今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

ハロウィン一色のお菓子教室

2013年10月28日 | 「お菓子教室」のひきだし


10月のお菓子教室です。
店内に足を踏み入れると、ハロウィンのディスプレイで店内はオレンジ一色。教室に入る前に思わず足を止めて、見入ってしまいました。


飴細工。



絵本仕立て。



お菓子もいっぱい。



パティシエもオレンジ色のユニフォームです。

お菓子を、取り置きしてもらってばたばたと教室に向かいます。今日の目的を忘れるところでした。

さてさてハロウィン一色の店内でしたが、今日のお菓子はなぜか?苺のショートケーキ・・・
「値段は高いのですが、お味のほうはいまひとつです」と先生も苦笑い。


本日の生地は、ビーナマッセというウィーン風の生地で、卵黄が多く入るので、きれいな黄色に仕上がります。


なんと! 焼きあがったら皮をめくるみたいに一番上をはがします。


三等分に切り分けてシロップを塗ります。

間に苺、生クリームをはさみ、重ねたらいよいよナッテ、生クリームを塗る作業です。
いくら頑張っても、たまにしか練習していないのに(この教室の時間の空いたときだけ)上手にできるはずがありません。(言い切る!!)
こてこてやりながら、先生の巡回を待ちます。


先生、お見事!  ちなみに私のも写真に撮っておいたはずなのに、残すに堪えないとカメラが勝手に削除したみたい。


デコレートされて、切り分けされました。


均等なクリームの厚さ、三角のとがり具合、はてはセロフアンの開け口の位置まで、お見事です。
思わずため息がもれます。もちろん先生作。


だんだん高度なお菓子になってきました。せっかく焼き上げても、うまく切れなかったりセロフアンを巻いたりしているうちに崩れたり、自分ちで食べるだけだし~なんて負け惜しみ言ってますが、やっぱりちょっと悲しい・・・     器用不器用もあるだろうけど、やっぱり性格かなぁ。



ウィーン風生地はお口の中で溶けるのでした。







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秋を探しに・・・御在所岳

2013年10月25日 | 「山」のひきだし
27号・28号とダブルで台風がこちらに向かっております。
菰野町は、お昼頃から70%の確率で雨が降るという予報の中、御在所に出かけてきました。
無謀なことを・・・というお叱りを覚悟の上です。

無謀というと、駐車場で支度をしていると、二人連れの女性が来られて、中道登山道の場所を聞かれました。
なんでも「初めて」なのだとか。
中道を行くのが初めてなのか、御在所が初めてなのか、まさか山が初めてということはないよね?って。

さてさて私たちも、中道から登ります。無謀というか物好きな人たちがちらほらいて心強いです。


下界は明るく、見晴らしもいいです。



9時ごろになるとロープーウエイも動き出しました。



高度を上げていくと、ちらほら木々の葉っぱが色づいてきました。
このあたりで、ぱらぱらっときて防寒も兼ねてレインを着ることに。予報より早いやん。。



向かいの鎌も薄化粧しかけています。



岩を登りきると・・・



頂上直下の最後の鎖場を過ぎたところ。下に藤内小屋が見えています。
ここが最高でした。展望にちょうど良い岩があるのですが、風が強くてよろけてしまいそうでゆっくり見ていたいけど、怖い。

登りきると、こんな日でもロープウェイで来た、たくさんの人たちにびっくり。
ツアーに中に組み込まれているんだよねきっと。

雨に急かされるように、休憩もせず歩いたので、まだ10時。
アゼリア前の軒下で、大休止のようなランチのようなものをすることにしました。
ちょっとした手違いで、量的にもそんな感じでちょうどよかったです。(ふふふっ)

帰りは一の谷新道を降ります。
いつか春過ぎに登ったのは、一の谷から登って、中道を降りるという今日の逆でした。さて降り始めると、すごい激下りです。こんなだったかな??   雨で滑るし気を遣います。



足元ばっかり見て、ひたすら歩いてふっと顔を上げると・・・

雨も激しくならず、木々の間は特に気にならないくらいで、しっとりした紅葉がきれいだね~って、負け惜しみではなく、本当に。


今年は豊作らしいですよ。


ザックの上にお土産。


いつの間にか、アスファルトもまだ新しい駐車場ができていました。昔の料金所跡のあたりです。
50台くらいは止められるのでしょうか。でもシーズンになるとまだまだ足りないでしょうね。



平成25年10月23日(水)曇り/雨

御在所岳 1212m

御一緒くださった、mayuさん・脱力登山家さんありがとうございました。



コメント (6)
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みをつくし料理帖

2013年10月17日 | 「本」のひきだし

ブクログより


みをつくしシリーズの文中に出てくる料理のレシピ本です。

毎回、毎回季節季節のおいしそうな料理が出てくるのです。
小説では、主人公の澪が作るのですが、作者の高田さんが試行錯誤して実際に作っておられたんですね。
材料はきゅうりや里芋や旬の魚など、どこででも手に入るものを、工夫して手を尽くして、毎回訪れる人をあっと驚かせるのです。

ネーミングにも凝っていて、「忍び瓜」とか「はてなの飯」だとかどんな料理だろうと想像を掻き立てられます。
本作では、写真も載っているのでなるほどなぁと納得のいく料理もあります。

レシピの合間、合間に作品の成り立ちや、作者の思い入れや、読者に対しての気持ちなど、高田さんの思いがつづられていて、シリーズのファンにとっては大変興味深いものです。

