過ぎたあたりからぽつぽつ。



数えるほど


でもしばらく行くと


結構咲いているのもあり


これだけ咲いてたら十分です






すれ違う人から、今年はだめです・・・なんて言われていたもので、1・2本でも咲いていたのは嬉しかったです。


その他サラサドウダン?


イワカガミ


ツツジ


など、楽しませてくれました。


新緑のグラデーション


登山道はだいぶん整備されています。




平日にもかかわらず結構な登山者です。


治田峠を見下ろしますが


羊さんは1・2匹




シロヤシオの葉っぱ、可愛いです。別名ゴヨウツツジの由来がよくわかります。


登山口(石榑峠)に設置されたトイレ。協力金100円です。


今年は残念!とはいえ全く咲いていないわけではなく、他の花も愛でながら久しぶりの山でした。
何枚もの写真は、同じ木を角度を変えてとか、帰路にもう一枚とかそんな感じです(*´σー`)エヘヘ



2024年5月16日(木)晴れ/曇
竜が岳

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六畳間のピアノマン

2024年05月18日 | 「本」のひきだし

ブクログより



投資用マンションの営業として入社した、大友、夏野、村沢。厳しいノルマ、GPS付き携帯で終始見張られ、早朝深夜を問わずの飛び込み営業、家へ帰る時間が惜しく、事務所の床で寝るような生活。

超ブラック企業のパワハラ上司による洗脳で、もはや人間であることを忘れたかのような三人。
やがて締め付けはエスカレートし、洗脳から解き放たれ、こっち側に戻った者と、追い詰められあっち側に行ってしまったものと。

人間、働かなくてはいけないが、命を懸けてまでする仕事なんてない。
自分の居場所など、探せばどこにでもあるだろう。
そこにとどまる理由などきっとたいした理由ではない。

今こうしている時にも、理不尽な職場で、理不尽な仕事に追われている人がいるかもしれない。
少しその手を止めて、周りを見渡してほしい。
自分のことを見つめてほしい。

NHKのドラマを最初に見ました。
ビリー・ジョエルの「ピアノマン」を主人公のひとりが動画投稿サイトで歌う場面がしばしば登場する。
ドラマの内容とこの曲の旋律がリンクして、殊更切なくさせました。



六畳間のピアノマン / 安藤祐介

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47都道府県女ひとりで行ってみよう

2024年05月06日 | 「本」のひきだし

ブクログより




自由にあちこち行けないとついこんな本を手に取ってしまいます(2020年の感想です)。いや国内ならもう出かけてもいいと思うんですが、なんというか臆病になったというか、二の足を踏むというか、う~ん面倒くさいだけかもしれませんが。

で、人の紀行文を読んで楽しむ自分がいる・・・
一人というのは、身軽で、気をつかう必要がなく、好きにできていいのですが、行った先々で色々気をつかうんですね。
ファミリーやカップルで賑わうなか、一人でも十分楽しんでいるんですが、周りからはどう思われているんだろうとか、まだまだおひとりさまお断りの旅館があったり、気苦労はあるようです。

だんだん慣れてきてそれなりに楽しまれていますが、後の方になると、毎月月末(毎月一県という決まり)に出かけられているのがおかしいです。それって義務になってますやん!!😵


47都道府県女ひとりで行ってみよう / 益田ミリ







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