10月のお菓子教室です。
店内に足を踏み入れると、ハロウィンのディスプレイで店内はオレンジ一色。教室に入る前に思わず足を止めて、見入ってしまいました。
飴細工。
絵本仕立て。
お菓子もいっぱい。
パティシエもオレンジ色のユニフォームです。
お菓子を、取り置きしてもらってばたばたと教室に向かいます。今日の目的を忘れるところでした。
さてさてハロウィン一色の店内でしたが、今日のお菓子はなぜか?苺のショートケーキ・・・
「値段は高いのですが、お味のほうはいまひとつです」と先生も苦笑い。
本日の生地は、ビーナマッセというウィーン風の生地で、卵黄が多く入るので、きれいな黄色に仕上がります。
なんと! 焼きあがったら皮をめくるみたいに一番上をはがします。
三等分に切り分けてシロップを塗ります。
間に苺、生クリームをはさみ、重ねたらいよいよナッテ、生クリームを塗る作業です。
いくら頑張っても、たまにしか練習していないのに(この教室の時間の空いたときだけ)上手にできるはずがありません。(言い切る!!)
こてこてやりながら、先生の巡回を待ちます。
先生、お見事! ちなみに私のも写真に撮っておいたはずなのに、残すに堪えないとカメラが勝手に削除したみたい。
デコレートされて、切り分けされました。
均等なクリームの厚さ、三角のとがり具合、はてはセロフアンの開け口の位置まで、お見事です。
思わずため息がもれます。もちろん先生作。
だんだん高度なお菓子になってきました。せっかく焼き上げても、うまく切れなかったりセロフアンを巻いたりしているうちに崩れたり、自分ちで食べるだけだし~なんて負け惜しみ言ってますが、やっぱりちょっと悲しい・・・ 器用不器用もあるだろうけど、やっぱり性格かなぁ。
ウィーン風生地はお口の中で溶けるのでした。