ブクログより
小川洋子はお気に入りの作家さんだ。
大抵の著作は読んでいるのに、この「博士の・・・」は未読だった。
縁がなかったのだが、今回手にすることができた。
まず驚いた、帯に第一回本屋大賞受賞作とある。
これはすごいなぁ。
発行は2003年、2004年ですでに27刷、今現在どれだけ売れているのだろう。(どうでもいいことだけれど)
私は数字は基本的に拒絶反応を示すので、それもこの本を今まで読まなかった理由かもしれないけれど、むつかしい数字の羅列の場面は飛ばし読みしても全然大丈夫なので問題なし。
そうしてまたしても思う、こんな題材をどうして思いつくのか・・・
どうしたらそういう発想が出てくるのか、どの作品を読んでも思うことだけれど。
今回も10歳の子供がいい役割を果たしている。
子供の存在は大きい、そして涙を誘う。
これは確か、早くに映像化されて、見た記憶はないが、博士を寺尾聡が確か演じていて、読んでいる間もずっと、寺尾聡が私の頭の中で、低いあの声でブツブツと話しているのだった。
博士の愛した数式 / 小川洋子
また野菜ネタで恐縮です
今年収穫した中で一番大きい。11.8㎏(比べるものがないので、直接書いてある)