これはぜひ手元において、季節ごとにぱらぱらと眺めながら、作ってみたいです。
さしずめ今の時期、里芋の黒胡麻あんなど、おいしそ~



みをつくし料理帖 / 高田郁
★★★★☆







「フォックスフェイス」花材などに使います。畑になってるの初めて。



茄子科なんです。花は茄子っぽい。

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あん

2013年10月12日 | 「本」のひきだし

ブクログより



「あん」和菓子の餡のことでしょうね。
読み始めて主人公の名前が「千太郎」というのがますます餡との結びつきの強さを感じました。

というのは京都に「仙太郎」という和菓子屋さんがあり、そこのつぶ餡が素晴らしくおいしいのです。
最中など、最中を食べているのかつぶ餡を食べているのかわからないくらいの存在感です。
もしやそこからのネーミングかと作者のプロフィールを見てみましたが、特に京都にゆかりのある方ではないので偶然なのでしょうか。

また作者のドリアンさん・・・アン・餡です。
以上、本文とは関係ありません。

主人公が一人で切り盛りするどら焼き屋さんに、一人のおばあさんがやってきて、餡作りに雇ってくれと言います。
餡を変えたことで、おいしくなったどら焼き。繁盛するお店のほのぼの心温まる話かと思いきや・・・
おばあさんにも、店主にも重くてやるせない過去があり、いまもずっと引きずり、抱えながら生きている、という予想を裏切る展開となっています。

甘くておいしい餡が、人々を幸せにしてくれる、そんな話を想像していたのですが。
起きてしまったこと、済んでしまったことは仕方がないにしても、残された未来に希望を見出すような結末が少しだけ見られることが救いでしょうか。




あん / ドリアン助川
★★★☆☆








先日、愛知に行った帰りなぜだか?御在所SAに立ち寄った時、見つけました。
かわいい~~ ご当地ラーメン、この他にも各種みそ味のラーメンなど、愛知ならではの珍しいのがいっぱい。



スープは、みそ味、塩味、しょうゆ味と三種類。



国内産材料使用というのもうれしいです。
キリンの首のように、ほそ~く、誰からも愛されるようにとのネーミングだそうです。

今度、もっとゆっくり行ってみよう。御在所SA。


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みっちり(^u^)パン教室

2013年10月08日 | 「お菓子教室」のひきだし



パン教室に行ってきました、愛知まで。
先生はたねやのお菓子教室で一緒だった人です。なんとパン教室を主宰されていたんです。
同じくお菓子教室仲間の方に途中で拾ってもらってでかけました。運転は娘さん、お世話になりました。

何が焼きたい?って聞かれたので、教室で人気のメロンパン!とリクエストしといたよ。て話から「メロンパンって、上に乗っかってるのは食べるけど、肝心の生地は、なんかカスカスでおいしくない」とか「今までおいしい!て思えるメロンパン食べたことない」
結果はっきり言って嫌いって え~~??
もし今日のメロンパンもそんなのだったら、ここでの話はオフレコね。と念を押しつつ。

雑貨店も兼ねた店内は、バラ模様の小物で埋め尽くされ(バラが大好きなんです)
女の子なら きゃ~かわいい~~と盛り上がること間違いなしの小物たちがそろっています。

材料はもうすでに、捏ね機の中でぐるぐる回っています。
うん?これがメロンパンの生地?ドライフルーツがいっぱい、シナモンの香りもしてます。ミルクティに紅茶の葉も入れるの?
う~ん、みんなの顔がほころびます。そこで車中の話を暴露して大爆笑。


冷やしておいたビスケット生地で包み込んで、模様をつけます。


いざ!オーブンへ。


メロンパンの生地にクリームを入れて編み込みパン。



メロンパンを焼いている間に、こんどはフランスパンです。
生地は少し柔らかめで、ちょっとべたべたするので、粉をつけながら。


チーズクッペ。チーズをたっぷりのせたら首を絞めるんです。


奥がベーコンエピ、左が秋らしくシャンピニョン、右がチーズクッペです。

みっちりやりたい。という希望を出しておいたら本当にみっちりで、次はこれ!その間にこれやって とハードなスケジュールに少々疲れ気味。お菓子でもパンでも体力勝負ですわ。

お昼も過ぎて、おなかも減るわで心なしかみんな無口になり、もくもくと手を動かしていましたが、次々といいにおいで焼きあがってくると、わぁ~って、やっぱりうれしい。



編み込みパンも焼けました。

それから後はおしゃべりをしながら試食会。みんな好きなだけあって、お菓子やパンのことにすっごく詳しい。私はほとんど聞き役で、時々「それ何?」って質問するくらい。
あっ、メロンパン。おいしかったぁ、自分で作ったからじゃなくて、あれだけ中にいろいろ入れたらおいしくなるよね。
今日のは、いつもの教室の分量じゃなくて、スペシャルバージョンだそうです。

先生は、(私と同年、偶然)自分がやりたい!と思ったらまずその業界に飛び込んで現場で勉強する、という有言実行の人です。だから教室に通ってるだけでは絶対わからない現場の臨機応変な作業などを実際体験して、今でも勉強中という、熱心な熱い人で、その会得した中からいいとこどりして教えてくれるという、生徒にとってはこの上なく幸せな教室です。
もう少し近かったら週一でも通うんだけどな~  また次回まで。

西春日井郡豊山町(住所だけ見るとすごい田舎みたいだけど、名古屋駅も近いし空港も近いです)
にある「MAMMAMIA」というお店です。
お店の写真撮るの忘れた~







コメント (4)
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