院長のひとりごと

私、竹村院長が食べ物から健康まで基本的にノンジャンルでかきつづります。

「危険? そう・・」

2007年08月08日 07時00分46秒 | ノンジャンル
ここ最近、中国産の食材に対しての警戒心が消費者の中で高まっています。


段ボール入りの肉まん騒動は結局、やらせだったとの釈明がありましたが

実のところはどうだか・・・

でもね、安いってそういうことだと消費者は現実的に理解するべきだと思うんです。


無農薬有機野菜がなんであんなに高いのか?

それよりも3分の1近い値段で売られてる野菜があるのはなぜか?

消費者は後者を、企業努力によっていろんな流通経路を駆使し、無駄なコストが

そぎ落とされた結果だと思いたいですが、世の中そんなに甘くない。


実際に目の当たりにしたらヒクくらいの農薬を使い、害虫を手で駆除する手間を

最大限省き、成長促進作用のある化学肥料を惜しげもなく使うのでしょう。

法定数値ぎりぎりのやり方でね。


だから安い。


もちろん毒物が入ってりゃそれは問題ですが、安いものには安いなりの理由があるはず。

だから食に対して漠然と不安を抱く人は高い野菜を買うことで、リスクは

極力避けられるでしょう。

でも人がやってることですからもちろん高い野菜が完全と言うわけではない。


要はね、乱暴な言い方をすると気分の問題じゃないかと。


怯えながら安い野菜を食ってる人はきっと不健康になりやすいし、

高い野菜だから安心!って高い野菜を食ってる人はきっと健康がちでしょう。


でも安い野菜を安い!って喜んで、怯えずに食ってる人もやはり健康がちで、

高い野菜さえ、「本当に大丈夫かしら?」って怯えて食ってる人は不健康になる気がします。


病気と一緒。診断名がつくと途端に弱る人はとても多いです。

だったら検査なんかしないで知らずに過ごしてりゃ元気に長生き出来たんじゃね?

と思うことは多々あります。


世の中知らなきゃいいことだらけだし、長生きしたけりゃあれこれと知りたがるな!

というのが逆説的な真理なんじゃないかと思う。


院長は無農薬有機野菜なるものを買ったことは、ただの1度もありません。