山芋、長いも、銀杏芋、ヤマノイモ、とろろいも・・これらの違いについて
ご存知だろうか。
院長です。
おはようございます。
院長は山芋を料理に使うことが滅多に無いので、
詳しい分類などよくわかりませんでした。
しかし、今回のレシピを作る際に
「はて?長いも?山芋とはちがうのか?とろろいものことじゃないのか?」と
疑問に思ったので、ちょっくら調べてみました。
なるほど~!よくわかりましたので、ここで説明します。
まずは、とろろいも、銀杏芋、大和芋は実は全部同じもので、
地域によって呼び名が違うだけだそうです。
扇のような形をしたこの芋は一般には銀杏(いちょうと読む)芋で、
関東では大和芋と呼ばれます。
で、この銀杏芋がなかなかいい粘りを出すので、通称としてとろろいもと呼ばれてます。
なるほど。
で、長いもというのは文字通り長いいもで、もっともポピュラーなものです。
値段もお求め安く、使い勝手がいいので人気がありますが、銀杏芋のような
粘りが無いので、とろろとして使うのはイマイチなんですって。
しかしここからがちと、ややこしい。
銀杏芋も分類としては山芋科の長いもの類に入るのです。
山芋というのは長いも、自然薯、ダイジョ(マニアック)を合わせた総称で、
大きくいうと長いもも銀杏芋も長いもなんです。
図で書くのが一番分かりやすいですね。
で、(1)の自然薯も「ジネンジョ」という芋があるわけではなく、
山に自生する野生芋を総称して自然薯と呼びます。
市場に流通することはほとんど無く、希少とされますが、
あじわい、粘り等全てが一級なんだそうです。
しかし、資料によっては(3)の長いもを「ヤマイモ」と総称し、
(1)の自然薯を「ヤマノイモ」と分類しているものもあり、
ややこしいことこの上ない。
芋について調べていると、土地柄や歴史と密接に関係があり、実は深いです。
で、今回改めてわかったんですけど・・・院長・・・
分類大好き!
まぁこれは趣味の話なので、普通は
「煮物用は長いも。とろろ用は、平べったい形の大和芋」
とだけ覚えておけばいいと思います。
さて今回のお話を踏まえてのレシピは「長いもと豚バラ肉のカレー醤油煮」です。
(作り方)
1) 長いも2/3本を皮を剥いて幅1センチの輪切りにしてフライパンで炒める。
焦げ目が付くまで炒める。
2) 炒まったら豚バラスライスを200グラム加え、色が変わるまで炒めたら
だし汁(ほんだしで上等)を300cc加え、煮立ったらアクをとる。
3) 酒、砂糖、醤油を各オオサジ1づつ加え、中火で5分煮込んだら、
カレー粉を小さじ2入れて1パックのしめじを入れて、
2分ほど煮込んで完成。
万ネギを散らすのはいろどりの定番です。
ご存知だろうか。
院長です。
おはようございます。
院長は山芋を料理に使うことが滅多に無いので、
詳しい分類などよくわかりませんでした。
しかし、今回のレシピを作る際に
「はて?長いも?山芋とはちがうのか?とろろいものことじゃないのか?」と
疑問に思ったので、ちょっくら調べてみました。
なるほど~!よくわかりましたので、ここで説明します。
まずは、とろろいも、銀杏芋、大和芋は実は全部同じもので、
地域によって呼び名が違うだけだそうです。
扇のような形をしたこの芋は一般には銀杏(いちょうと読む)芋で、
関東では大和芋と呼ばれます。
で、この銀杏芋がなかなかいい粘りを出すので、通称としてとろろいもと呼ばれてます。
なるほど。
で、長いもというのは文字通り長いいもで、もっともポピュラーなものです。
値段もお求め安く、使い勝手がいいので人気がありますが、銀杏芋のような
粘りが無いので、とろろとして使うのはイマイチなんですって。
しかしここからがちと、ややこしい。
銀杏芋も分類としては山芋科の長いもの類に入るのです。
山芋というのは長いも、自然薯、ダイジョ(マニアック)を合わせた総称で、
大きくいうと長いもも銀杏芋も長いもなんです。
図で書くのが一番分かりやすいですね。
で、(1)の自然薯も「ジネンジョ」という芋があるわけではなく、
山に自生する野生芋を総称して自然薯と呼びます。
市場に流通することはほとんど無く、希少とされますが、
あじわい、粘り等全てが一級なんだそうです。
しかし、資料によっては(3)の長いもを「ヤマイモ」と総称し、
(1)の自然薯を「ヤマノイモ」と分類しているものもあり、
ややこしいことこの上ない。
芋について調べていると、土地柄や歴史と密接に関係があり、実は深いです。
で、今回改めてわかったんですけど・・・院長・・・
分類大好き!
まぁこれは趣味の話なので、普通は
「煮物用は長いも。とろろ用は、平べったい形の大和芋」
とだけ覚えておけばいいと思います。
さて今回のお話を踏まえてのレシピは「長いもと豚バラ肉のカレー醤油煮」です。
(作り方)
1) 長いも2/3本を皮を剥いて幅1センチの輪切りにしてフライパンで炒める。
焦げ目が付くまで炒める。
2) 炒まったら豚バラスライスを200グラム加え、色が変わるまで炒めたら
だし汁(ほんだしで上等)を300cc加え、煮立ったらアクをとる。
3) 酒、砂糖、醤油を各オオサジ1づつ加え、中火で5分煮込んだら、
カレー粉を小さじ2入れて1パックのしめじを入れて、
2分ほど煮込んで完成。
万ネギを散らすのはいろどりの定番です。